マレーシアはなぜかオミクロン株の蔓延にはまだ至っていないようですが、そろそろ来たか?と思うような新規陽性者数の増え方。
これから日本のようになるのか。
ま、それはわからないにしろ、今、日本ではどうなっているのか、何が問題になっているのかを知ることはマレーシア在住の私達も大事だと思います。
このニュース動画がわかりやすいと思いました。
オミクロン株による重篤者・死亡者は少ないにしても感染者の母数が大きくなれば自ずと重篤者・死亡者は増えるわけで、「感染しても大丈夫」という考え方は成り立たないと思いました。それと忘れがちですが、感染後の「後遺症」に注目してみることも大事で、「陰性になったらハイ終わり」というほどうまい具合には行かない様子。
それとオミクロン株にはワクチンが効かないという論調が巷では増えていますが、決してそんなことはないという専門家の意見も耳に入れておくべきだと思いました。
上の動画で気になった点があります。それは「PCR検査では陽性のうち、3分の1は抗体検査で陰性だった」という現場の声。
マレーシアでは自宅で簡単に抗体検査が出来るようになって、非常に良いと思っていましたが、上記のような事が起きるとうまくないなと。これは「抗原が出来るまでの時間差」の問題があるようで、「自分は大丈夫だと思ってウィルスを撒き散らすことが多く起きているのだろう」と現場の医師。
次の動画のユーチューバーである医師は、多くの中でも私は信頼している一人でもあります。理由は簡単で、「結論ありきではない」という点。また情報や論文の出どころがはっきりしていて「裏とりも可能」という点。これは大事だと思います。そういう意味で、私は「報道」に関しては「持っていきたい方向性」を感じることも多く、注意が必要だとも思っています。特に個人が発信するSNSでは、自分の考えを強化し、それを広げるために記事を探してくることが多く、内容に大きな偏りを感じます。
ワクチンがオミクロン株に効くのか効かないのか、ブースター接種をどう考えるべきかの手助けになると思います。
またコロナでは一歩先を歩いてきたヨーロッパですが、今後はコロナ対策はしない方向であるのが見えてきました。
これを「オミクロン株が重篤化しないからだ」と短絡的に考えてはうまくないと私は考えています。ただ重篤化しないのは「早く対策をやめたい政府」にしてみると「渡りに船」「チャンス」なのは間違いがない。
イギリスの医師も「もう安全だから規制も対策もしない」ということではないという論文を出しているようで、その辺の理解、あるいは勘違いは後々大きな差となって出てくるんじゃないでしょうか。
オミクロン株を決して侮ってはならないし、後遺症も考慮してやっぱり「感染しないようにする」のは今までと変わらない。
そして様々な情報を見ていて気になることがあります。それは「次の変異株」に関してはまだ誰も何も言っていないと言う点。ただオミクロン株そのものにも種類があるようですが、その次がどういう変異株でどんな影響があるのか。これに関しては多くの専門家が「感染力は高く、しかし弱毒化する」と言うし、それをそのまま真に受けた評論家やコメンテーターもそれを前提に話をしているのをよく見かけますが、本当にそうなると決めつけて良いのかどうか。
私もそろそろ「終わりの始まりが来た」ような気がしていますが、それは「そうであって欲しい」という願望がそういうふうに思うように自分を動かしているような気もしています。
これからは政府も規制しない、対策も考えない方向へ動いていく可能性は高く、それは決して「もう大丈夫」という意味ではなく、「今後は、各自の自己責任でお願いします」ということだけだと私は認識しています。
そういう意味で「コロナはインフルエンザと同じになる」と言えると思っています。【自己責任】という意味で。
なんとなく終りが近いような感じはしますが、「子供の立場」で今の動きを見ると、【今まで以上に厳しい状況になっている】のは感染者数、入院者数を見ると間違いがないはず。ワクチン接種の是非も無視できず、これからが正念場に見えますね。
平穏な日々が早く戻って来ますように・・・。🙏