ジジーになったからこそ【時代の先端を見つめて歩こう】と思う

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私は来週、とうとう70歳になります。フ~~~

面白いもんで鏡に映る自分は「正真正銘のジジー」ですが、自分の中身はまだ「お尻の青いガキ」みたいな感覚があります。

そんな自分でも、長く生きるってことは「それなりの知識や経験の蓄積がある」わけで、【過去を重視しがちになってしまう】のがわかるんですよ。

若い時には「小さな経験ととんでもなく大きな未来がある」じゃないですか。だからどうしたって「気持ちは未来に向く」のが当たり前。ところがですね、歳を取るとそれが逆になって、「大きな過去の知識・経験と残り少ない将来の小さな希望しかなくなる」のね。こういう状態だと、どうしても「過去を大事にしたくなる」のね。

「過去とは資産」なわけで、それを無視なんかしたくないし、「自分にあるのはそれだけ」だから「大事にしようと思う」のでしょう。そして、それを基準にして生きて考えていると【時代の変化を受け入れたくなくなる】のね。そしてその変化の多くを【馬鹿げている】とも感じるようになる。

これって「現実を理解できない」だけのことで、でも「世界は進化を続けている」わけで、その進化に対応できるのは【将来に目を向けている若者だけ】であって、【過去、後ろばかり見ている老人】には対応できない。

私はこの10年ぐらい、そんなことを考えていました。60歳の頃ですが、自分はもう役に立たない老兵なんだと自覚するようになって、では役立たずだから「黙っている」「諦める」なんてこともできない。かと言って、心身ともに健康な若者にはどうしたって敵わないのね。

このまま消えていく運命か・・・・

と思っていたのがこの10年だったわけです。

ところが70歳近くになると、「やっぱり諦めたくない」という気持ちが強くなってきました。このままだと【生きる屍】になるのがわかりきっているから。

でも将来に向かって驀進する若者みたいにはなれないわけで、それはそれなりに「今までの自分の過去、知識、経験」を利用しつつ【現在と未来】をできる限りきっちり意識して生きていきたいし、前線で戦える力はないにしろ、【過去の経験や知識だけで押し通すのはやめよう】と思うようになりました。

そしていつの日か、代替わりをしてからは自分の息子や孫の参謀ぐらいにはなりたいと思います。

一体何のことを言っているのかというと、やっぱり我が家の家業である「投資、トレード」に関してなんですよ。この世界で生き残るにはどうしたって「世界の現在と未来」を見なければならない。と同時に、これは家業であるからして、農家や同族会社と同じなのね。私の代が終わったら、土地から資産、知的財産も全て処分、なんてことはしたくない。形は変わってもどうにか次の世代に送りたいと思うわけです。

私は自分の心身の衰えを感じるようになってからは【今まで出来たことの何分の1かでも確実にやれるように維持しよう】【溶けていくように失われる自分の知識、ノウハウをできるだけ維持しよう】とそればかり考えていました。

でもそれって、「後ろ向きの考え方でしか無い」と今は思うようになって、現実はそんな私を置いてどんどん先に進んでいるんですね。最近、その「置いていかれる恐怖」を強く感じるんですよ。

だからやっぱり「追いつけなくても、追いつけるように努力を続ける必要がある」と考えるようになったわけ。

歩き続けなければならないと。

立ち止まったとしても「その場を確保できていれば良い」と思っていたのは、やっぱり勘違いでしか無くて、立ち止まるということはズルズルとどんどん駄目になって使い物にならなくなるということに、今やっと気が付きました。

【現在とは地盤沈下を続ける土地のようなもの】と思うようになったし、「現状維持は不可能」なのね。どんどん沈んでいつかは消えてしまうのが「現在」。

ということで、今まであまり時代の変化を追うこと無く、見逃したきたことがたくさんあるので、今更ながらしっかり学んで追いつき、そして実践しようと思います。

最近AIのことを書きますが、それも上に書いたようなことから「興味を持つべき」と思ったからだし、実際に興味があるし、そういう目で【今の世界の動き】を追っていこうと思います。

もう自分には関係ないと思っていた「Web 3.0」もそうだし、「DAO」もそう、そして【ブロックチェーン】に関しても、今更ながらしっかり理解するべきだと思っています。仮想通貨(暗号通貨)もそうで、単なる「値上がり期待」ではない視点で「投資方法」を模索し一から勉強を始めています。

それとずーっと書き続けてきた「私は長期投資が苦手」という言い訳もやめないとならないと思っていて、かと言って「毎月積み立てるインデックス投資」みたいなものではない、もうちょっと経験と知識を利用した、しかし忙しく売買する必要がない方法を構築しないとならない時期に来たと思っています。(今、一番入れ込んで研究しているのは【カバードコール】)

やるかやらないかの二択ではなくて、自分が劣化しつつあるのを認めた上で「出来る範囲でやる」べきだし、それこそが「私の職人技を踏襲する事ができない子供たち」の為に残すべき財産かもしれない。

そもそも「時代に追いつけない」「追いつく必要もない」と考えることそのものが【ボケのスピードが上がる原因】だと私は思うわけで、身体的にはどれほどボロボロになろうとも、【頭脳的にはピンピンコロリ】でありたいと考えています。(^_^)v

来週、70歳になりますが、私はこれから生まれ変わるつもり。

【Reborn!!

どうなりますかね~~。

気が付かない内に、この曲の気持ちを忘れていたような気がします。でも今また再出発する気持ちでいっぱいです。

「このままでは終われない。まだ夢の途中、諦めない・・・」

 

そしてこの曲をいつも聞いていようと思う。

なぜか、これを聞くとやる気がメラメラ出てくるんですよ。立ち止まることはできないと。

私には老後も引退もない。

それで良いと思う。

 

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