やっと「豚の背脂」が手に入った ビレッジグローサー@1Mont

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豚の背脂が欲しいなんて・・・・

バッカじゃなかろかって思いますよねぇ。自分でもそう思う。でも欲しいものはしょうがない。

豚の背脂っていうと、ラーメンの「背脂チャチャッ」ですが、ラーメンじゃなくて他の料理にも使えるし、調べてみると「餃子に入れる」とコクが出るとかあればあったで使いみちがある。我が家はミンチは自家製ですが、それに混ぜ込んでおいてもオッケイ。

スーパーのノンハラルコーナーに「豚の脂だけ」がパックに入って売ってますよね。いつも豚の脂が欲しい時にはあれを使っていたのですが、あれは背脂だという店もあるのだけれど私はなにか違うといつも感じていました。

ということで、ビレッジグローサー@1Montの肉屋でいつもの女性(Aileen)に聞いてみたら手に入りますと。

背脂って英語では普通「Fat back(Back fatではない)」というのですが、彼女は「back loin fat」と言っていました。背脂ってまさに豚のロインに付いているアレなので間違いはないはず。トンカツの豚ロースの脂ですね。背脂は「皮下脂肪」で、「他の部位の【内臓脂肪】」とは別物。

届きましたと連絡が入ったので、行ってきました。

1キロですが、パックを開けてみると薄いなぁと思った。肉売り場ではたまに背脂らしい背脂がばっちり付いたロインを売っていますが、それとは随分違う感じ。

皮はついていません。価格はキロ単価23リンギでした。

こんな薄さ。

とりあえず適当な大きさに刻んで、冷凍用に小分けしましたが、包丁で切った時に「ブヨブヨ」とした感じではなくて「サクサク」してましたので背脂に間違いなし。\(^o^)/

でも薄い。

とりあえず適当な量で実験。圧力鍋で茹でてみます。時間は50分。普通の鍋なら2-3時間。

火を入れる前。

圧力鍋の蓋を開ける時がドキドキでした。「元のままの形」で残っていればオッケイ。でももし溶けていたり煮崩れしているようだと駄目。

形はちゃんと残っていて、スープは油ギトギトで白濁しています。ゼラチン質が多いので乳化したのでしょう。

箸では持てないほどブヨブヨで、これでオッケイ。これを目の荒い網などに入れて押し出せばあの「背脂チャチャッ」になる。

スプーンと箸でちょっと崩してみました。

ラーメンの「背脂チャチャッ」に使うのには全く問題がない。\(^o^)/

味見をしましたが、不思議なことに「脂ギトギト」の感じではないんですね。ここが大事なところ。

そしてほんのり甘くて「コク」を感じる。これこれ、これですよ。やっぱり「豚の脂(油)」そのものを入れるのとは大違い。

私が背脂が欲しいと騒いでいる時には冷ややかな目線だったヨメさんも息子も楽しみにしだした。ったくよ~。

すぐにラーメンでも作って背脂チャチャッで食べたかったのですが、楽しみは後でということで、今回テストで茹でたものも冷凍庫で冷凍することに。タッパに平べったく伸ばしてラップをきっちり被せ、冷凍します。固まったら小分けして「小さなジップロック」に入れる。

でも私は今悩んでいます。

背脂というとラーメンの背脂チャチャッですが、そうではなくて私はこれを調味料として使いたい。またミンチに混ぜるにしても、今までやってきたように生の背脂を刻んで混ぜるのか、それとも茹でてブヨブヨになったものを混ぜるべきか。また牛肉ハンバーグにこれを入れるのもアリだと思うのですが、どういう状態にして混ぜるべきか。生でもないブヨブヨでもないのが良いような気がしたり。いろいろ実験しようと思います。

和牛の背脂が手に入れば面白いことになるんですが・・・。^^;

実はですね、背脂ではなくて前にちょっと書きましたが、「豚の脂カス」も手に入れたんですよ。これってまさにカスですが、これも調味料としてはマレーシアでもよく使われているのね。多分、背脂よりもこのカスの方が調味料としては使いみちはいろいろあると思う。お好み焼き、たこ焼きにはばっちりかもね。ありとあらゆる料理に使えそう。

良さげな手作りショップなので、このお店で「ドライチリ」「サンバル」「フライドオニオン」「フライドガーリック」などを買ってみましたがそれぞれいい感じ。

このお店。

Lazadaにもショップが有る。

 

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