今、爆発的な勢いで利用が広がっているChatGPTですが、これを開発しているOpenAIという企業に出資をしているイーロン・マスクが「AI開発の一時中止」を訴えていて、それにスティーブ・ウォズニアックを含め、多くの著名人が名を連ねています。
ChatGPTを知れば知るほどその素晴らしさに驚いている私でさえも、これが私達の日常生活に与えるインパクトも気になるんですよ。趣味や遊びで使うなら良いにしても、ChatGPTが「多くの人の仕事を奪うであろう」「職場に大きな変化を起こすであろう」こともうっすら見えるのね。
時間を掛けて世の中に広まるなら良いけれど、急激な広まりは悪影響があるんじゃないかと思うんです。実業に今は携わっていない私でさえ、そしてAIの一つであるChatGPTでさえ想像以上の職業を奪う、職場の変革が起きるだろうと思う。
あるいはChatGPTなり、AIの使い方がわからないと仕事にならないことは間違いなく起きそう。
本来は人間とAIの共存が望ましいものの、今の勢いを見るとちょっと上手くないような感じがあります。
またChatGPTに問題もなく完璧であるのならまだしも、開発途中の製品であって、便利ではあるものの信頼が置けるものなのか、悪用もできるのではないか、そんなことも吟味する必要があるはず。
そしてAIを作る上での指針、コンセンサスみたいなものがないと、人類への悪影響が大きいかもしれない。
それこそ人類が「人力車や馬車」を使っているところに、突然、自動車やトラックが出現したようなもので、便利ではあるものの「ルールを作り、一定のコントロール下に置く」のは重要だと私も思います。
私が気になるのは「世の中の格差を広げるのは間違いがない」という点で、AIとは何か、何が出来るのか、どんな将来が来るのか、どの様な問題が起きるのか、まずはそういうことを広く認知してもらうことも重要だと思っています。そうじゃないと、中学生が突然、世間の荒波の中に放り出されたようなことが起きるんじゃないかと。
つまり、社会はまだAIを受け入れる準備が出来ていないと感じるわけです。
イーロン・マスク達が「一時停止を訴えた書簡」はこれです。(英語)
We call on all AI labs to immediately pause for at least 6 m…
わかりやすい説明。