なんでまた66歳にもなって「ネットで収益を出す」なんてことに興味を持ったのか、自分でも馬鹿じゃないかと思うんですが、お金儲けの話になると興味津々なのはきっと性なんでしょうねぇ。
でも大きな壁があるのがすぐにわかりました。
大雑把に言えば「IT」に関する知識の欠如。
パソコンに関しては、Z80なんてCPUを使っておもちゃみたいな物をいじくり回していましたし、いわゆるパソコンが世に出てきてアルファベットとカタカナしか表示できない頃にはすでにパソコン通信をやっていましたし、実はオーストラリアの永住権を取る条件に「当時オーストラリアには無かった【パソコン通信網を構築する】」なんて壮大な計画がありました。
私は技術者ではないものの、日本のパソコン通信網の立ち上げに関わったこともあってそんな計画を持ったのですが、正直なところ、コンピューターの理解に関しては「利用者」としてはそこそこ知識も経験もあると思っていたんですよ。
でも時代はどんどん進んだ。
これにまるで追いついていないんですね。インターネットが世に出てきた時には飛びつきましたし、早速HTMLなんてのも勉強してサイトを立ち上げたりしましたが、当時の知識なんて今の時代では幼稚園以下。何の役にも立たず。
こうやってブログを立ち上げていますが、有料サーバーに「Wordpress」というソフトを載せて動かしているものの、たくさんあるテンプレートを使っているうちには何の知識もいらないものの、ちょっと変更するとなるととんでもなくややこしい世界に入っちゃうのね。当然、プログラミングの知識は必要で、でもそれはかつて皆が学んだBasicみたいに簡単ではなくて、また小さなプログラムの集まりで一つのシステムが動くわけで、その構造とかそれぞれの関わりがわからないとどうにもならない。
なおかつ、うまく動かないときも多くあって、それを調べていくとWordpressの問題ではなくて、サーバーの問題なのがわかったり。で、それを変更しないとならないわけですが、これがまた簡単じゃないのね。UNIXの最低限の知識がないと「変更する」ことさえも出来ない。サーバーには簡単に変更ができるようなマネージャーがあるにしてもそこにごっそり並んでいる機能そのものがわからない。
つまり、「最低限必要な知識」のハードルが半端じゃなく高いと感じるわけです。
今はこのブログの欠点を治すべくいろいろいじっていますが、Wordpressそのものの構造がわからないとどうにもならず悩んでいます。ネットを検索して回避策を探してそれを実行してもちゃんと動かないなんてのは毎度のこと。
自分の頭の中には「こういうブログにしたい(形式)」という理想の姿がなくはないのですが、それをどうやって作ったら良いのかは闇の中・・・・。
だからWebクリエイターなる職業があるんでしょうね。
ブログをオープンする?簡単じゃん、なんてのとは全く違う世界が存在するわけで、ましてやそれで企業のイメージや売上が変わるわけだし、アフィリエイト専業でもまるで結果が変わるんでしょう。
そういう知識もノウハウもないこのジジーとしてはどうするべきか。
諦めるのが一番簡単だけれど、それって「俺はもう完全に終わったジジー。老兵は死なず只消え去るのみ」ってのを認めることになるのね。
随分、昔だけれど、老齢になっても経団連会長で頑張っていた土光氏が言っていたっけ。「50,60はまだ洟垂れ小僧」だと。(笑)
このアドセンスじゃのアフィリエイトじゃのに一生懸命になってもコストパフォーマンスを考えると無視するべきだし、やるべきことがあるのだからそっちだけ見ていればよいのはわかるんだけれど、こういう時代の流れに全く乗れない、取り残されている自分を認めちゃうと本当にあとは黄泉の国へ行くだけみたいな気がしてくるんですよ。
無駄なあがきなのはわかっているんですが・・・・・。
ジジーをバカにするなよ~~と世間に声を上げたい気持ちもあるのは間違いがない。(笑)