暗号通貨の「マイニング」をやってみようかと

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新しいPCを手に入れようと去年の暮から考えていますが、「グラフィックカードが手に入らない状態」は益々酷くなって、非常に困っています。グラフィックカード以外はほぼ問題がないのですが、グラフィックカードが無ければどうにもならず。ひ弱なものなら手に入るのですが、それじゃ新しいPCにする意味が無いですものね。

ま、それでも妥協できるものも出始めたようで、そのへんで手を打とうか考えているところ。

ちなみに「なぜグラフィックカードが市場から消えたのか」はビットコインが代表する暗号通貨の値上がりにより、【マイニングが儲かる】からなんですね。この辺は詳しく説明はしませんが、暗号通貨を維持するには「非常に面倒くさい計算が必要」で、それを「請け負うことで報酬を得られる」仕組みになっています。個人が持つ1台のパソコンでも出来ますし、オタクは10台20台も動かしたり、プロは数百台動かす。

で、「その計算はグラフィックカードが行う」というところがミソ。

これを「マイニング」と呼ぶわけですが、ここのところの暗号通貨の瀑上げで利益が大きく出るようになったので、稼働台数を増やす、あるいは新規参入も増えて、グラフィックカードの争奪戦が行われている状態。転売屋も頑張っていて、定価の5割増しなんてのもザラで、それでも手に入らないような状態。

だから(ちょっと高性能の)PCを使おうとする人たちがこれに巻き込まれて「グラフィックカードが手に入らない」状態なんですね。性能が低いものなら問題なく手に入ると言っても良いのですが、高性能のグラフィックスカードを使う「ゲーマー」や「画像、映像を主に使う人達」が困っている。

それでも「単体の部品として買うのは難しい」状態でも、私のように「新たにPCを組む場合」は販売店も優先的に回すんですね。彼らも十分に仕入れられない部品を単体で売っても商売になりませんから。

ま、それで手に入れようと思っているわけですが、フト、「今使っているこのPC」はどうしようと考えたわけです。

すでに5年目に入る今のPCですが、性能的には、今で言う「中の下」ぐらいでしょうか。構成は「i7-7700+GeForce GTX 1060+32GB RAM + 256GB M.2 SSD + 13TB HDD」で一般的な作業には全く問題がないのですが、もう少しキビキビ動かしたいと考えています。

でも新たなPCを手に入れれば、今のPCは「お役御免」となるわけで、ま、部品取りに使えなくはないですが、ただ遊ばせておくのはもったいないような気もするし、「暗号通貨のマイニングの実験」をしてみようと思い付きました。

今のままのPCでマイニングをした場合、概算ですが、電気代を支払った後に「一日160円程度」の利益が出る様子。(笑)

これは今の私のグラフィックカードが時代遅れのものなのが理由で、そこそこのグラフィックカードに載せ替えるだけで、「一日500円程度」にはなるみたいなんですね。

マイニングを専門にやる人たちは、そういうPCを10台、20台と持つのか?というとそうでもなくて、専用のマザーボードもあるのですが、一般用の「複数のグラフィックカードを搭載できるマザーボード」っていくらでもあって、それを利用して、「一台のPCにグラフィックカードを4-6枚載せる」なんてことをやっている様子。つまり、5台のPCで20枚のグラフィックカードを動かすとか。

だいたいそのレベルになると「一日1万円の大台を超えるか超えないか」みたいになるのがわかりました。これは電気代を払った後の利益で、年間、360万円程度の粗利は出る計算。

これは「今現在、暗号通貨が値上がりしている」からそれだけの収益が出るわけで、値下がりしたり、あるいはマイナーが増えてくれば利益は少なくなる。

それでも「利回り」を考えるとかなりのものなのね。

我々みたいな年寄りは「年利が5%」なんていうので喜んでしまいますが、マイニングの様に将来が不透明な場合は「もっと利回りが良くないと誰もやらない」のは当たり前で、やっぱり「2年以内には投資金を回収できる」のは必須となるんじゃないですかね。つまり、最低でも「利回りは50%以上」を狙っている。うまくやっている人たちは80%以上を確保しているマイナーも多い様子。

そこに至るまでには当然、多くの壁があって誰にでもできるわけではないけれど、ネットには多くの情報、ソフトウェアがあり、「PCオタクが気軽に参入している」のが見えます。

やってみたいなぁ。(笑)

マレーシアは日本より電気代が安いし、面白いかもしれない。

ところで、マレーシアでもこれに手を出す人は多いようで、そして「電気泥棒」が多発していて、多くの電気泥棒が摘発、逮捕されているのがニュースに出ています。

たとえば、こんなの。

イポーで2021年2月、24箇所の「マイニング施設」で、20歳から40歳のマイナー25人が検挙されたと。マイニングのコストで一番掛かるのが電気代ですので、どこからか線を引っ張ってきたり、メーターを改造したりして「電気代を安くする電気泥棒」です。

この記事で私が気になったのは、押収した機材ですが、1554台のマイニング機器、その価値は2.3ミリオンリンギットで、このシンジケートは「毎月1.5ミリオン」を稼いでいたというところ。

1554台ってとんでもない台数ですが、その総額は2.3ミリオンリンギットってことは日本円にすると約6000万円。荒稼ぎしていた額は月に3900万円ということになる。これって単純計算で月の利回りが65%。年率780%ってことですね。(@_@)

彼らが盗んでいた電気ですが、金額でいうと月々743000リンギット。つまり1950万円程度になると。

彼らがちゃんと電気代を支払っていれば問題がないのでしょうが、電気代を支払っても毎月2000万円程度の収益になる。(@_@)

ま、この辺の数字の信憑性って無いと思って良いと思うのですが、世界中でマイニングが行われているのは「儲かるから」なのは間違いがなくて、世界的に「電気代が安い国や地域」でかなり大規模に行われている様子。

凄いですね~。

一体、マイニングってどういうものなのかやっぱりオタクの私としては気になります。

実際に調べてみると、「マイニングに手を出して損した人たち」も多いようで(過去に暴落したからでしょう)、そうは簡単にはいかないのが実情。

でも私みたいに万年中小企業でやってきたジジーに言わせると、「簡単には行かない」のは常識で、難しいにしても「試す価値はある」様に見えます。実際に小遣い稼ぎをしているレベルの人は多いわけですから。

でもそれは「今は暗号通貨が高くなっている」からそうなわけで、いつかまた暴落して「電気代の方が高くなる」ときも来るんでしょう。当然、マイニングすればするほど損するわけですが、そこで止めても「使いみちがない機材がごっそり残るだけ」になるのは間違いなし

ただこの辺は誰でも考えるわけで、「お金を掛けるところ、掛けないところ」をちゃんと皆さん考えているのね。PC自体はひ弱なPCで問題なくて、「何よりも大事なのはグラフィックカード」なわけで、中古の安いPCを買い込んで作る人もいる様子。でもま、今の時点で「グラフィックカードが手に入らない」「プレミアムが付いてとんでもない値がついている」わけですから、これから真剣にやろうと思う人は妙味はないかもね。

でもすでにやっていて、規模を大きくしようとか、私みたいに「ちょっとやってみる?」なんて素人が世界中はゴマンといるわけで、グラフィックカードを手に入れるのも大変だし、またマイナーが増えれば「利益は減少する」のは当たり前で、大金を投じでトライするのはリスクがありすぎますよねぇ。

ただシミュレーションは簡単にできるし(そういうソフトもある)、期待利益率、あるいは損益分岐点も机上で計算は可能。

まずは、実際に一日1000円を稼ぎ出すのにどれほどの機材と資金が必要なのか、それを目安に実験してみましょうかね。

もしそれが面白そうなら・・・・・・。(笑)

 

 

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