今回のコロナウィルス騒動ですが、「健康的」にどういう影響があるかの関心以外に、これが「経済的」にどういう影響があるのか。市場はどう動くのかも非常に重要だと思います。
株価もすでに大きく動いていますし、今後、感染が広がるとか、何か新たな事実が出てくると世界経済が大きく変化する。当然、為替も動きますし、そんなの関係ないと安心していられる人は多くはないはず。
そんなことを調べていたところ、一つの動画を見つけました。
そこで言われていることで、「盲点があった」と思いました。
今回のコロナウィルスですが、症状とか致死率とかとは別に「感染力が強い」と言われていますよね。でもSARSやMERSの様に「飛沫感染」ならそれなりに抑え込むのも可能なんでしょう。
ただ「飛沫感染」だという確定はないそうで
「空気感染」だとしたら、とんでもなく広範囲に感染が広がる
らしい。
ま、理屈的にはそうなのは想像できますが、実際、どうなんでしょうか。
また今回のコロナウィルスはSARSとは違って
(最大)14日間の潜伏期でも感染する
と言われていて、これは「知らない内に感染が広がる」ことを意味しているわけで、簡単に考えてはダメかもしれない。
そしてもしこの2つが重なることがあれば、「中国経済は大打撃を受ける」する可能性すらある。
そして中国依存が強い「韓国」もただではすまない。
当然、その影響は世界中に広がるはずですが、「空気感染」かどうかがその鍵を握っているとは思いませんでした。
ただ私は、これは「人災」だと思っていて、「人災に売り無し」という相場の格言が頭から離れません。
今後、どこまで感染が広がり状況が悪化するのか、まだ専門家も「予想が難しい段階」と言われていて、極論を言えば「世界経済の崩壊もありうる」わけですね。
でも、そこそこのところで「収束」すれば、そこからの反発はかなり大きいはず。
ちょっと日経平均を見てみましょう。
長期投資の人が何をどう考えているのか私にはわかりませんが、「短期トレーダー」だとすれば、少なくとも今の時点では「買いポジションはない」はずですが、この下降波動を追いかけて「ショートする」のは危険だとしても、これが反発するときのチャンスは逃してはならないかもしれない。
◯ もし「収束する」としたら、どういう情報が出来た時に「収束する」と読むのか
◯ 収束するとなると「何から動き出す」のか
◯ その時に、自分が「ロングで入る」としたら、株だとすればどの株なのか。先物なら?為替なら?
これらのことを今からシミュレーションしておくのは良いかもしれませんね。
ちなみに我が家は「超短期」の「日中の動き」しか直接関係ありませんし、見方が違うのですが、それでもどの銘柄の動きに注目するべきかは考えています。
ただし、「商いが集中しすぎる」のも売買が難しくなるため、狙うべきは二番手、三番手の銘柄、つまり「ビッグプレイヤーが好んで売買する銘柄」や「猫も杓子も騒ぐ銘柄」から離れたところが良いと見ています。また基本的には「下がるから売る」「上がるから買う」という感じではなくて、「上でも下でも大きく動いてくれればOK」で、どちらに動いても関係なく、「トレンドが大きくて見やすくなる」時が近づいていると思っています。
そういう意味で、今の時点では「憶測が交錯している」時期で、結構難しい。
ま、今後、1週間でかなりのことが見えてくるんじゃないですかね。潜伏期間中に武漢から出た人たちの発症がどういうことになるかも見えてくる頃。
ちなみに為替はもうすでに面白い(この言葉が適切かどうかは別にして)状態。
USD/JPY 5分足