皆さん、ご自宅で「手巻き寿司」ってやりますかね。
我が家はゴールドコースト時代の「子供たちが小さな頃」は友人を招待するパーティも含めて度々やっていましたが、子どもたちが大きくなってからはやらないし、マレーシアに来てからもやったことがない(はず)。
でも「何十年ぶり」となる手巻き寿司を家でやってみました。本当に懐かしい。
ただ「絶対に欲しいネタ」としての【マグロ】も【タコ】もない。
これは無いのではなくて、あえてはずしました。
海外在住での手巻き寿司って本当に難しくて、まず「ネタを集められない」のね。スーパーで全て買い揃うなんてことは絶対にない。だから専門店、輸入卸商からそれぞれ手に入れるわけですが、特に【大好きな、そしてそこそこのレベルのネタ】って本当に手に入れるのが難しい。
それの筆頭はマグロであり、そしてタコ。だから日本在住者には理解不能だろうと思いますが、これらの「良いもの」って【宝物】と同じレベルなわけです。だから「品数でごまかすような手巻き寿司」には使わない。使いたくないのね。
美味しいマグロやタコって「大事に大事に食べるもの」なわけです。(笑)
でも今回は「小粒だけれど美味しいイクラ」「冷凍ものだけれど決して最悪ではなくて妥協が出来るレベルのウニ」、「そこそこ美味しいトロしめ鯖」、「安定した美味しさのモンゴイカ」があったから手巻き寿司となりました。これに我が家では大ヒットの「紀文のカニカマ」、他にはキュウリじゃ卵じゃひきわり納豆があればどうにかなるとの判断。
いや~~~、大満足でした~~。期待以上でした。\(^o^)/
ただ私の場合は、結果的に「手巻き」にしたのは【イクラのみ】で、あとは巻かずに食べました。(笑)
そもそも私は「巻き寿司、ばら寿司、ちらし寿司」はほとんど食べないのね。なんだか「まぜこぜにして食べる」のが好きじゃないし、苦労して手に入れたものをそうやって食べたくないわけです。
でもばら寿司やちらし寿司が「美味しくない」とは思ってないし、美味しいものはやっぱり美味しい。でも好きじゃないのね。それは「太巻き」もそうだし、こういう「手巻き寿司」も同じ。
そもそも「刺し身や握り寿司」で使えるネタを「わざわざ細かく切る」なんてことはしたくないし、寿司店や和食店の様に「半端な切り身、切り落とし」みたいなネタはないのだから、あえてばら寿司や巻物にするなんてことはしない。
今回はあえて使わなかった「冷凍のインドマグロ」や「生の水タコ」は、それぞれのポテンシャルを一番引き出せる方法でちゃんと食べたいと思っています。
日本ならこれの何倍もの良いレベルのものを、何分の1かのコストで食べられると思うけれど、もう「日本なら・・・」ということは考えないようにしています。それって「太陽が西から昇ればなぁ」と考えるのと同じでどうにもならないことだから。
この程度の巻きずしでもどうにか家で食べられるマレーシアに感謝。日本の食材を輸入してくれる商社、私達素人の個人でも買えるようにしてくれていることに感謝。
大変、美味しかったです。ごちそう様~~~~~~~。
どうも有難う~~~~~。