日本の「コロナ騒ぎ」はいつまでも続くと思うなぁ & オミクロン株は新型コロナウィルスではない(?)

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最近、いろいろなことがわかってきて思うことは、やっぱり「コロナへの恐怖はつくられている」ということ。

実際に武漢で起きたこと、イタリアやインドで「死体が転がっている」ような報道を見ればそりゃ慌てるのは当たり前で、コロナ対策は必要だし、放置して良いわけがない。でもコロナも変化を続けていて、私達人類も変化をしていて、「コロナウィルス」という一つの巨大な敵がいるような考え方は間違いだと思うようになってきました。

歴史的にコロナウィルスもいろいろ存在してきたわけで、相手によって私達も対応を変えてきた。というか、今までは放置だったのがCovid19が手強かったってことでしかないような気がするわけです。

そして今オミクロンへと変異してきて、「重症化は少ない」のは各国のデータからはっきりしている。

それなのに「コロナウィルスは危ない」という考え方を固めたまま、対処方法も同じっておかしくないですかね。

私としてはもう2類を5類にしても良いと思うのですが、その動きはない。

この抵抗勢力として強いのが「医療関係者」であるという、本末転倒で本来あってはならないことが起きていると感じています。結局彼らも商売が大事で、コロナが広がろうと収まろうと、強毒性だろうと弱毒性だろうと、人が多く死のうと死ぬまいと、「自分の商売が大事」なんでしょう。

でもそれって当たり前で、私達個人も同じこと。要は自分や家族、大事な人達がどうなるかが一番の心配で、そもそも私達は「地球の裏側で死んでいく人たちには涙を流したこともない」のが普通。でも海外のことが気になるのは、「それが飛び火して自分の問題なるかもしれない」からでしかない。

面倒なことには関わりたくないのが本音。

2類を5類にしたら、今まで「大変ですねぇ」と知らん顔していた医療関係者もコロナウィルスに向き合わないとならない。

医療関係者が全部悪いなんてことを言っているんじゃなくて、「一部の病院や診療所の経営者」というべきですかね。

そもそも日本には160万床という世界的にはとんでもないぐらいの病床があるのに、今回のコロナで使われたのはその4%(だっけ?)に過ぎないという。そして医療崩壊が騒がれていたのも、ここに原因があるんじゃないですかね。

コロナ病床が足りない大騒ぎになって、コロナ病床を増やせば2000万円でしたっけ、政府は補助金を出すと。そもそもそんなことをしないとコロナ病床が増えないところに問題の核心があると私は思っています。

ところが2類から5類へと変更になれば、普通の風邪と同じ扱いだから「医療関係者は知らん顔は出来ない」ことになる。だからその変更に反対するのは「医療業界そのもの」ってことになる。

日本では医師会が強い発言力をもっていますが、医師会が何を考えているかに注目するのは大事だと思います。

困りましたね。

でもそれはマレーシアも同じで、コロナに向き合った病院は公立病院ばかり。私立病院は知らん顔。だから強制的にでも私立病院が関わらざるを得ないような動きも見えましたよね。

でも私が見ている限り、日本よりマレーシアのほうが論理的であるように感じるのです。

今のオミクロンの蔓延でもマレーシア政府は「ロックダウンはしない」と公表した。これの背景は「もう経済が持たない」ことと、「オミクロン株の特性」によるものじゃないんですかね。オミクロン株はさほど気にせずとも大丈夫そうだという国民の間にもコンセンサスは広がっているようで、政府の決定に大きく反発するような動きは見えない。いやいや、オミクロン株の感染が【まだ】広く蔓延していないからか。

ところが日本はと言えば、政府や自治体のトップクラスが心配性で「どんなタイプのコロナウィルスでも蔓延させてはならない」という考え方でまた【行動制限】を始めた。それを勧める専門家が力を持っているってことでしょう。

これって「ゼロコロナは無理」と言われているのにそれに向かっているわけで、今の中国がゼロコロナを目指して、たった一人の感染者が出ただけで数万人の足止めを平気でやるのと同じ。でもその中国でもオミクロン株が出てきて、これからどうなるかが見もの。オリンピックを控えているから何が何でも抑え込みたいのはわかるけれど、可能なんでしょうか。

そもそもコロナウィルスってなんなのかを知れば知るほど、今の騒ぎが尋常ではないと思うようになってきました。コロナウィルスって近年突然出てきたわけでもなくて、歴史的に常に存在していて、日本の場合、「風邪だと言われたうちの3~4割はコロナウィルスの感染であった」というのが事実らしい。でも強毒性ではなかったので問題視されなかった。

日本の場合は世界に比べて「Covid19の影響はさざ波程度」というのもそれが理由の一つだろうと言われている。つまり、多くの人が対抗手段をすでに持っていたということ。そしてまた「ファクターX」の存在も理化学研究所が見つけた様子で、そういうことが重なり、また日本独特の衛生観念もあって、世界とは違う動きをしたのかもしれない。

そしてそれは他の国も同じで、コロナの影響がそれぞれ違うのは「過去」が関係しているからかもしれない。

どちらにしろコロナの影響が少ない国があるわけで、日本はそのうちの一つ。そして今までよりも弱毒性であるのがわかってきたオミクロン株なのに、「また同じ様な行動制限」をかけようとしている。コロナ蔓延の初期から「行動制限は不要」という識者も個人も多かったですが、私は当初は「誰も正確なことはわからないのだから行動制限は当たり前」と思っていました。でも時が過ぎて、状況は変化しているんじゃないですかね。コロナ対策も私達はいろいろと学んできたわけだし。

この日本の動きにいささか頭にきている専門家も多いようで、私は京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授の「宮沢孝幸氏」の言動に注目していますが、彼は現在、ブチ切れ状態。

彼の言うことは間違えているという専門家もいるわけですが、私は彼の主張する内容より、彼の性格、人格に一目置いているんですよ。彼は少なくとも私よりはウィルスに関する知識も経験もあるわけで(当たり前)、そして海外の研究も見ている。なおかつ今現在の世界の状況も監視しているわけで、そこから導き出される彼の主張は、少なくとも素人が考えたり、テレビのコメンテーターがいうことよりは信用できる。

オミクロンも早い時期に終焉を迎え、より感染力が高く弱毒化した新たな変異株が出てくるはずですと。コロナウィルスは4種類あって、旧型(在来型)のコロナウィルスに感染する人は毎年1千万人はいると。その旧型があるから新型コロナウィルスと今のコロナは呼ばれるわけで、もうそれは終わって旧型(在来型)と同じ様になっていくであろうと。

新型コロナウィルスはSARS型、つまり重症急性呼吸器症候群のことをいうわけで、重症でない、肺炎も少ないのなら「新型コロナウィルスではない」と言えるらしい。

ワクチンにも色々あって、「生ワクチン」というのがありますよね。これは弱毒化した病原体そのもの。これとオミクロン株がイコールであるという考え方も成り立つんじゃないですかね。オミクロン株が蔓延すればそれはワクチンを打ったのと同じことが起きて、現存のワクチン開発会社は真っ青になると彼は言う。

彼が守ろうとしているのは「人の命」であって、自分の地位や業界、収入を重視しているのではないのがわかるから、私はそれだけで彼の言うことに耳を傾けたいと思っています。

今までの彼の主張の集大成みたいな対談動画がありました。

そもそもコロナウィルスってなんなのかもわかる。オミクロン株や今後をどう考えるべきかも見えてくる。

 

でも私は彼らの「こうあるべき」の様に日本は動かないと確信に近いものを持っています。

それは日本の特色とでも言うべきか、「不安を重視する社会」だから。そしてそれに呼応するように政治家も不安を言う。メディアも同じ。

日本の魚市場であった築地が豊洲に移転する時に、小池東京都知事が何をしたのかを思い出します。彼女は「安全と安心は違う」と科学を否定して問題を大きくしたじゃないですか。

とんでもない都知事だと私は思ったのですが、まさにこれは日本人の特色だとも思うわけです。

メディアも同じだし、年寄りが大好きなバラエティ番組も不安を煽り理想論ばかり言う。ゼロコロナは無理だと言いつつ、その方向性を重視しているのが明らか。

そういう意味じゃ国民の方が現実的で、政府や自治体が何を決めたところで「思うがままに行動している」様に見えます。これが良いこととは思えないのだけれど、そういう動きが政府や自治体、メディアも動かしていくのかな、みたいに思っています。

でも「厳しいコロナ対策をする」と政治家の受けが良いのも間違いがない様子。

それでまた自粛要請が出てくる。

この自粛要請ってのもこれまたいい加減で、これは日本の憲法上の問題もあって他国のように「ロックダウン」や「封鎖」はできないんですね。飛行場の封鎖も同じで、憲法上、個人の権利を抑え込むことが出来ない。飲食店の自粛も同じで、罰金を科すような法律を作ると憲法違反になる様子。

かつて武漢在住の日本人を迎えに行って帰ってきた時、その日本人は当然、隔離されないとならないのに、それを拒否して自宅に帰った人も出てきて本当にびっくりしましたが、それを止めることは日本の場合は出来ないんですってね。その自由は憲法に定められているから。またそれに反する法律を作れば憲法違反。だから自粛を要請することしか出来ない。

オミクロン株でも自粛が必要かどうかは議論の余地があるとは思いますが、この自粛要請の問題もこのまま放置して良いとは思えず。

日本って憲法に緊急事態条項がない珍しい国だそうで、国家の緊急時にも国民の行動制限が出来ない。国家には国家緊急権というのを認めるのが世界の常識らしいのだけれど、日本にはそれがない。というか、それを憲法の中に入れなかったのは、日本(の国家権力)を骨抜きにしようとした憲法を作った占領国の考えたことでしょう。

ま、9条と関係があるんでしょうが、それがあるから「日本の憲法は素晴らしい」という国民も識者も多くいる日本。憲法改正なんて必要ないと。

国家の権力を行使できないのが良いとは私は全く考えていないし、私は改憲が必要と考えていますが、いの一番に変えて欲しいのは「前文」なんですよ。

「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚する」という部分は大いに結構なんですが、その次に続く、「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」という部分に納得ができない。

「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」ってどの国の事を言っているのか、世界は公正と信義の上に成り立っているのか。外国を無条件に信頼しちゃって良いんですかね。

私はこの前文を読むと、「犯罪者が刑務所から出てきた時に言う言葉」にしか思えない。

こういう「世界に対して申し訳ない」という立場が日本の根本にあるから、「日本は何も主張しない国」「主張してはいけない国」であるのが定着していると思っています。これって国の権利を放棄しているのと同じで、9条の問題、緊急事態条項がないのも同じ理由じゃないんですかね。

だから海外でなにか起きても、日本は「遺憾である」と遺憾砲を打つしか方法がなくて、それ以上のことを外国にすると「憲法違反になる」という識者もいる。当然、日本人が拉致されても助けられない。国土が奪われても放置。自衛隊が海外の日本国民の保護をしようとしても、常に憲法が問題になる。そのくせ、「なんで他の国のようにすぐさまアフガニスタンの日本人救出が出来ないのか」と改憲には大反対の左翼も騒ぐ。

そして日本という国家は、自国民に対しても「行動制限はしない、できない国」。何が起きてもロックダウンなんかしないし出来ないし、「俺は自由に行動するよ」という国民を捕まえたり罰金を課すことも出来ない。これは法律的に不可能ではないらしいのだけれど、憲法違反の可能性を含んでいると言われる。

日本って大掃除をしないとならないといつも感じています。

憲法も見直すべき箇所が他にあると指摘する専門家は少なくないし、モーゼの十戒じゃないんだから、時代の変化を受け入れるのは良いと思うんですけどね。

それと国民が選んだわけでもない「官僚が日本を牛耳る」のも私はとんでもないと思っていて、「日本は財務省に潰されている」と本当にそう思っています。

岸田政権は財務省ベッタリに見えるし、頼みの日銀もこれからは財務省色が強くなるという見方をする人も多い。黒田総裁は2023年4月には任期が終わってバリバリの財務省色が強い次期総裁になる可能性は高く、アベノミクスが完全に終焉するんでしょう。巷では岸田さんは安倍の言いなりだなんて言う識者がいますが、実際は岸田さんは安倍色を消す方向に動いていて、安倍さんはブチ切れているのが真相じゃないんですかね。人事を見たって安倍無視なのがはっきりわかるじゃないですか。

今後は今まで以上に「日本の借金が~~」「借金を孫の世代まで残すな~」「プライマリーバランスの黒字化を優先」「緊縮財政が一丁目一番地」なんてことになるんだろうと私は思っていて、当然、減税なんて考え方は皆無で、今後の日本は今まで以上に坂道を転げ落ちるように衰退すると見ています。

弱者を救う余裕なんて生まれないわけで、でも年寄りが有権者の中で大きな割合を持っているから、金はない、積極財政はしない、でも社会保障費はますます膨れ上がる国となると見ています。

こういう将来性が見えない日本に見切りをつける若者が増えるのは当たり前だと思う。当然、企業は世界を見ているわけで、中国に秋風を送るしか無いんでしょう。ま、それはアメリカとて同じで、中国問題は解決しないと思いますわ。

そういう意味では台湾有事を待つ勢力もあるんじゃないかと思ったり。

コロナ騒ぎもそれと同じで、あるべき姿とは違う方向で権威や既得利権を持つ勢力の思惑で何でも動く日本に私には見えるわけで、コロナの解決は遅れると私は思っています。

日本の問題って根が深くてそしてそれらは地下で繋がっているように思えるんですよ。

でも国民がそれを望んでいるってことですよね。だから政治家も官僚も変わらない。それを変えようとすると安倍さんみたいに袋だたきに合う。その点、岸田政権って意外に長続きするような気がしています。あちこちにいい顔をして大したこともしない。だからメディアも叩かない。国民は岸田さんが危険人物だなんて想像さえしないんでしょう。

私みたいな保守的な考え方を持っている人にしてみれば、早く政権交代してくれと思っているはず。でも次の総理には「高市早苗氏」を推すわけで、彼女が総理になれば日本も論理的に動くようになると思うのだけれど、左翼の反対運動、高市つぶしは安倍さん以上のものになるかもね。でも岸田さんでも河野・石破みたいな隠れ左翼が総理にならなくて本当にギリギリで救われたと私は思っていて、彼らが総理になるようになったら日本が日本でなくなると本当にそう思っています。

私には日本という祖国が「病んで床に伏している母親」みたいに思えるんですよ。

------- おまけ -------

オミクロンは「終わりの始まり」であると。

 

オミクロンの話は29分辺りから。

ゲスト:京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授 宮沢孝幸さん
出演:辛坊治郎、増山さやか
辛坊治郎ズーム そこまで言うか! 2022年01月11日
00:00:00 オープニング
00:15:04 ズームフラッシュ
00:24:06 16時のニュース
00:27:34 16時台オープニング
00:29:39 オミクロン株の特性とは ゲスト:宮沢孝幸さん
00:42:05 夕刊フジそこまでズーム
00:47:05 リスナーからのメール
00:57:31 街角ステーション
01:02:34 17時台オープニング
01:07:54 17時のニュース
01:12:47 感染対策防止対策、今後の規制のあり方は ゲスト:宮沢孝幸さん
01:23:20 エンディング

 

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