我が家はモントキアラに住んでいますが、買い物というとパブリカのB.I.G.かワンモントキアラのビレッジグローサーです。地域にジャヤグローサーは二軒、コールドストレージ、キアラマート、韓国食材店が4軒ありますが、そこだけでは買い物が終わらないのでほとんど行きません。韓国食材店は時々行きます。プラザモントキアラの店ですが。
今年に入ってから、なんだか「日本食材が変だなぁ」と思っていたんですよ。
私が買いたいもの、ヨメさんに買ってきてくれと頼まれたものの多くが売っていない。もちろん、今までは品切れになることは殆どなかったものです。
パブリカのB.I.G.やワンモントキアラのビレッジグローサーは「日本食材の品揃えが良い」と言われるスーパーでこれです。(ビレッジグローサーの方が良い)
ま、どちらの店も品揃えを見ていると日本人が品揃えを考えているとは思えず(スーパーは卸商に丸投げしているはず。消化仕入れ、場所貸しみたいなものでしょう。ジャヤグローサーは自社で全品発注しているらしい)、大事なものが無いなんてのはいつものことなんですが・・。(例えばカレールーはいろいろあるのにハヤシ、ビーフシチューはないとか)(すし酢はあるのに普通の酢がないとか)
その日本食が少ないってのが、最近、行くたびに酷くなっている。
去年からの在庫しか業者が持っていないんじゃないか、日本から入荷が止まっているんじゃないか、みたいな感じ。
そりゃその時その時、量の多い少ないってのはあったけれど、こんなのは初めて。
B.I.G.の冷蔵庫には冷蔵物がいろいろある(豊富ではないにしろ)のが普通なのに、こんなになっちゃいました。白滝がごっそり。
納豆専門店か?みたいな。
いつもごっそりあるカップラーメンも少なめ。(コロナウィルス関係の買い溜め?)
正直なところ、私達がマレーシアに来て3年半経ちますが、日本食材の品揃えはどんどん悪くなっているのは間違いがありません。
きっと「売れ筋だけ置く」ってことなんでしょうが、B.I.G.は子供が食べるような菓子類はごっそりあって、前はそこに並んでいた諸々が無くなったし、寂しくなったなぁと思っていたら、最近のこの減り様。
海外に出て「海外には日本食材が売られているのかな?」なんていう人が見れば、「醤油もある、お米もある、なんでもある」ってことになるんだろうとは思いますが、普通、日本人が多い海外の和食材ってもっと凄いのが普通なんですよね。大きな和食材専門店も結構あるのに、なぜかマレーシアにはそれも無い。
ダークホースが「正直屋」で、値段は別にして、結構、ツボにはまるものがあるのね。
どこにも売っていないて困った時に正直屋に行くと売っていたり。「油揚げ」「紅生姜」「もち麦」「味覇(ウェイパー)」とかですが。(笑)
でもそういう正直屋も「品揃えが豊富」とは全く言えない状態。
どこか他の店に行けばごっそりあるんだろうか。
私が過去に調べた限りでは、B.I.G.、ビレッジグローサーが双璧で、でもこの2店も「場所によってまるで品揃えが違う」んですよね。店名は同じでも「納入業者(品揃えは彼らが考えるはず)が違う店」もあるし、地域によって売れ筋が違うのも当たり前。そういう意味でもパブリカのB.I.G.やワンモントキアラのビレッジグローサーはまぁまぁ良かったんです。
伊勢丹に行ってみろ?
行ってみますかね。
でも伊勢丹も私達が初めてマレーシアに来た10年前は、「こんなに充実しているのか」とびっくりするぐらいの品揃えだったんですよ。ヨメさんが「私はここに住みたい」と言ったぐらい。
でもその伊勢丹も段々と品揃えが悪くなってきて、近年はわざわざ伊勢丹へ行こうとは思わなくなりました。それってLot10の地下も同じで、当初は「結構頑張るじゃん」なんて思っていたのが、今じゃその面影は全く無くて、見に行くたびに落胆するので行かなくなりました。
ただ私がまだ全く知らないエリアがあるんですよ。
それはKLCCの北側と言いますか、アンパン周辺というべきか。
あの辺はお金持ちの外人がごっそり住んでいるし、日本人もちょっとレベルが違う人達が多いみたいだし(駐在組も)、あの辺りに行くと品揃えがかなり違うんじゃないかとは想像しています。
でも、モントキアラからは遠いし、あの辺りの車の混雑を考えると一気に行く気が萎えるのね。
曜日とか時間帯を考えれば大丈夫かな?
しかし、我が家が欲しいのは決して特殊な和食材でもないのに、またクアラルンプール中を探し回らないとならないかと思うとがっくり気が落ち込みます。
あの大手の輸入卸商のF社ですが、あそこに行きますかね。でも卸用だから「大袋」に入っていて家庭では使い切れない物が多い。
ん?
スーパーから和食が減っているのは、ああいう商社に何かあったからとか?
実は、キアラマートですが、これまたいつもある商品が欠品続きで(和食材じゃない)、「どうしたの?」と聞いたら「社長が帰ってこないんですよ」なんてことを言っていました。キアラマートの社長ってインド人だと思っていたのですが、もしかしたら中国人で、中国で足止めを食らっているとか?
輸入卸商のF社も中華系だし、あそこはレストランだけじゃなくてスーパーにも卸している大手なわけで、ああいうところに何か起きたのだろうか。
前は良くクアラルンプール中を食材探しのために動き回ったもんですが、それは「特殊なもの、変わったもの」でした。
でもこれからは「普通のもの」を探すために動き回らないと駄目なのか。
参った・・・・・。
ゴールドコースト時代は、大きな韓国食材店、中華食材店が何件もありまして、日本食材も多く扱っていたし、「韓国、中華食材で日本食材の代用になるもの」がいくらでもあった。でもマレーシアは韓国人が多い割には韓国食材が豊富とは思えないし、中華食材専門はそれ自体がない。不思議ですね~~。中国人が多く住む地域に行けばあると言われて探したこともあるんですが、「甜麺醤」「豆鼓」「花椒」などを買うだけで大騒ぎですわ。あんなものどこでも売っていると思うんですが・・。
今では何時間、何日も掛けて探さずに、躊躇なく中華食材でも日本のアマゾンから買うようになりました。バカじゃないかと自分でも思うんですが、結果的にその方がコスパが良いのね。そして確実。ハズレもない。
マレーシアって魚類も買うのは難しいし、肉類も色々あるわけじゃないし、和牛なんてインチキ物を平気で売っているし、結構マレーシアって食材、調味料で困っている人は多いはず。
レストランはどこから仕入れているのか、本当に不思議。
お金を払いますから、仕入先を、どこに行ったら買えるのかを教えて下さい、なんて聞きたいぐらい。(笑)