久しぶりにマッドクラブを買ってみました。
でも難しいんですよね~。本当にババを引くことが多い。今までマレーシアで買ったマッドクラブでそこそこのものって本当に少ない。
でも今回は「Piau Kee Marine」の広告を見て、思わずポチっちゃいました。
広告はこれ。Face bookに出てきました。画像をクリックするとPiau Kee Marineのフェイスブックが開きます。
XXLのマッドクラブが4匹でRM148なら良いかなと。それとCodも買ってみました。(Codは何Codかわからない)(多分、大西洋ダラで、ギンダラでもメロでもなければ太平洋ダラのマダラでもない)
注文したらその日に納品。
結構、元気でガサガサ動いています。
掴もうとするとすぐに攻撃態勢に入る。本当に怖いカニだと思います。
元気なままだとどうしようもないので、まずは〆ることに。ふんどしの頂点のところから斜め上、頭に向かって出刃包丁を一気に差し込む。これをモタモタしていると自分で爪を外しちゃうから手早くやる。
実はですね、出刃包丁で〆ようとしたときに、カニがあの爪で出刃包丁を挟んだんですよ。ベキって音がして、爪が割れたのかと思ったら、な、な、なんと出刃包丁の刃が欠けてやんの。本当にすごいわ、マッドクラブって。
随分、汚れているカニですねぇ。そういう場所で獲れたカニなんですかね。
適当に汚れを落としましたが、きっちり落ちない。これじゃ「炒める料理」にも使えないし、「鍋」も駄目ですね。
ということでそのまま塩茹でにしてみました。
マッドクラブの爪が大事な部位ですが、これがスカスカのことも多いんですよね。
でもしっかり身が詰まっていました。こういう経験はマレーシアに来てから初めてかも。
一人一匹づつで十分な大きさですが、4匹ある。
ということで私が二匹食べることに。^^;
マッドクラブはゴールドコースト時代に嫌っというほど食べました。家の裏庭に面しているネラング川で簡単に獲れましたから。
でも今回の大きさだとゴールドコースト(クイーンズランド州)では「捕獲禁止」の大きさギリギリかもしれない。州によって規則が違うのですが、クイーンズランド州では「メス、小型のもの」は捕獲禁止。
爪には身が詰まっていましたが、やっぱりマッドクラブって微妙なカニだと思います。
味に繊細さがないのね。だから和食には合わないし、中華風に炒めるのが無難ですよね。単に塩ゆでにしても飽きちゃう。
だから毛ガニを食べるみたいに、細い足も綺麗に食べる気にはならないのね。マッドクラブって小型のものの胴体をガブりと口に入れて、吸い取るみたいにチュッチュ食べるのが正解かもしれない。
だとすればメスが良いなぁ。この前の小さなメスのマッドクラブはやっぱり同じPiau Kee Marineから買ったのだけれど、あの方が美味しかった。安かったし。
マッドクラブを買うたびに、もうやめようと思うのだけれど、懲りずに買ってしまうアホ。
日本では沖縄で捕れるマッドクラブですが、日本で全国区にならないのはやっぱりイマイチだからでしょうね。海外(インドネシアやスリランカ、バングラディッシュ)から輸入すればめちゃ安いのに、日本では売れないカニ。
そう言えば宅配に来たPiau Keeのオニーちゃんが、「これを見てみ」と見せてくれたのがとんでもなく大きなロブスター。一尾、2キロ以上あるんじゃないかなぁ。
これから我がコンドの近くにある住宅地のお客さんに納品すると言ってました。