【コロナ】落ち着きそうで落ち着きませんねぇ。私にはわけがわからず。

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コロナの感染拡大は、この一年、期待したり落胆したりの連続でしたが、今になってもそれは変わらず。

マレーシアも1000人切るか?と楽しみにしていたんですけどね~~。

日本は日本で、「国民の我慢も限界」のようで「あちこちに人出が増えている」のを報道で見る。

菅さんが3月21日で緊急事態宣言解除を決めたらしいけれど、私には「彼の言動は匙を投げたよう」にしか見えない。解除に私は反対という意味ではなくて、「ちゃんとした説明がない」と感じるんですよ。時短営業に関しても、感染が広がっているのは「街なかではなく、施設と家庭内」なのはデータからわかっているはず。

ところで海外で発見された「変異型」が日本にも入ってきているってなんなんですかね。水際対策ってどれだけの意味があるんだろうか。何もしなかったら「もっと大変なことになっている」ってことなんだろうけれど、なんだか納得できない。

そうかと思えば、「PCR検査で検知されない新型」がフランスで発見されたというニュース。

 

PCR検査そのものも「それしか手がない」からやっていると私は考えていて、正確性には大きな問題がある。それでもまた「やらないよりやったほうが良い」のは間違いないと思うのだけれど、そのPCR検査さえすり抜けてしまう新型が出てきたなんて・・。

ワクチンはワクチンで、「これさえ受ければほぼ大丈夫」というわけでもなく、メーカーや種類によって効きも様々、そして有効期限も長いわけじゃなくて数ヶ月。でもこれもまた「やらないよりやったほうがよい」というレベル。これは細かいことを言っても無駄で、「緊急時の対策」としてはしょうがないと思うし、政府もそれを推すしか無いのもわかるし、国民はそれに協力すべきなんだろうとも思う。たとえそれが、人類初の「大掛かりな人体実験」だったとしても。

アストラゼネカ製ワクチンワクチンを接種しないと発表した国々はでてくるし、どうなるのかと思えば、「EUはワクチンパスポートを夏までに導入を目指す」と公表。

BUSINESS INSIDER JAPAN

EUの"ワクチンパスポート"は、本人のワクチン接種状況、COVID-19の検査結果、COVID-19から回復したかどうか…

日本もワクチン接種担当河野大臣は「ワクチンパスポートの導入も検討する」と。

ただし、導入の検討はするけれど、「日本国内で接種証明を活用することは考えていない」とのこと。

私は現存するワクチンの性質から言えば、パスポートの活用なんて出来ないのが当たり前だと思うわけです。

「ワクチン接種証明書」はどこでも勝手に出せば良いけれど、それを「パスポート」という【通行手形】みたいに昇格させるには問題が大アリじゃないんですかね。

でも経済的には「藁を持つかみたい」旅行業界を代表する経済界は「パスポート」をどうにか作って有効活用できるようにしたいと考えるのもよく分かる。

でも私はそれには無理があると思うなぁ。

そもそも中国製のワクチンの有効性は60%程度と言われている(国によって結果はバラバラでブラジル50%~トルコ80%)じゃありませんでしたっけ?そして持続期間も長いわけでもなく、どのワクチンも「ワクチンを打ったからと言って陽性にはならないということじゃない」し、ワクチンを打った人もウィルスを持ち、それを拡散させる危険性はあるわけでしょう。打った本人は「(陽性であっても)感染しない、重症化しない」としても「感染を広げる可能性はある」とするなら、「ワクチンパスポート」は意味がないと私は思う。

ワクチン接種証明書も同じで、これをどういう団体がどういう証明書を発行するのか私にはわからないけれど、必ず注意書きが付されるんじゃないですかね。

たとえば、「陽性にはならないという保証はない」「感染を広げる可能性はある」「ワクチンの持続期間は長くはない」ということで、証明書を発行しても「その証明書の有効期限は6ヶ月」とかそんな感じにしかならないんじゃない?

そういう証明書なりパスポートを「天下御免の通行手形」みたいに各国が扱うとは思えない。水際対策は国家の主権に関わることなのに、どこの誰がどういう風に発行したのかも定かでない「証明書」をパスポートのように扱うとは思えない。

でも経済的にも人心的にも「これ以上、制限は続けられない」という前提があれば、「パスポートもなにもないよりあったほうが良い」という理屈はここでも働くんだろうと思ったり。

日本ならこれにいつも大騒ぎする左派政党が噛み付くのは明らかで、「何かあったときに誰がどういう責任を取るのか?」の一言で、官僚も政治家も黙るしか無いと思う。また上のニュースにあるように、河野大臣が(日本国内で接種証明を活用することは考えていない理由として)【日本ではワクチンの接種は義務ではないので接種を受けない人たちへの差別や不利益につながることを避ける狙いがあります】と言っているわけで、私は、まず日本では「ワクチンパスポート」を通行手形として認めることはないと思う。

「ワクチンパスポートが出来ればよいのに」と考える人は多いはず。それは経済的、仕事的、そして個人的な理由で「海外、国内を自由に動きたい」という願望がある人達。「責任は自分が取る」なんてのはパスポートがあろうとなかろうと全く意味がなくて、「公共が主役」としたらどうあるべきかが問題。

そもそも「制限解除に反対する人たち」も少なくないわけで、ここは中間の立場で考えてみても、私としては「ワクチンの有効性に問題あり」という理由で、「ワクチンパスポートは認めない」のが理にかなっていると思う。

でも積極的に考えている国もあるわけで、その科学的根拠は私には全くわからないのだけれど、「経済的に、あるいは強い要望を無視できない」と決める国があってもおかしくないとは思う。でも私はそれは「科学を無視する決定」だと思う。

科学を無視と言えば、「死亡者が陽性だった場合は【死因はコロナ】という指針をWHOが出していた」のもおかしいと思うし、逆に、「ワクチンを接種後、死亡した場合は【ワクチンが原因ではない】」という動きもおかしいんじゃない?ワクチン接種後の死亡は「ワクチンが理由」となぜならないのか?

ここは「科学的検証が必要だ」というけれど、ではなぜ「死亡者が陽性だった場合は【死因はコロナ】」と決める?ここの科学的検証は?

かと思えば、東京では「突然、ベッド数が大幅に増えた」なんてことがあったし、それまでに「もう空きが少ないと大騒ぎ」していたのはなんだったのかと思う。

また前にも書いたけれど、厚労省は「PCR検査のCT値を大幅に減らすよう通達を出した」(これで精度は落ちるから陽性者数は減ると考えられる)のに、そのことはメディアも取り上げないし、その後の「陽性者数の変化」に関して私は一切、レポートを見たこともない。

アメリカはアメリカで、州によってやることがバラバラで、バイデンがいくら声高らかにああせいこうせい言っても聞かない州はあるし、どの州だったか共和党の女性州知事がいる州では「ロックダウンを一度もしたことがない」「マスクも強制しない」状態で、感染者数が少ないという実績を作っている州もある。

わけがわからない。

コロナが大騒ぎになって1年を過ぎるけれど、この間に私にわかったことは「私には何もわからない」ということだけみたいな・・・。

自分としては「最初からやるべきことをやってきたように、今後もそれを続ける」ことしかできず、それ以外にどうあるべきか、どうすべきかもわからない。ワクチンも同様。

そのうち、各社のワクチンのメリットデメリットもはっきり見えてくるようになるだろうし、日本の製薬会社もワクチン製造に一生懸命やっているわけだし、そして我が家には「急いでワクチンを摂取する理由もない」し、ここはマレーシア在住者としては「政府の方針に従うべき」だとは思うものの、ワクチン接種の自由が認められるのであるならば、私は「様子見を続けたい」し、今後の進展に期待したいと思う。

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