皆さん、マレーシアのキッチンタオル(ペーパータオル)をどう思います?問題なく使えていますか?
ヨメさんは別に文句も言わずに使っていますが、私としては「なんだこれ?」と思い続けてきました。
まず薄くて弱いのね。水分を多く吸収するわけでもないし、すぐボロボロになるから「絞って使う」なんてことは不可能。だから使う時にはいつも2枚分だし、ほんのちょっと使ったらすぐ捨てる。そしてまた引っ張り出して使う。
我が家で使っているのはこれです。どこでも売っていて、6ロールバックで15~20リンギってところでしょうか。
ま、それでも問題ないと言えば問題はないのですが、例えば「床に醤油をこぼした」ならまだしも、ちょっと大量の液体をこぼした時なんて、ロールの半分は使わないと拭き取れないのね。そんな時には「モップをつかおうかどうしようか」といつも悩むぐらい。
また魚でも肉でも「水分を拭き取ろう」と思うじゃないですか。あるいは揚げ物の油をちょっと落としたいなとか。
そんな時には、すぐにベチャベチャになるし見事に素材にくっついてくれるのね。腹が立つなんてもんじゃない。
水分を十分吸い取らない。弱い。破ける。くっ付く。これって4重苦みたいなもんですが、良いことが一つある。それは安いってこと。
2016年にマレーシアに上陸した時に、すぐに困ったのはこの「キッチンペーパータオル」と「ラップ」でした。このラップがまた酷くて、ペラペラで役に立たないのね。「チン」したらすぐに溶けちゃうし。日本のサランラップやクレラップに慣れてる人は「うそだろ?」と思ったはず。
でも2016年当時は探すとそれなりのものもあったんですよ。
メーカー名は忘れましたが、「丈夫でそこそこ使えるキッチンペーパータオル」もあったし、ダイソーでも「そこそこ使えるラップ」は売っていた。
ところが~~~~~~
いつの間にかそれらが手に入らないようになった。(┰_┰)
私はというと、そういうのを我慢しながら使うのは嫌いなタイプですから、さっさと日本から「サランラップ」を取り寄せました。(今ではマレーシアでもそこそこ良いのが売っている。ここをクリック)
困ったのがキッチンペーパータオルなんですね。日本で良いものが安く売っているけれど嵩張りますから、日本から取り寄せるなんてことをしたら送料がとんでもないことになります。
それでも我が家は刺身類を扱うことも多く、まともなペーパータオルが無くてもかまわないというわけにもいかない。ということで「リードペーパータオル」とか、マレーシアでも板前さんが使うようなペーパータオル(うちの板前さん)とかを手に入れて使っています。
やっぱりマレーシアの和食店でも大きな需要があるんじゃないですかね。この手のペーパーは皆さんご存知のFocal Marketingとか、他の和食材輸入商はどこでも扱っている。
これらのペーパータオルって素晴らしくて、厚手でしっかりしているから「絞って使う」なんてこともできるのね。テーブルを拭く時、掃除にも使えて、「洗って絞ってまた使う」のが可能。またケチれば「絞って干してまた使う」のも出来るはず。
刺身類や肉や魚にしても、表面の水分を吸い取るなんて全く問題がなくて、きっちり水分を吸収してくれるし、素材にくっついてしまうなんてこともない。揚げ物にも使える。
でも問題は価格なのね。これが一般家庭としては微妙な価格で、「決して安くない。でもとんでもなく高いわけでもない」という悩ましい価格。ところが一度でも使うと普通のマレーシアのキッチンペーパータオルを使う気はなくなる。
ま、これでそこそこ問題は解決したのですが、「拭き掃除」とか「こぼした液体を拭く」場合、ケチな私は悩むわけですよ。こういう場合は、「安いマレーシアのキッチンペーパーを大量に使う方が良い」と思うわけです。
だから我が家は、いつでも使えるようにしてあるのは「マレーシアのキッチンペーパータオル」で、ここぞという時にだけリードペーパータオルとか板前さんが使うようなペーパータオルを【戸棚の中に入れてある】状態。(笑)
ところがやっぱり「普段使いにももう少しまともなキッチンペーパータオルを使いたい」という願望が出てくるのね。
そこで日本のことを調べていて目についたのが「コストコのカークランドキッチンペーパー」なんですよ。これってちょっと大きめで厚くて丈夫で、かなり評判が良くてコストコのチョ~~売れ筋だとのこと。
使ってみたいなぁ・・・と思うものの、コストコはマレーシアにないし、日本のアマゾンから買ったら送料がとんでもないことになるし・・・。でもネット、ユーチューブを見ると多くの人が絶賛している。
日本の価格を調べてみると結構ばらつきがあって、12ロールバックで3560円(1ロール300円弱)ぐらいから買える。これってかなり安いけれど、嵩張るなんてもんじゃなくて、マレーシアに送れば送料は当然、商品本体より高くなる。(┰_┰)
諦めるしか無いか・・・と思っていたんですよ。
ところが、マレーシアのShopeeにも出品されているのね。多くは台湾からで、価格はやっぱりそれなりに高い。
ところがですね、諦めずに見ていくと「安いのもある」んですよ。\(^o^)/
ということで私が買ったのは6ロールで81.5リンギ。1ロール=13.6リンギ。これって日本円で380円ぐらいで日本での最安値が300円ぐらいなら、全く問題ないと思い、買うことに。
今、調べてみたところ、もっと安い出品がありました。4ロールで29リンギ。郵送料が4リンギでトータル33リンギ。これって激安で1ロールあたり8リンギ。これって日本円で230円ぐらいで、「日本の最安値より安い」ことになります。(もっと多く買いたい時には、「新たな注文」としないと単価が高くなったり、郵送に問題が出て送付不能となるケースが有る)
これならケチケチしないで使える。(笑)
実はですねぇ、ヨメさんが「あの新しいペーパータオル丈夫で良いわね。どんどん使っても構わないんでしょ?」と聞いてきたんですよ。
私としては、そりゃ使うために買ったのだから使えばよいのだけれど、どんなシチュエーションでもガンガン使うとなるとちょっと気にはなるわけです。マレーシアの安いペーパータオルで十分な時もあるわけですから。
でもま、このコストコのは「大きめ」で分厚く、絞って使えることもあるし、1ロール8リンギで買えるのなら、ケチくさいことをヨメさんにいうのはやめようと思った。(^_^)v
これはマジにお勧めです。大きくて分厚くて、水分はよく吸うし、破けない。そしてくっつかない。洗って絞ればまた使えるし、コスパはマレーシアの普通のペーパータオルより良いと思います。
ただし、「刺身を包んでおく」とか、そういうのに使えないことはないと思いますが、板前さん達が使っているものがマレーシアでも手に入りますので、それはそれで手に入れたほうが良いかも。でも魚や肉の「水分を拭き取る」ぐらいなら、このコストコので十分。全く問題ないはず。
どうでもよい雑学ですが、コストコの発祥地であるアメリカでは「Costco」をコストコとは発音しないのね。「コスコ」と言う。
Mac Donald’sも「マクドナルド」では全く通じない。「マッ、ダナルズ」。(笑)
面白いですね。
そういえばIkeaも「イケア」では通じなかったっけ。