モントキアラでは「感染しても自宅待機」なんですか?

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感染が一般居住地区にも広がっていて、我がモントキアラ地区でも感染者があちこちから出ている。

こんなはずじゃ・・・と思っていました。刑務所や収容所、外国人労働者のタコ部屋、建設現場、そして大きな工場で感染が広がっているだけで、クラスター管理は出来ていると私は楽観視していて、自分の生活範囲まで広がるとは正直な所、予想していませんでした。

もし感染したら・・・

と考えた時に、恐ろしいと思ったのは「感染者が収容される施設」はどうも我々日本人には納得できるような施設ではないらしいということ。食事も私の苦手なマレー風の食事ばかりだったらどうしようと思う。トイレもあのタイプなんだろうし、シャワーも入りたい時に入れるのかなとか、緊急時なのにホテルに泊まるようなつもりで考えているアホな自分がいます。

ところが、ブログ村マレーシア情報の上位の方のブログに

「モントキアラでは、感染者が出ても病院に入院できず、自宅待機! クアラルンプール医療崩壊?」

というエントリーがありました。

ちょいワルSteveの華麗なマレーシアxx三昧、リタイヤメント年金ライフ!

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残念ながらこの情報の裏とりもできませんし、情報源がどういう情報源なのかもわからず、また感染者にもいろいろな病状があるはずで、どういうケースの場合が自宅待機になるのかもわからない。

でもこれを読んで思ったんですよ。良かった・・って。

日本でも自宅待機の人は多く、またその自宅待機中に亡くなる人もでているけれど、私としてはマレーシアで感染した場合は、「自宅待機のほうが良いな」と思っていたんですよ。

マレーシアに住む日本人の多くは「十分な広さの家、コンド」に住む人も多く、我が家も各自別々の部屋だし、それぞれの部屋にはバス・トイレがあるし、食事のときだけ気をつければ、収容施設に入れられるより良いと思っています。

ただし

それは「無症状」であるとか、「軽症」の場合だけであって、酸素吸入器が必要であったり、ECMO(体外式膜型人工肺)つまり「人工呼吸器」を装着しなければならないような感染者が自宅待機なわけはない。

でも誰がどんなふうにそれを判定するのかなとか、軽症でも突然、病状が悪化したらどうするのかとか、考え出すとわけがわからないことばかり。

そして感染した人の体験談を聞くと、「医療として【軽症】というのは、一般人が考える【重症】に近い」という記述。

私達が考える軽症って、「自由に動けないけれど、寝ていれば大丈夫」みたいな感覚ですが、体験者に言わせると「あちこちに痛みもあり、呼吸もちゃんと出来ず、動けず、【死ぬかと思った】」というのが多い。本人は重症だと思っても、医者は「軽症ですね」というと。

これも怖いですよね。

自宅待機していて、頭が痛い、息ができないなんてことがあっても、「これはきっと軽症なんだ」なんて思ってしまうかも。

逆に、「咳が止まらない」程度で、「俺は死ぬ~~」なんて騒いで、医療機関に連絡が入って、それに対処しなければならないとしたら、全員、タコ部屋にでも入れてしまったほうが「お互いの為」みたいな気もします。

でも自宅待機ってことは・・・・・、そのタコ部屋も足りない状態になっているってこと?

多分、我々みたいな年寄の場合は、重症化する可能性アリということで、対応は若者とは違うと思うのだけれど、言葉も通じなくてどうすりゃよいんですかね。付き添いも無しでしょうし、どうなってしまうんだろうか。

ま、とにかく年寄りと持病がある人は、感染しないように籠城したほうが良いってことですね。

そもそも感染して収容される施設は「牢獄」と同じはずだし、それなら、今から自らを「閉門蟄居(ヘイモンチッキョ)」してしまうほうが良いかもしれない。外に出られない、人との交流ができないだけで、それ以外にはなんの不自由もないんだから。

判決を下す。無期懲役! > 我が家族

でも「働かなくてはならない人たち」やそういう家族がいて、老人もいるような家庭っていくらでもある。いや、そういう家庭のほうが多いハズで、みなさんどんな思いで毎日を生きているんだろうか。

外に出て働く必要もないMM2Hって楽勝だと思う。心配事は「自由に遊べない」「日本と行き来が出来ない」ぐらいか。

これで文句を言ったら罰が当たりますね。

我が家はなんて幸せ、どれほどラッキーで恵まれているのだろうか、そう考えることにします。

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