アメリカで内戦が起きている。立花聡氏の説明がわかりやすい。

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またアメリカの大統領選の話。

興味がある方はいろいろ情報をとっていると思いますが、まぁガセネタ、希望、想像がごちゃまぜで、それに言論封殺が重なって、何がなんだかわからない。だからやっぱり「一次ソース」を調べるなり、【根拠があるもの】を探さないと駄目ですよね。でもそれもまた簡単ではなくて、トランプ陣営も「錯乱」を作戦の一部として持っていたり、「民意を盛り上げる」わけで、大げさに言えば「あることないこと言う」部分もあると私は感じています。

そんな中から、あちこちの情報を得て、点と点を繋ぐと大筋が見えてくるわけで、そしてそれは決して「メディアの言わないこと」だから困るんですね。「情報は大手メディアから取る」「大手メディアしか信用しない」と決めている人には見えてこないことが山のようにある。

アメリカは内戦状態にある。その様になると前から言われていましたが、その実情が見えてきた感じがこの数日間しています。

内戦というと「南北戦争」とか、民衆がトランプ派とバイデン派に分かれて「武器を持って戦う」ことをイメージしがちですが、そういうのではなくてまさに今の世界で起きている「戦争」と同じで、「武力によらない戦い」が起きていて、それが【加速している】感じを受けます。

テキサス州が中心になって20以上の州も賛同し、ジョージア州など4州を「連邦最高裁に訴えた」わけですが、それは【受理されなかった】。つまり審議もされていないわけですが、それをもって「トランプの負けが確定した」と喧伝するメディアや専門家も多い。

私はこれはちょっと違うのじゃないかと思っていて、最高裁は「テキサス州などは【提訴する資格がない】と判断」したのであって、どういう不正、選挙の手続きが合衆国憲法に違反しているかどうかに関しては「審議されていない」ところが重要だと思います。

ですからパウエル女史は「提訴する資格がある原告に提訴させる」準備を進めているらしい。つまり、誰が大統領になろうと「合衆国憲法違反は許さない」というのが焦点で、これはバイデンが大統領と決まっても終わらない。

あちこちで色々な動きが出ているわけですが、「提訴を受理してもらえなかった【テキサス州】がブチ切れている」ところが気になります。

テキサス州って他の州と違い、かつては【テキサス共和国】という国だったんですね。独立国であった期間は9年ですが、「テキサス共和国としてアメリカ合衆国に参加した」という経緯がある。だから「俺達は違うんだ」という気質もあり、そして経済的にも、軍事的にも(ここが重要)、【大かな力を持った州】であること(自立して生きられる州だということ)。そして「合衆国を離脱することもありえる」という道をも残している州らしい。

このテキサス州が「合衆国のあり方」に文句をつけたわけです。

肝である合衆国憲法が守られないアメリカ合衆国とは一緒にやっていけないという考え方が出てきて、合衆国から離脱することもありえると言う声が出てきている。

そしてそのテキサス州の動きに同調しようとしている州もある様子。

まさに南北戦争の再来。でも武器を持ち殺し合う戦いではない。

今起きていることを「往生際の悪いトランプの悪あがき」と捉えてはならないのはこういうことで、当然、誰が大統領になるのかは重要ですが、今までアメリカ内部で長い間、揉めてきた問題(ロシアゲートを含む)が、大統領選をキッカケにして表面に出てきた感じを受けています。

それは単にイデオロギーの違いをとっくのとおに通り過ぎて、プロパガンダ、浸透工作、買収などがアメリカで行われてきて今のアメリカがある。これを大掃除するべきだというのが大きなウネリとなってきている。このトランプの思いが今では多くのアメリカ国民や私のような部外者の外国人の中でも広がっており、これは簡単に収まる話じゃないと思います。アメリカがあそこまで大騒ぎになるならば、スパイ防止法もなければ諜報機能もお粗末な日本は、もっと酷いことになっているはずだし、アメリカが崩れたら日本なんてどうにもならない。

今現在、アジアのきな臭さを感知したイギリス、フランスがアジアに空母打撃群を派遣していますし、ドイツでさえも艦船を送ることに決定したらしい。これほど世界が揺れているのに、日本ではそのことさえ報道されず、当然、そういうアメリカ・ヨーロッパ勢に歩調を合わすことも日本はせず、「どこ吹く風?」を決め込んでいる。

今、中共と対峙して頑張っているオーストラリアですが、中共の意地悪が加速し「オーストラリアの石炭の輸入を中止したらしい」という情報が出ていて、オーストラリア在住の次男坊が「これでオーストラリアの息の根は止められる」と結構、焦っています。

台湾は台湾で、数十年ぶりに中国の対潜哨戒機が「領空侵犯」をしたそうで、緊張は高まっている。領空侵犯は領海侵犯とまるで違っていて、領空侵犯の場合は直ちに撃ち落とすこともあるのは、かつてのソ連が大韓航空の旅客機を撃ち落としたのを思い出す。

でもそんなことも日本では報道もされず、議論もされず、「ガースーです」「Go toは一時停止します」と世界とはまるで関係ない世界で盛り上がっているだけ。ま、国民の興味はそれしかないってことなんでしょうが。

今回の問題の中心は中国共産党だという簡単な図式ではなくて、金儲けに走る大企業、既得権益を持つ政治家・官僚・企業、ビッグデータとデジタル、AIを組み合わせれば莫大な富が得られることに気がついてそちらに走る大手IT関連企業、そしてイデオロギーとして左翼思想を持つ勢力が、【共通の利益】を求めて【トランプと対決をしている】のが今起きていることだと私は思っています。

そして世界は「反トランプ」のイデオロギーで進んでいる。その根本にあるのは【グローバリズム】【リベラル思想】であって、そしてそれらは近年、世界中で流行りだして定着が進んでいる【SDG’s】(持続可能な開発目標)や、大手企業や機関投資家の中でも定着した【ESG】 にもはっきり見えますよね。

そしてなおかつ、来年の世界の指導者、重鎮が集まる「ダボス会議」(スイスではなくてシンガポールで行われるらしい)での議題は「グレートリセット」だと決まっている。このグレートリセットとはなんぞや?ということですが、最近チラホラ言われるようになって、私にこれの根底に見えるのはやっぱりグローバリズムでありリベラル思想。

つまりですね、「トランプって世界を相手に戦っている」というのが最近の私の印象です。だからアメリカ国内はもちろんのこと、日本でも「トランプは叩かれる」という図式になるんでしょう。

私はそもそもグローバリズムはとんでもないと何年も前からこのブログにも書いてきましたし、リベラル思想を全く持たない保守派のジジーですから、私には「トランプは善に見える」わけです。

だからトランプには是非再選してもらいたいし、世界のグローバリズム、リベラル、そして中国共産党と戦う力を持つのは世界にトランプただ一人に思えます。ましてや私の「反共」は半端じゃありませんから、彼らの世界への浸透、人権も国際法も無視した彼らをどうにか止めて欲しいと願っています。

でも大事なことは「民主主義」であり、「法律に則って動く」ことであり、どんな手を使ってでもトランプに勝ってほしいとは考えていません。

もしかすると、トランプは「戒厳令」を出すかもしれない。また今はまだ大統領は決定していないわけで、「(本当の選挙である)選挙人が投票を終えた」状態。これを開票するのが1月6日ですが、これをするのが上院議長でもあるペンス副大統領ですが、この【開票結果を認めない】ことも法律的にはありうるとの事。

当然、その時には(戦時中と同じ様な)「非常事態宣言」「戒厳令」が出されているかもしれないし、その権利を持つのは大統領であるトランプであり、2018年に出した大統領令を元に、(彼らの主張する)不正に関わった国、企業、人を弾劾するかもしれない。

そしてまさかの「軍の監視下における【選挙やり直し】」もあるかもしれない。フリンはそれを主張している。

それらが起きたにしても法律に則って行われるわけで、決してクーデターとか独善とかいうべきものではなく、その是非を審判するのは「国民」じゃないんですかね。(だからこそ民意を盛り上げることをトランプ陣営は行い、地ならしをしているようにも見える)

すくなくとも善悪を決めるのはメディアでもないし、彼らに大統領を決めることも出来ない。

今の流れを端的に説明しているのが、マレーシア在住の立花聡氏のこの動画。

テキサス独立、合衆国解体?

とにかく間違いがないのは、今の時点では「法律的にはアメリカの次期大統領は決定していない」のであって、大統領を決める「投票人による選挙が行われた」状態で、その開票は1月6日。つまり、今の時点でバイデン次期大統領という呼び名は正確ではなくて、「当確がでている」だけでしか無い。

これは紛れもない事実。(CNNも次期大統領という呼び名は止めたらしい)

一体どこに真実があるのか私にはわからないのですが、こんな風に考えてみたらどうでしょう。

国会議事堂を「武装した反乱軍」が囲み、大統領退陣を迫っているとしましょう。当然、そこで大統領は非常事態宣言をし、戒厳令も出し、軍に出動命令を出すのは当然ですよね。

ところがですね、もしこの反乱軍は「偽善と汚職に染まった独裁者から国を開放しようとする」解放軍だったらどうです?

どちらが善でどちらが悪かってのは、それを判断する「立場や思想」によって変わるんじゃないですかね。

これは中国で起きた「(人民を多数虐殺した)天安門事件」も同じだし、チベットやウイグルを侵略するのも同じ。香港の民主化を阻止するのも、台湾を絶対に独立させてはならないと考えるのも同じ。

そもそも世界史に残る戦争も同じで、立場が違えば全く違う論理になる。キリスト教徒対モスリムもそうだし、ISISも同じ。

我が家の夫婦喧嘩も同じで、どちらが正しいのかは立場によって違う。(笑)

だからこそ「言論の自由」を阻害してはならないし、問題があるとすればそれを解明しよう、解決しようという双方の努力が必要なはず。

「お前は黙れ」というのは、中国共産党のやり方と全く同じで、私はユーチューブやフェイスブックも言論弾圧をしていると思うし、私のこのブログに「馬鹿じゃないの?もうそういうことを書くのを止めたら?」というコメントも同じだと私は感じています。

結論ありきの話って「強姦と同じ」だというのがどうしてわからないのかと思う。でも自分が正しいと信じているとそうなってしまうのもわかる。

結論を念頭においたら解決なんか絶対にないわけで、まずは頭をフラットにして「一緒に問題解決をしよう」というのがあるべき態度だと思うし、もしそこにプロパガンダ、捏造、脅迫、買収があれば、それは「双方がそれを弾劾するべき」だと私は思う。

でもアメリカも日本もそういうふうには動いていない。結論ありきでメディアも識者も話を進めるのが私には理解の外。これは私がトランプ支持だってのは全く関係ないわけで、じゃ、もしトランプとバイデンが逆の立場だったらどうするのかって話。

不正を見逃すわけにはいかないのは私の信条。

長いものには巻かれろってか?

でもねぇ、「どんな手を使ってもトランプには勝って欲しい」という気持ちが私の中でもゼロじゃないんですよ。要はこういう気持ちが今回の大騒ぎの根底にあるんでしょうね。

今後どういうことが起こりうるかが気になりますが、各州の選挙人が決まり投票も終わった。それを開票し「大統領が決まる」のが1月6日。この日に何が起きるかが焦点。

そしてなんと、7州の共和党が【独自の選挙人を選んだ】んですね。それも提出される。こんなことが認められるとは思えませんが、とにかくそういう事が起きている。ここも本当に理解不能なんですが、それら共和党の(独自の)投票が「州議会で拒否されずに受け入れられた」とのこと(州議会は認めていないという情報もある)。メチャクチャな事が起きていると思いますが、実はこれは1960年のケネディvsニクソンのときにも起きたらしい。その時、独自の選挙人が投票をしたのがハワイ州の民主党。過去にそういう例を作ったのが民主党だというのも知っておくべきポイント。


チャンネル桜の討論会も面白い。出席者は全て保守系の論客ですが、それぞれ熱さに違いもあれば考え方もいろいろ。

【討論】どう動く?これからのトランプ

 

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