EMSの課税される確率が高いのは「キッチンウェア」なのがわかった。POSや税関でのやり取り。

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また日本からEMSを送ったのですが、今回は税関で止まっています。(T_T)

POSにメールを送れとトラッキングに出ていたので、メールを送りました。

トラッキング内容ですが、今回はなんと2020年9月8日に川崎で受付け、9月11日にはマレーシアに到着しています。日本では今までのように長く留め置かれていない。だから税関で止められなければ9月12日か13日には配達されたはず。一週間以内に届くようになったんですね。

POSからは下の様なメールの返事が来ました。

オプションが3つあるので選んでくれと。

1 POSが通関を代行し、自宅へ届ける。手数料は98リンギ。

2 POSが通関を代行し、小包はPOS Lajuのカウンターへ取りに行く。手数料は48リンギ。

3 自分で通関をする。手数料は掛からない。

Dear Sir/Madam/En/Cik,

We would like to inform you that your parcel has arrived in Malaysia and is currently being held by customs due to (high value goods/import permit required/ subject to SST)

There are three (3) options available for customs clearance:

i. Appoint Pos Malaysia as an agent, customer may opt for;

a. Special Delivery (SD) service (Lembah Klang)
• SD RM50.00 + Handling charges RM48.00
(kindly email us the invoice -item inside the box, quantity and price/proof of payment)

b. Self-Collect at Pos Laju counter
• Handling charges RM48.00
(kindly email us the invoice -item inside the box, quantity and price/proof of payment)

ii. Self-clearance (Post Malaysia International Hub Jalan KLIA S1 64000)-next to Cargo Village).

iii. Appoint other agent for clearance.* For self-clearance, representative kindly bring along tracking number, invoice and a copy of receiver’s passport or identification card and company’s seal
*Charges quote excluding OGA, extra K1, Tax & Customs Tax/SST

***Kindly confirm and email to us within 2 working days if you want to appoint Pos Malaysia as agent and provide your details:

Name :
IC or Passport number :
Contact number :
Thank you and warm regards

自分で通関するためにKLIAのPOS+税関に行くと半日潰れてしまうので、オプション1の「POSが通関代行をし、EMSは自宅に届ける」のを選びました。

しかし手数料が高い。SD RM50.00 + Handling charges RM48.00で98リンギ。これプラス税金。公共サービスなのに、そしてマレーシアでこういう手数料って高いんじゃない?

送った商品のトータルバリューは6700円(EMSの料金は除く)でしかないのに、なんとなく気に入らない。

税金がいくら掛かるか(EMSの料金も合算されて課税)はまた後日、メールが来て、それでOKならメールに添付されている書面にサインし、スキャンをしてメールで送り返すようになっています。

過去に税関で引っかかったのは何回ありましたかね。この4年間で7,8回?それ以上かな。

前はKLIAのPOS+税関まで取りに行っていたのですが、本当に面倒くさい。遠いし税関でも結構待たされるし。ガソリン代、高速代も掛かるし、時間的ロスを考えると手数料の98リンギは安いのかもしれない。

自分で通関するのは大変だけれど、自分でやればその日には手にできるのでやっぱりすぐに取りに行きたいと思うことは多い。送った内容によるかな。

POSの通関代行を選ぶのは今回が2度めですが、前回はセントラルのPOS Lajuまで取りに行きました。このときに払った手数料は48リンギと税金数十リンギ。

家まで配達してもらうとこれに50リンギプラスされるんですね。配達と集金代行を外注しているのですかね。

マレーシアにEMSが到着したのは3日目ですからかなり早くなったと喜んでいたら、これですもんねぇ。がっかり。

ところで、前回、課税されたときのメールのやりとりを見ていて気が付きました。

前回も「キッチンウェア」が入っていた。というかキッチンウェアだけでした。

そういえば、マレーシア在住歴の長い大西さんが、キッチンウェアはしっかり課税されると言っていたような・・・。また香港から「低温調理器」を買ったときもしっかり課税されたっけ。これもキッチンウェア。その時の税率はなんとトータルで40%ぐらいだったと思う。そして課税される場合、送料を含めた額に課税される。ま、これは世界中どこでも同じで、商品価格+運賃+保険料(CIF)に課税される。

でもキッチンウェアなら必ず課税されるのかというとそうではなくて、何もなく配達されることの方が圧倒的に多い。税関で止められたら運が悪いと思うしか無いですね。いやいや、本来は課税されるのだから「課税されなかったら運が良い」と考えるべきなんでしょう。

また税関で止まった場合、全てPOSに代行を頼めば良いかというとそうではないと思います。

内容によるんじゃないですかね。

今回も前回もややこしい商品は一切入っていませんでしたが、化粧品が入っていたり、検疫が必要なもの(例えば野菜の種)、その他、輸入禁止、輸入許可、認可が必要かもしれないものがあればPOSに通関代行を頼むのが良いとは思えません。スマホなどの通信機器には注意。

過去に何度もKLIAに行って自分で通関しましたが、その場で小包を開けて「内容説明」をさせられますが、この時の説明、あるいは雰囲気(笑)で、本来輸入許可が必要だけれど見逃してくれたり、一切課税されなかったこともあります。かと思えば、検疫が必要だと言われ、該当商品(野菜の種の小袋)を持って検疫が入っているビルまで行って(車で移動)担当部署を何か所か周り、結局は廃棄することになったり。この時はなんだかんだトータルで4時間ぐらい掛かった。

こんなになることを私は知らなかったわけで、もし「検疫が必要だ」と言われたら、その場で「この品物は放棄します」としたほうが良いかもしれない。あるいは高価なものなら送り返す手続きを取るか。検疫を受けて「問題なし」となってそのまま通してくれることってあるんだろうか。これは物によるはずだけど、ネット情報は決して多くないものの事前に調べておいたほうが良いですね。

税関での検査ってかなり細かくやるし、侮らないほうが良いと思う。

EMS小包の中に、パッケージに入っている商品があれば、「それを開けて中身を見せてください」なんていうのは普通。また「包丁」を送ったときに、これもまっさきに「見せてください」と小箱を開けさせられました(彼らは、基本的に自分では一切、商品には触らない)。包丁もいろいろで、もしかすると禁制品、あるいは輸入許可が必要な武器に相当する刀やサバイバルナイフかもしれないと考えたんじゃないですかね。また見てもそれがなんだかわからないものは、上司にそれを見せたりして納得するまで調べるのが普通。

税関吏の「温情」「見逃し」みたいなものもあると税関に行くといつも感じるのですが、やっぱり税関に行くときには「怪しい風体」「胡散臭そうな、あるいは高飛車な態度、喋り方」はうまくないかもしれない。逆にニコニコしながら「お手数を掛けてすいません」なんて下手に出ると、彼らもニコニコしながら「日本人ですね?マレーシアはお好きですか?」なんて聞いてくる。当然、「本当に素晴らしい国で、できるだけ長く滞在したい」なんていうと嬉しそうな笑顔をします。ある時、荷物が大きかったことがあるんですが、駐車場に止めた車まで運ぶのを税関吏が助けてくれたこともあった。最初はとっつき悪い感じがするけれど、皆さん結構優しいし明るい感じがします。でもそれはこちらの態度次第なんでしょう。

とにかくややこしそうなものが入っている場合、そしてPOSに通関を任せるとかなり面倒なことになるんじゃないですかね。

インボイスと荷姿をパッと見て、「はい、税金はXXXです」なんて簡単にはいかない。飛行場の税関で課税品に税金を払う時とは全く違う。私の印象だと「ここまで細かく調べるのか?」と思う。税金を計算するにも物によって税率が違うわけですが、それらもきっちり調べて課税するし。

自分で行けば、細かく説明できたり弁明できるわけですが、POSに任せると「課税の有無、課税額も税関の言いなり」になるはず。

今回ちょっと気になるのはSeasoningが2つ同梱されているのですが、一つは「白い粉が1キロ」です。これはMSG、いわゆる味の素みたいなもんですが、一般向けではない業務用の調味料。キリン協和フーズのうま味調味料で「ミック」という。(とんでもなく美味しいと評判なので、1キロは多いと思うけれど買ってみた。これを使うプロは多いらしい)

これを税関吏が見たらなんと思うか。これはなんなんだ?ってなるはず。当然、POSは内容の説明なんかできない。ただのうま味調味料だというのを税関吏が理解できるまで細かく調べる可能性もある。検疫に送るなんてこともあるかもしれないと、今までの私の経験ではそう思います。

今回、味の素(株)の顆粒コンソメの大瓶(470グラム)も送ったんですよ。こういうものなら、しっかり封印されているし、AJINOMOTO、CONSOMMEという文字も見えるから問題ないと思いますが、簡単な包装の白い粉ってなんだかヤバそうな気がしないでもない。自分で行って通関するなら何も問題はないと思いますが、POSに代行を頼んだ場合どうなるかはわからない。

通関、配達までなにか問題があったらこの続きを書きますが、すんなり納税後配達された場合は何も書かないつもり。

 

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