コロナですが、日本ではまた奇跡が起きたような【感染者や死亡者の激減】が起きていて、行動規制は緩和されるし各地の街角の映像を見ると、「もうコロナは克服した」みたいな雰囲気。
戦争が終わって「戦勝国が祝賀気分になっている」ような感じを受けます。
我らがマレーシアも日本の後を追うような感じはしたものの、あるところから減少は止まったまま。残念。
でも「コロナは大変だ~~~」という雰囲気はない。みなさん、平常時に戻って「良かったね~~」みたいな感じがあるのは同じ。
ところが世界に目を向けてみると、韓国やドイツでは【今までの最高記録】が出ているような状態。日本とは全く逆。感染者が増えているだけならまだしも重症者、死亡者も増えているというところがポイント。
私としては「ワクチンは無駄ではない」と思っていて、感染者は減らないにしても、あるいは増えているにしても、【重症者や死亡者が減る】のならそれこそ「風邪みたいなもの」で恐怖ではなくなる。(ワクチンそのものの危険に関しては、ここでは考えない)
どの国の政府も同じようなことを考えているのは間違いがないけれど、ワクチンパスポートなるものを作り、「ワクチンを打った人たちにインセンティブを与える」ことをしてきた。これはこれで「ワクチンの接種率を上げる」ためには良い政策だろうとは思う。
ところが、最近気になるのは、「インセンティブを受けた接種完了の人たち」は、どうも「安全のお墨付きをもらった」ような、あるいは「もうこれで経済も活発化する」とちょっと意味が違うことを考えているように見えること。
ワクチンパスポートは、「経済を救うにはそれしか手がない」から考え出されたものであって、主役は「経済」であって、「接種者ではない」んじゃない?つまり、接種者のためにワクチンパスポートがあるわけじゃないってことじゃないですかね。政府は経済界に「ワクチンパスポートなるものを作りましたから、それの保持者から頑張って儲けてください」と言っているだけだと思うんですよ。
でも中にはワクチンパスポートを持ち、「春が来た」みたいに喜んでいる人たち、「油断をしている人たち」が間違いなくいて、これで大丈夫なのかと気になります。
でも「データを重視する」のが何よりも正しいとするなら、日本ではもう「コロナは終焉しつつある」ように見えるわけで、その気になるのも当たり前だとは思うわけです。
しかし世界に目を向ければ、「ワクチンって思ったほど効かないんじゃね?」みたいな雰囲気が広がっていて、「早く次のワクチンを接種しよう」という動きが加速しだした。ま、それも当然で、当初から「ワクチンの効果は長続きしない」とほぼ全ての専門家が言っていたわけだから、もう今は11月も終わろうとしていて、【もう抗体が十分にない人の%はかなり多い】と考えても良いんじゃないですかね。
そして今後は「ブースター接種は効くのか効かないのか」が話題となるステージに入ったってことなんでしょう。
どちらにしても「ワクチンしか打つ手がない」のはどの国も同じで、「接種の強制」をしようとする動きはあるし、逆を返せば「感染が広がるのはワクチンを否定する人たちがいまだにいるからだ」と、接種しない人が「悪の根源」みたいに言われるようにもなってきた。
それはそれで理解できないことはないけれど、「打たない」という個人の権利はやっぱり尊重されるべきだと思っています。でもそれは「反社会的な考え方だ」という方向に持っていく勢力があるわけで、それは国や地域によっても違いますが、魔女狩りみたいなことが起きないことを願うばかりです。
で、コロナが始まってから「不思議なことばかり起きている日本」ですが、とうとう「北海道でまた感染が増えている」というニュースもある。
なんで北海道なんですかね。
またなんで韓国やドイツが・・・・と考えるとすぐにピンと来るのは、「気温や湿度に大きな関係あるのか?」ってこと。
寒いところ、湿気が少ないところで感染が広がりつつあるのは間違いがない様子。
これから日本も本格的な冬に向かうわけで、コロナの感染拡大が南下してこないことを祈るばかりだし、安心せずに対策は続けて欲しいと心から願っております。
様々な専門家の意見の中には「気候は関係ない」という人もいる。
ま、確かにマレーシアでもインドでも恐ろしいほどの感染の広がりは過去にあったし、気温も高く真夏になれば感染は弱まるとか、冬には感染が広まるとか、そういう顕著な傾向は過去に見れなかったと私は思っていて、気候は関係ないかもしれないという思いは私の中にもある。
でもコロナウィルスって「全て同じではない」はずで、気候に左右されるタイプ、されないタイプもあるんじゃないかと思ったり。
しかしまぁ、コロナって「影」とか「足跡」しか見えず、実体は全く見えない摩訶不思議なものとしか言えないと思っています。
あのインドの突然の感染者の現象はイベルメクチンだろうと言われていたものの、先日、インドには抗体を持っている割合が95%という報道も見ました。これもまた嘘みたいな話で、その人達はいつその抗体を、どうやって手に入れたのかが不明。イベルメクチンが発症、重症化を抑えて、感染そのものは広まっていたのかとも思うけれど、そうだとしてもそれはPCR検査でわかったはずで・・。
本当に不思議なことばかり。
「日本には神風が吹いた」なんて言う人も出てきそうですよね。でもそれって馬鹿話とは言えないと思っていて、なぜ日本は突然、感染者が減ったのかの合理的な、そして科学的に納得がいく説明ができる専門家はいない。
また逆に、我が家のように「外界との関係を絶ち、引きこもり生活を続けていれば安心」という人は世界に少なくないけれど、それでも逃げることは出来ない強力な新型が出てくる可能性を無視してはならないと思っています。
どう考えるべきか、どう行動するべきかの考え方は人それぞれで、どうあるべきかなんて他人がどうこう言うことではないし、言われたくもないですが、法律でその自由を奪うことも起きず、親衛隊の魔女狩りも起きず、それぞれのNew Normalの生き方を尊重できる世界であって欲しいと願っています。
今、私が注目しているのは「北海道の動き」と「その動きが気候の変化と共に南下するのか」という点。韓国やドイツの今後。そしてほんのちょっとの可能性でも徹底的に潰す(異常と言っても良いくらいの)中国の動き。みなさん、今の中国って「たった一人の感染者が出ただけで、何万、何十万人を足止めしたり、封鎖している」のをご存知ですよね。あれって異常だとは思うし、冬季オリンピックに向けて神経質になっているのだろうとは思うけれど、それでコロナの封じ込めができるのかできないのか、あるいは報道規制でごまかすのか、そのへんもしっかり見ていきたいと思っています。
マレーシア?
う~~む、私にはわけが分からず。ただ、行動規制が緩和され、R0(基本再生産数)も徐々に上がってきているようで気にはなっています。