基本的な「資産運用」の知識 スタートは「自己責任」を理解するところから

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最近、「資産運用」に関して読者からメールを頂くことが増えてきました。債券に関して書いたことがキッカケだと思っていますが・・。

「どうやってるんですか?基本的な方針は?」

みたいな。

申し訳ないですが、個別に私が詳しい返信をすることはありません。というか、ブログを通して興味を持ってくれたことに関しては私は嬉しいし、一つ一つ返信をしたいのですが、あまりにも私の負担が多すぎるのね。そもそも「私の一方的な説明」を聞いて、その方が理解できるとは思わないのね。これはトレードも同じで、「向き不向きがある」のと「取り巻く環境」「目標がなにか」て内容が全く変わってくるわけです。

それとですね、私がかなりの時間を掛けて返事を書いても、【そのまま放置される】ことも多いんですよ。これって酷くて、私は「バカにされた」としか思わないのね。「ただ聞いてみたかった」だけのことに、私は一生懸命返信をしたくないんですよ。

中には一生懸命な人も居て、そのやり取りがキッカケで長い付き合いが始まるということもあるのですが、返事は必ずしますが、内容に関しては最初にいただくメールで判断させてもらいます。間違いがないのは「儲かる話を教えてください」的な匂いがするメールは(返事は書きますが)無視します。いわゆる「教えて君」には【ご自分でお考えください】みたいな意地悪な返事もするのはご容赦ください。またそういう方は【Yahoo!知恵袋】に質問すれば良いと思います。

そもそも情報を共有するには【最低限の知識が必要】なんですね。それなくして、ましてやメールで「教えてください」と言われても私だって困るわけです。そもそも私の考え方、やり方なんて、私の身勝手流でしかないわけで、他人にそれが合うとも思わないし、私には教えるほどのものなんか無いんですよ。

前にも書きましたが、【ダボさんが買った債券を私も買いたいので教えてください】というメールには冷たい返事をしたのですが、私が読者に望むことは「何を買うか」ではなくて、「考え方を知り、自分で選べるようになって欲しい」ということなんですね。そして私も「違う考え方を学びたい」わけで、「一方的な、買った銘柄を教えてください」なんてのは全くお話しにならないのね。そういうのが知りたい人はそれに適したサイトも業者もいくらでもあるからそこで聞いて欲しい。

まず絶対に必要な基本的な知識を得るのは簡単ではないと思います。それに適した書籍を選ぶのも難しい。もし書籍から知識を得るなら、その方面の専門書を20冊ぐらいは手に入れてとにかく全て読んで、そこに書いてあることは「判断をせずに頭に叩き込む」のが必要だと思います。内容を信じる信じないではなくて【どういう考え方があるのか】をまず知ることが第一だから。

ただし、いくら読んでも意味がないどころか、悪影響があると私が思っているのは【私はこれでXX億円儲けました】的な書籍。全てがダメとは言いませんが、この手の書籍は【業界にカモを呼び込むための書籍】と思って間違いがないと思います。本来はですね、どんな儲け話でも【他人には教えない】のが当たり前で、だから儲けられるのだという事実を知るべきですよね。「良い儲け話があります」と言われたら、「そうですかぁ、ではご自分で借金をしてでも頑張ってください」と突き放すのが一番。あるいは「相手の手の内を勉強する」意味では「乗ったふりしていろいろ聞き出す」、「詐欺の手口研究」ほど面白いものはなくて、若い頃から大好きでした。(笑)

ネットに関しては、やっぱり期待してはダメで、膨大な重要な内容を事細かく説明しているサイトは無いと思います。そもそもそんなサイトがあったところで、多くの方は【目次を見ただけでウンザリする】だけのはず。でも「興味が出てくる内容のサイト」は【貴方からなんらかの利益を得ようとしている】と考えても大外れではないかもしれない。でも中には大事なことを書いていると私も思うサイトは存在しますが、それは情報の端々を断片的に書いているだけのことも多く、そもそもそこから知識を得るには「基本的な知識がまず必要」で、それなくして理解は出来ないはずなのね。

でもそれでも、「見ているうちにだんだんと知識が増えるサイト」ってあるんですよ。また「興味があるポイント」から【自分で知識を広げていける】とか、【勉強のキッカケづくりには最適のサイト】はあると思っています。

今日はそれに適していると思うサイトを紹介します。私もここでしっかり勉強させてもらっています。

ゴールドオンライン

幻冬舎グループによる企業オーナー・富裕層向けメディアサイト。あなたの財産を「守る」「増やす」「残す」ための情報が満載です…

またこの中に「カメハメハ倶楽部」なるものもあって、その情報量はとんでもなく多く、内容も充実していると思います。この内容って、たとえば証券会社が「貴方にとって大事な情報はこれです」と言いつつ、実は私達から利益を得ようとしているのとは大きく違うのね。

たとえば、「連載もの」も多くあるのですが、この【連載;フィデリティ投信のマクロストラテジストによる「マーケット情報」】なんて、いつもこのブログに書いていることに関連している内容。こういう連載もの、特集、記事が分野ごとにごっそりあって、かなり絞り込んで、なおかつ深く情報が取れるんじゃないですかね。またここにいろいろ集まっているというのが大事で、ここから簡単にまた次のレベル、深さに飛んでいけるのね。

ゴールドオンライン

本連載は、フィデリティ投信のマクロストラテジスト、重見吉徳氏によるマーケット情報を転載したものです。 …

ただし、内容が難しいケースもあって、そう思ったときには「自分には基礎知識が無いのだ」と理解して勉強すれば良いと思うし、それこそがこのサイトの良いところかもしれない。

でもここに「すぐに利益になる話は無い」と思ったほうが良いかもしれなくて、でも「利益を得るにはどうするべきか」は見えてくるはず。

私だって「すぐに儲けに繋がる情報が欲しい」ですよ。でもやっぱり「儲けを追求する前に知っておくべきこと」があるのがこの歳になると嫌ってほどわかるわけですよ。でも若いころって「儲けの金勘定と期待が自分を支配する」のね。そしてそれを【前向きな考え方だと錯覚】してしまう。私が若い頃に七転八倒したのはそれが理由だと今になるとわかる。(笑)

それと、自分の頭は良いという自負がある人は「著名な投資家の研究に没頭する」事が多いのね。これも考えもので、「その著名な投資家には出来ても、自分にはなぜか出来ない事が起きるのが普通」で、それでどうにかなるから「投資の歴史において、頭の良い勉強家は皆、大成功しているはず」なのね。でもそれは起きていない。と言いつつ、その著名な投資家のエッセンスぐらいは理解する必要がある。もし本当に頭が良い人なら、「その著名で実績を出している投資家に投資するべき」というのがわかるのかもね。(笑)

でもこの紹介したサイトにある情報は全て正しいと考えるべきじゃないのは当然で、しかし「ここにある情報、考え方ぐらいは全て頭に叩き込んでおく」ぐらいの意気込みは大事だと思うし、その情報や知識を【自分の経験】を元にして、「自分の考え方、方針を固めていく」ことが出来る有意義なサイトだと思っています。

こういうところを見ていれば、【私に聞く必要なんて無い】のね。でも私としては「XXXにこんな事が書いてあったけれど、私はYYYだと思う。ダボさんはどう思います?」なんていうメールは嬉しいわけです。私も勉強になりますから。

とは言うものの、私が全く知らない理論や考え方、書籍は山ほどあるわけで、挙句の果ては「ダボさん、こんな事も知らないのですか。遅れていますね」なんて捨て台詞をもらったことも何度かあります。(笑)

つまりですね、「自分の考え方に賛同してもらいたいだけ」なのが見えるコメントやメールも結構あるんですよ。だから賛同できないような内容を書いたり、私の本音を書くと、その後、私を一切無視して返事も寄越さない、私を罵倒するというふうになるのね。

これを読んで、「読者とやりとりをするダボがアホなんだ」と思う人も多いはず。そもそもブログにはコメント機能も無い、メルアドも書いていない、「私の話だけを読んで下さい。反応する必要もありません」というブログが多いですよね。私は、そういうブログを見ると「面倒なことに巻き込まれたくない」というのもわかりますし、多くは「誰のためにもならない不毛なやり取りが続く」こともありますし、下手をすれば「日頃の鬱憤のはけ口にされる」ことさえ起きる。

でもね、私はネットで知り合った友人が多いんですよ。それはインターネットが無いパソコン通信時代から今まで、掲示板やこういうブログを通して知り合った友人。つまり、コメント欄も作らない、メルアドも出さなければ、私のそういう友人って「一人もいないことになる」のね。これって今ではネット関連の友人が多い私としては、その人達との出会いがなかったら・・・と想像しただけでゾッとするのね。学生時代から社会人になっても「その環境の中で誰とも意見を交わしたこともない、友人もいない」というのと同じだから。

私はやっぱりブログを含むネットを通した付き合いが好きなんだろうと思います。でも全ての読者に心優しく相手ができるほど、私も出来た人間ではなくて、「読者はかなり気分を害しているだろうな」と思うこともあるのね。でも私は聖人君子ではないし、【私にも感情がある】ことぐらいは理解してもらいたいと思っています。私は教師でもなければ先輩でもない、普通に感情もある、皆さんと同じ、一人の人間でしか無い。なおかつ頭も間違いなくボケだしたただのジジー。(^_^)v

それでいて、下手に私を持ち上げる内容には「イラッとする」こともあるわけで、是非ともお互いに「自然体」でありたいと願っています。

これからもよろしくお願いします。 m(_ _)m

 

-----(追記)-----
 

非常に大事なことを書きます。

資産運用に関しては、私には「アドバイザー」がいます。もちろんプロで、もう付き合いは20年以上になりますかね。彼から学ぶことも多いですし、教えてもらうことは山のようにあります。そして彼は私の癖や好き嫌い、投資や資産運用の基本的な考えをよくわかってくれています。

だからそれに沿ってアドバイスを貰えるということ。ただし、それは資産運用に関してだけで、【トレードに関しては一切タッチしない】付き合いです。私の読者ならご存知だと思いますが、私はA資金とB資金と2つに分けてお金を管理・運用しているのですが、A資金は小回りを利かせ「ハイリスク・ハイリターンを狙うトレード資金」で、B資金はAから生まれるお金をためてAとは全く違う考え方である「ローリスク・ローリターン」で「運用」しています。いわゆる一般的に言われる「投資」とか「資産運用」と言われるのはB資金で、この運用に関しては「プロのサジェスチョン、アドバイスを重視」しているということ。

私はこのブログにA資金、B資金の動かし方、考え方を両方とも書きますが、Aの話かBの話かを分けて書いているつもりですが、もし読者がそれを分けて考えないと、全く辻褄も合わない、訳のわからない話の羅列に感じるはず。この手の話に興味がある方は是非、そのへんにご留意ください。

ただ私は「資産とは紙きれ」みたいな考え方を持っていて、「何か大きな事が起きたら消えていくもの」という覚悟をいつも持っています。だから資産運用と言っても「裏庭に埋めておく」みたいな感覚ですかね。私がいつも大事にしているのは【日銭を稼ぐ能力】です。商人の生まれ育ちだからかもしれませんが、「日銭を稼ぐ能力以上に強いものはない」のね。世界大戦争が始まろうが、日本が沈没しようが、生きていける能力がないとダメだと思っています。大げさな・・と思うでしょうが、裸にされてしまうときって「まさかの坂で転げ落ちるのが普通」だというのが、私の人生で世の中を見て気が付いた【現実】なのね。【栄華盛衰は常に起きている】わけで、資産とは砂上の楼閣だと考えています。例えば、自分が大きな資産を築き上げても、もし福島県の南相馬市に住んでいたらどうなったかと考えれば簡単で、普通、そういうリスクは考えない人のほうが多いけれど、だからこそ「まさかの坂で転げ落ちる」のだと思うし、だからこそ「分散投資は重要」だし、「日銭を稼げる能力」が必要となるのね。それなくして「復活は出来ない」。

また債券を買うにしても、アドバイザーの彼に良さそうなものを何十件かピックアップをお願いもしています。当然、私の好き嫌いや選ぶパターンを理解した上で、そして彼のサジェスチョンを足した答えが帰ってきます。だから債券を選ぶにしても、「好きなものを勝手に選んでいるわけではない」のね。彼のサジェスチョンは大いに参考にしますし、彼が「もうちょっと考えたほうが良い」というケースもあって、その時には私は自分の考えを押し通すこともしません。

また私の資産内容もわかっていて、それが偏っていて変更が必要だとすれば意見もくれるし、アグレッシブかディフェンシブすぎると注意もくれる。また「危険がある、注意が必要なことが世界では常に起きる」わけで、その時には必ず連絡が入り、対処を一緒に考えます。(事前にもらった連絡で、かなり大きなお金を損してしまうことから逃れるられたこともありました)

でも全て彼におまかせするわけではないものの、海水浴で言えば、「監視員がちゃんとしているところで泳ぐ」し、「遊泳禁止」のところでは泳がない。そんな感じでしょうか。彼がリスクを常に見ていてくれるんですね。

正直なところ、そういうプロの存在がなければ、私だってビビるわけですよ。ましてや彼はプロだから、常に市場を見ているし、投資家目線で世の中の変化も見ているので、私は彼の存在無くして「資産運用は不可能」と言っても良いのね。

ま、お互いをよく知り合った同士、二人三脚でやっているわけで、そういう中で「何をどうするか」を決めたことを読者にお伝えしてもなんの良さも無いのはおわかりになると思います。

私のデブで体型が悪い身体に合わせて、これなら良いだろうと「服を作る」のと同じで、その服が、他の方に合うわけがないのね。

まずそういう「信用できるパートナー」をどうやって見つけるか。もしかしたらそれがいちばん大事な仕事かもしれない。

実はそういうアドバイザーは他にもいるんですが、全く違うのね。あるところまで詳しい情報をくれても、【あとは、ご自分で決めてください】と大事なところで突っぱねるタイプの人もいる。このへんが難しいところで、こちらサイドで行動してくれても、彼らは絶対に責任を持つことはないわけで、やっぱり自分で決めるしか無いし、また長い付き合いの中で、「相手を育てる」という考え方も大事で、要求すべきことは要求し、「いちいち言わなくてもやってくれる」ようになるにはかなりの時間がかかる。

これはHSBCなどのVIP口座のリレーショナルマネージャーもそうで、本当にピンからキリなのね。そして我が家は決して上客じゃないから、やりてのリレーショナルマネージャーが付くことはありえないわけです。でもま、銀行の窓口のオニーチャン、オネーチャンよりはやってくれる程度。

かなり前ですが、HSBCマレーシアでちょっとトラブルが合ったんですよ。リレーショナルマネージャーがそれを処理できないので、店舗まで出向いてああじゃこうじゃと話し合っていました。その時に、マネージャーの上司が出てきたんですよ。彼女は中年の貫禄がある女性でしたが、これぞマネージャーと言うようなタイプで【頭の切れ方がまるで違う】のね。当然、上司ですから、「ではこうしましょう、ああしましょう」でどんどん解決したのですが、【これほど違うのか】と唖然としたことを思い出します。

また私のHSBCですが、シンガポールのHSBCとの取引のほうが古く、マレーシアに住むということでマレーシア支店を紹介してもらったのですが、このシンガポールとマレーシアのリレーショナルマネージャーの【レベル】がまるで違うのね。マレーシアのマネージャーはそれこそ何度変わったかも覚えていないくらい変わるし、何か聞いても頼んでも【ピピッと話が通じない】んですよ。いわゆる窓口のオニーチャンが「貴方の担当になりました」レベル。

ところがシンガポールHSBCのマネージャーは「一を聞いて十を知るタイプ」で、私がなにか頼むとその処理は早いし、「これも必要ではありませんか?」と私が気がついていなことまで資料、情報をくれたり。

そしてそのマネージャーってこの10年間、変更なしなんですよ。同じ人がずーっと付いているから、お互いの理解がどんどん深まるのね。そういうマネージャーに「こういう案件がありますがどうですか?」と言われた時と、いつ変わったのかわからない会ったことも話したこともない新人マネージャーから「定型文のお薦めメール」が来て、私がその気になることなんかありえないわけです。

CIMBのリレーショナルマネージャーはまだましですが、似たりよったりって感じでしょうか。なんていうのかなぁ、「プロ意識」を感じません。ただ「仕事をこなしている」みたいな。

そういう意味での銀行や証券会社の選び方って非常に重要で、「ネットで見つけた銀行や証券会社に口座を開く」のも良いですが、その中でちゃんとしていて信頼をおける担当と出会うことができるかどうかが何よりも重要だと思っています。(ただFXやコモディティの売買にそういうアドバイザーはいらない、うるさいだけだと私は思っていて、システムの使いやすさ、取引条件の良さで決めれば良いと思っています)

どちらにしても、有能な担当を見つけるのは簡単じゃなくて、やっぱりお互いに時間を掛けて分かり合う事が必要だし、望むような関係になるように「育てることも必要」になるのね。

これって「良い飲食店を選ぶ」のに似ていて、自分は常にフードホールに来るどこの誰だかわからない客状態をいつまでも続けるのか、それとも小さな店でも誠意をもってちゃんと一人ひとりの客を大事にしてやってくれるスタッフがいるところを選ぶのかの差があるのと同じ。

その出会いがすべてを決めると言っても大げさじゃないのね。いわゆる銀行や証券会社に「自分の腹心がいる」と想像してみてください。そういう人が全くいない場合、大きなお金を動かすのは怖くないですか?

こういう話になると思い出すのは、ソフトバンクの孫さんと、SBI銀行の北尾吉孝氏の出会い。

ソフトバンクが上場する時に担当の野村證券に居た北尾氏と孫さんが出会った。ここで孫さんは北尾氏の実力を見抜いて惚れ込んで頼みに頼んで引き抜いてソフトバンクに来てもらった。それからが「ソフトバンクの黄金時代が始まった」と言っても言いすぎじゃない。

北尾さんは金融のプロだったんですね。錬金術師というのがあっているのかも。あの手この手で(批判されることもあったけれど)、ソフトバンクをどんどん大きくした。北尾さんなくしてソフトバンクのあの時期の躍進はなかったと私は思うし、ソフトバンクの実態は「投資会社」である下地もあの頃に出来たのではないかと思っています。

そういう出会いって、私達にもあるかもしれなくて、「やり手の銀行マン、証券マンと知り合う」ことが出来ると未来は変わるかもしれない。

やっぱり素人が頑張っても限界はあって、相場や投資の世界の内情までよく知っているプロが【自分サイドに着く】って凄いことなのね。でも注意しないと「カモにされるだけ」だから、ボーッとしていると食われて当たり前で、「あいつに騙された」なんてのも「騙そうと思われるような自分だった」ことも大いに反省するべきことで、「こいつを騙すより、手を組んだほうが良い」と相手に思わせることが重要。それって一般的な社会でも同じだと思っています。

詐欺も同じじゃないですかね。「行ける!」と思うから騙すはずで、「こいつは無理だろうな」と思ったら彼らも仕掛けてこない。

私は「詐欺に合うのも自己責任」だと思うタイプです。詐欺師の肩を持つわけじゃないけれど、詐欺師は私達のスキを狙うし、【私達の欲望に付け込むケースが多い】んじゃないですかね。投資詐欺なんてまさにそれで、「楽をして儲けよう」なんて思うからやられる。

これは銀行や証券会社も同じで、ぼーっとしている客には危ない案件でもどうにか押し込もうとするのが当たり前じゃないですか。私たちは「騙してください」と言っているのと同じようなことが常時起きていると思います。

書籍やネット内情報に気をつけないとならないのも同じ理由。

また特に私達日本人は、銀行や証券会社、ましてや【政府や公的機関が私達を騙すはずがない。騙してはならない】と信じている。それどころか「彼らのミスでさえ認めない」ですよね?でも現実はかなり違うんじゃないですかね。

つい近年では「ワクチン問題」がまさにそれだと思いました。ワクチンには様々な問題があって、それが表面化して大騒ぎですが、私は「やっぱり・・」とか「またか・・」みたいな印象しか無いんですよ。そもそも信用していませんから。

ワクチンは罪のない人が死んでいるんですよ!!!と言うかもしれないけれど、私にしてみれば「一部の政治家」「利権を持つ勢力」が決めた法律や政策で、どれほど我々一般がひどい目にあっているか。一家離散じゃ破産、自殺じゃなんてのも当たり前に起きて、今までどれほどの国民を殺したのか?って思うくらい。バブルの崩壊を起こし、その手当も下手。リーマンショックも同じで、日本は影響が少ない方なのに世界が復活していくのをみているだけだったでしょ。この元凶は「財務省・日銀」だと私が思っているのはいつも書いているとおりですが、この間だけで、どれだけの日本人が破産をし、家族崩壊し、そして経済的理由で首をつったと思います?ワクチンで死んだなんて数と桁が違う。

だから大事なのは「政府も政治家も公的な機関や銀行、証券会社も【真面目にやってくれ】」ではなくて、【私達がどうにか情報を集めて、私達の意思と責任によって行動を決めるしか無い】と思っています。彼らにちゃんとやってくれとどれほど騒いだところで、それで変わることなんかない。

でも変えようと努力する人たちの存在は重要で、それを否定はしません。それどころか私は無力だとしても「支援はし続けないとならない」と思うタイプ。

でも大事なところはそこじゃなくて、「身の回りの危険は自分で察知して対処する」しかないという考え方です。

投資もトレードも政治もワクチンも、そういう意味では皆同じだと思っています。

でもそこも「考えよう」で、多くの人たちは勉強さえしない、表面的な情報だけ探し回っているし、書籍や専門家の言うことをすぐ信じてしまうし、それは銀行や証券会社の担当者に対しても同じ。「他人に依存する人が非常に多い」ということはですね、市場の多くの一般投資家って【競争相手にはならない】ってことなのかもしれないのね。私は「素人とはプロに狩られる存在」だと思っているんですが、素人もほんのちょっと向こう側に渡るだけで見えるものが違って見えてくるのかもしれない。仕事も同じじゃないですか。無知、あるいは勉強不足の素人が多いほうが競争が楽になる。

「自己責任」

この考え方なくして、生き延びられるほど人間世界はまだ成熟していないんじゃないですかね。残念ですが・・・・。

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