アメリカの大統領選ですが、終盤にかけて「足の引っ張り合い」が激化していますが、前から言われていたのが「バイデンの息子ハンターと中国との関係」ですよね。ウクライナでも一儲けしたと言われている。
これをまとめたものって見たことがないのですが、詳しい「ドキュメンタリー映画」が世に出ました。
かつてその業界で仕事をしたこともないド素人の彼が、なぜ突然、ファンドを立ち上げて動き出したのか、どうやって全く関係のなかった中国、それも中枢と繋がって商売が出来るのか。その内容はなんなのか、事細かくこのドキュメンタリーで説明しています。
内容はこれまで言われていたことの集大成ですが、やっぱりこういうのを見ると「限りなく怪しい・・」と思ってしまう。
これが日本だったら大騒ぎになる内容のはず。
でもアメリカってそうならないのが不思議。これはブッシュ親子も同じで、彼らの家業はなんなのかを考えると、日本ではそういう人を「国のトップにしてはならない」と普通、思うんじゃないですかね。またクリントン元大統領がホワイトハウスで「女性とナニをした」のが明らかになっても大きな問題とはならない不思議な国。
フト私は韓国を思い出しました。
あの国は大統領が辞めた後、逮捕されるのがよく起きる国。多くは身内による不正、つまり大統領の権限を利用したってことですが、もしかしたら「世界ではそれが当たり前」なのかなと思ったり。
バイデン氏はこれを含めていろいろ問題を抱えていると思うのですが、なぜメディアも含めてバイデンを異常なほどに推すのかが私にはよくわかりません。あえて言うなら、「バイデン支持ではなくて【反トランプ】」だと思っています。
またバイデン氏側の副大統領候補は「ハリス女史」で、彼女も前には大統領候補として動いたわけですが、実は彼女が大統領としての本命だという「陰謀論」もあるんですね。つまり、バイデンが大統領になって、もしバイデンが途中で辞めることになれば、ハリス女史が大統領になる(正攻法でハリスが大統領とはなれない)。そしてバイデン氏は「途中で辞める、辞めさせられる可能性がある(あえて残す)」とするならば、そこになにかしかの「計画がある」という推論、陰謀論も成り立つと思っています。
バイデン氏が大統領になれば、この息子の問題は間違いなく大きく取り上げられるはずで、「大統領弾劾」「辞任」なんてこともあるかもしれないし、私はそれを見据えた上の「左派陣営の戦略」があるのではないかと思うくらい。
アメリカの民主党って、日本の左派と同じような「寄せ集め」ですし、バイデン氏が大統領選で勝っても、「その次に何が起きるか」も想像できるんじゃないですかね。
それどころか、アメリカで力を大きくしている「左翼」は、「反トランプ」ではなくてアメリカの大統領選そのものを成立させない計画もあるのではないかという専門家まで出てきている。その内容はここでは書きませんが、これも非常に興味深くて、「アメリカの大統領選の仕組み」が関係しているんですね。
つまり「反トランプ」に見える動きは、実は「アメリカそのものを壊す動き」だということ。もしそれが起きれば、最近、報道にも出てきますが「アメリカの下院議長が大統領になる」ような仕組み。
このハリス女史も下院議長もバリバリの左派。
そもそも、左派の何が悪いのかとなりますが、これは「共産主義とイコール」と考えればわかりやすくて、「グローバリズムの権化」なんですね。つまり「国家観がない」と言っても良い。昔のキリスト教至上主義と似ていて、共産主義という宗教の元に全ては平等だと、国家権力を潰し、教祖集団が世界を牛耳る考え方。
まさかと思うけれど、まさに中国は今そうなっているわけで、「中国という国は普通の国家として世界と付き合う」わけですが、中国には「国家の上に共産党が存在する」ようになっている。そして中国共産党に取っては「中国は傘下の一つの国でしかない」というのが彼らの考え方の基本じゃないんでしょうか。彼らの野望は「中国共産党の下における世界統一」じゃないかと。でもきっとそれぞれの国は、日本で言えば「県」、世界で言えば「州」みたいな形で、一応体裁としては「国家はそれぞれ存在しているように見える」。でも実態は違う世界。
そして私としては、トランプ氏が戦っているのはその中国共産党、共産主義そのものであると考えています。だから私はトランプ氏を応援する。
こういう考え方を私は持っていて、「反トランプ陣営が真に狙うもの」は「バイデン氏が大統領になることではない」のであって、その次の計画がしっかり存在していると私は読んでいます。
またぁ、ダボは陰謀論が好きだから・・・と思う方がほとんだと思いますが、では「コミンテルンが過去に何をしてきたのか」「中国が中国大陸で何をしているのか」「中国は世界に何を仕掛けているのか」を考えれば、私達が知っている歴史上の「十字軍」「キリスト教VSイスラム教」などを思い起こすはず。
またアメリカでは「大統領を作る影の力の存在」は前から言われていて(たとえばディープステート)、オバマ氏にしても無名の彼がなぜあそこまで登れたのかを言う専門家も言う。だから言うことを聞かない大統領は徹底的に叩かれるわけで、「自費で大統領になると潰される」ことも前から言われてきましたよね。
その筆頭が「暗殺されたケネディ大統領」であり、そしてトランプ氏。金づるがいなければ「自由に動く」わけで、これを許さない社会がアメリカの原点なのかもしれないと、アメリカのメディアも含めた「徹底的なトランプ叩き」を見ているとそれを感じます。
トランプ氏には敵だらけ。
今は共産主義者、社会主義者がメインの敵か。
でも彼らから見れば、世界は「自由民主主義に汚染されている(格差が広がるのもそれのせい)」わけで、それはあるべき姿ではなく是正すべきことなのかもしれない。どちらも「自分のみが正しい」「相手は滅ぼすべき」と考えているのは間違いがなくて、日本人的な「共存共栄、和の精神」は本来、世界には存在しないのかもしれない。
そんなことを考えながらこのドキュメンタリーを見ると、今、世界で起きていることは「大きな流れの中の大戦争」であって、「アメリカ大統領選」はその中の一コマでしか無いように思える。しかしそれは「非常に大事な戦い」にも見えてきます。
バイデン氏が大統領になっても別に何も変わらないんじゃない?という考え方って、まさに日本的な「政治家が変わっても何も変わらない」と考えるのと同じかもしれない。でも共産主義は世界を手中に収めようと着々と足場を固めている。そんな気がしてならないのです。
米中が貿易摩擦で騒ぎ出した時に、私は「これは単なる貿易摩擦ではなくて、世界がカオス状態になる【文化の激突だ】」とこのブログに書いてきましたが、それはトランプ氏の言動に上に書いたような「戦いの本質」を感じたから。彼はやる気だと。
それもあって、私は是非ともトランプ氏には勝って欲しい。
もしバイデン氏が大統領になっても、次に「バイデン潰し」があるだろうし、そしてその先を考えると、私には「自由民主主義の終焉」あるいは「衰退」がうっすら見えるような気がするのです。
アメリカの大統領が誰になろうと私には関係ない、なんてことは言ってられない。この大統領選は「天下分け目の大決戦」と言っても良いと思っています。
まさかのまさか、「大統領選が成立しない」ことも含めて、しっかり見ていこうと思います。
今回は普段なら5%程度しかない「郵便による投票」が40%もあるらしい。そしてこれがまたいい加減で、集計はかなり遅れるだろうし、「代理投票」、悪く言えば「なりすまし投票も可能なシステム」らしく、開票、集計がすんなり行くとは思えず。もし郵便投票分を除いて「過半数を取る」事ができれば「当選確実」が出せるわけですが、接戦の場合はそれは無理だし、「負けた方は必ず郵便投票に不正が行われたと騒ぐ」ことが予想されている。
どういう結果になろうと、負けた方は「敗北宣言は出さない」だろうし、勝った方の「勝利宣言も認めない」泥仕合になるだろうと私は想像しています。当然、それはトランプ氏とバイデン氏だけではなくて、アメリカ国民を巻き込んだ大論争になるんじゃなかろうか。今の時点でも問題になっている各地の暴動も激化するのかもね。
そして問題は「そういうふうになるように持っていこうとしている人たちの存在」を私はうっすら感じるわけで、ま、簡単には結論が出ない大統領選になるんじゃなかろうか。
今はそれを見込んだ上での戦略を両陣営とも考える段階に入ったんじゃないですかね。
-----(追記)-----
それと忘れてはならないのは「オバマゲート」。
トランプがやり玉に挙がった「ロシアゲート」ですが、こういう不正があると虚偽の事実に基づいてでっち上げて仕掛けたのはオバマ政権だと話が移ってきた。これがどうなっているのかなと思ったら、その後、トーンが下がってしまった。でもこの証拠をトランプ氏は握っていると言われていてオバマゲートがそのまま消えてしまうとは思えない。
世の中って一体何が真実なのかわからない。ただ言えることは「マスコミがこぞって指摘しているのだから事実(指摘がなければ何も起きていない)」というのは間違いであるのは日本もアメリカも同じ。
ただ「トランプ」「中国共産党」、そして「ディープステート」との三つ巴のドロドロした戦いになっているのは間違いが無いようで、これは「世界の覇権を誰が取るか」「世界の秩序がどう変わるか」の瀬戸際で、私としては「他国の話」として無視はできない。
どうにかトランプに勝って欲しいのですが・・・。
どうなりますか。