第三次世界大戦へ向かう最悪のシナリオ イスラエル vs ハマス

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第三次世界大戦だなんて「そんなバカなことが」って誰しもが思う。

でも今の「イスラエル vs ハマス」の戦いは過去にはない異常さがあるわけで、それぞれバックに大物が付いている。

誰が何を企んで「ハマスによるテロ」を起こしたのかはわからないにしても、それをキッカケにとんでもないことになる可能性があるのは「わかっていたはず」ですよね。

ということは、「そうなることも計画のうち」とも言えるわけで、「第三次世界大戦に向かう導火線には火が着いたまま」だと私は思っています。

今、アメリカはあの地域に「空母打撃群」を2つ配備し、もう一つがあの地域に向かっているとのこと。この空母打撃群の凄さは私達が過去の戦争で見てきた通りで、一つの空母打撃群が小さな国と同じ様な軍事力を持っている。それが3つもあの地域に行くというのは【余計なことは始めるなよ、という脅し】だとは思うものの、万が一の時には当然、戦闘状態となる。

これがうまくないのは、そうなることで利益がある国も存在するってことで、ロシア、中国、北朝鮮が挙げられる。アメリカが中東で身動きが取れなければ、ロシアも中国も北朝鮮も「今がチャンス」と考えるのは当たり前で、ただ見ているだけだとしたら独裁者としてはバカなのかもしれない。

だから「一地域の戦争が世界大戦へと大きくなってしまう」のが世界の歴史。

今日の時点で、イスラエルはまだガザ地区に進出していないけれど、イランは「それをしたらあの地域の地図が変わることになる」とあたかも「参戦するぞ」と言っているのと同じで、どうなりますか。

そもそも「イスラエルを抹殺する」のはイランの国是であって、「いつか滅ぼしてやる」「滅ぼさなければならない」というのがイランの政策。これって北朝鮮が「統一」というのとはわけが違う。イランは「イスラエルを滅ぼす」と世界に向けて公言しているんですから。

それでもうまく均衡をとって来たわけですが、私はバイデン政権がそれを壊すようなことばかりしてきたと思います。蜜月関係だった中東の大国であるサウジとの間にもバイデンは亀裂を入れたし、環境保護も良いですが、アメリカのエネルギー政策を大きく変えてしまい、中東で何か起きるとアメリカも困る体質になっている。挙げ句の果てに「下院議長は歴史上始めての解任」なんてことが起きて、議会は停止状態。

ハマスの攻撃もこの瞬間を狙ったのは間違いがないと私は思うし、当然、ハマスだけで行動を決めるわけもなく、裏でとんでもないことを企てる勢力があるのは間違いがないと思います。な~んていうと陰謀論になってしまいますが、ハマスが「じゃ、ちょっくらイスラエルを攻めてみますか?」なんてあれだけの規模のテロ行為をハマスだけで決めるわけがない。

で、このままだと最悪の場合どういうことになるか。それを言う専門家もいるわけで、とりあえず今、どういう事になっているか、これから何が考えられるか、それを私達も頭の片隅に入れておくことは重要だと思います。

カナダ在住の「やまたつさん」の解説。

ただ私としては一つの希望があります。

それはハマスはハマスでしかなくて、パレスチナを代表しているわけではないから。

ここは大事なところで、本当に我らが岸田総理ってバカとしか言いようがないと思ったのですが、岸田氏は「ハマスとパレスチナを同列に置いて声明を出した」のね。そして「イスラエルは被害者」という考え方もなく、「双方、自重せよ」と。

これって日本的な考えですが、大きな勘違い、あるいは無知がここにある。

世界は「ハマスがテロを起こした」ことに非難をするのであって、パレスチナを責めてはいない。ここをはっきり分けることが今回何よりも重要なのに、岸田氏はハマスとパレスチナを一緒にしてしまった。なおかつイスラエルにも自重しろと言った。ここは「ハマスを名指しして、やめろという場所」でしょ。テロを起こしたのはハマスなんですから、今、その背景にあるものを考慮する時ではない。

世界では今回のテロは911NY同時テロと同列の扱いなわけで、岸田氏がいうことはあの時、アメリカに対しても「何もするな」と言ったのと同じで、バイデンが「イスラエルの報復は理解できる。そしてそれは義務だ」とまで言ったことと大きな違いがある。この認識の大きなズレって、「私は中東情勢を知りません」と言っているのと同じ。そしてパレスチナに言及すれば、それはそれはややこしい問題になるわけで、なぜ各国はパレスチナに言及しなかったのかを岸田は全く理解していないことになる。

だから日本は蚊帳の外に置かれて、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアが共同声明をだしたけれど、そこに日本の名は無い。岸田氏はハマス批判さえしていない。

パレスチナも「ハマスはパレスチナを代表していない」と言っているわけで、この部分を世界の共通認識として「問題をこれ以上大きくしない」方向へ持っていこうとしているんでしょう。でも他のアラブ国がハマスに同調するようなことを言うのは、それはそういう立場があるからで、それはイランも同じかもしれない。

「ハマス単独のテロだった。他のパレスチナは関係ない」というところに【幕引き】を持っていこうと皆が考えているであろうことが想像できる。でもそこまで岸田氏は頭が回っていない。外務大臣を長く経験してきたのになんなんだと思いませんかね。

事実はハマスとパレスチナ全体と連携しているかもしれないし、イランがコントロールしているかもしれないけれど、「ハマスの単独犯」とすることで【逃げ口】が開いているとすればそれで良いんじゃないですかね。

逆に「白黒を付ける」と細かいこと、背後関係を言い出せば、【イスラエルとイランの正面対決】を前提としていることになりませんかね。誰しもが想像していることを突っつけば「戦争になる」んじゃないかと。でもそれを望む勢力もあるわけで、イスラエルもやる気満々の連立政権であるのを忘れるわけにはいかない。つまり、西側に「白黒つけよう」という機運が高まれば、イスラエルは「待ってました~」となるんじゃない?アメリカにそれを打診していたという未確認情報も出回っている。

岸田氏が「危機管理センター」を作ったのはテロから4日後。遅くね?人質が連れて行かれたのは即日わかっていて、「日本人はいないんじゃないの?」「慌てることはない」なんて考えていたフシがある。

そしてイスラエルから国外に出る日本人のために送った救援機は「一人3万円の有料で、テルアビブからドバイまで。利用者は8人」。ところが韓国の救援機には無料で日本人51人の搭乗が許され、ソウル近郊まで送り届けられた。

確かに「有料であること」「ドバイまでというのは飛行機の手配を最優先するためだった」というのもわかる。でもこれっていかにも「お役所仕事」だと思いませんかね。

本当に岸田氏って駄目だと思うわけで、国民が「よし、良くやった」と拍手喝采するようなことをしない。出来ない。考えない。これってリーダーとして失格だと思うわけです。

増税メガネと言われるのも気にしているようで、突然「減税を匂わした」のも気が弱くて信念もない男なのが露呈したと思います。ついこの前まで「増税路線」でいたのにです。

これは「支持率が低い」という背景があるからでしょうが、ストーリーの組み立て方が幼稚すぎると思いませんかね。どんな参謀が付いているのか本当に不思議。

で、蓋を開けてみたらそこに「消費税」の名が無いのであれば、「嘘つき」と言われてもしょうがない。「所得税と法人税の減税」があったとしても、それで喜ぶのは誰か?って話。

アメリカも世界も経済、政治的にも混乱している時に、日本のリーダーはこんなレベル。

でもこれは「国民が岸田氏を選んだ」のと同じなわけで、国民は誰が総理大臣として必要なのかを考えていない証拠だと思う。じゃ、誰がよい?出てくる名前は河野であり、小泉ジュニアであり、石破?

日本ってとんでもない病気に罹っているように感じています。

残念です。

日本保守党や参政党が日本の変化のキッカケ、刺激になれば良いと思っていますが・・・。

 

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