大好きな鶏の唐揚げですが、あの手この手を使って「新たな挑戦」をしています。
今回はちょっと「フライドチキン風」にしようと思ったんですよ。
私はかな~り昔からケンタッキーフライドチキンは好きじゃなくて、でも一度だけ美味しい~!!と思ったことがあるのね。それはマレーシアの飛行場KLIAで時間待ちをしていた時に食べたケンタッキーフライドチキン。こんな美味しいのを食べたことがないと思った。
あああ、ゴールドコースト時代でも一度だけありました。半端じゃなく美味しかった。
あれってやっぱり「出来立てかどうか」ってのが大いに関係があるんだろうと思うんですよ。で、私の場合はその出来たての美味しいのに当たることが少なかったんでしょう。そもそも「買ってきて家で食べる」ことが多いから、「出来立てではなくなっている」ってことなのかもね。
これは店で食べても同じで、「いつ作ったものか」はわからない。そして「時間による劣化」ってかなり早いんじゃないですかね。家で作って食べる唐揚げだって同じだし、ケンタッキーを美味しく食べるれるかどうかは【運任せ】なのかもしれない。
だから家でケンタッキー風のを作って、出来立てを食べてみたかったのね。味的にはケンタッキー風の必要はないし、塩コショウに「イタリアンハーブ」でもちょこっとあれば十分。
このレシピを参考にして作りました。
最近、唐揚げでも「マリネすると美味しい」と思うようになっていて、「砂糖と塩」で一晩マリネしてから作ったのですが、当然、マリネしたものに味付けをしてから揚げるわけですよ。衣にも味付けをする。
それと量が半端じゃなかったのね。普通の唐揚げでも骨付き肉のほうが美味しいのは間違いがないと思っていて、そしてあのケンタッキー・フライド・チキンの大きさって大事だと思うんですよ。だから用意したのはタイとドラムスティックがトータルで12個。ちょっと多すぎじゃね?なんて思ったものの、ま、いっかと。
う~~む、でもタイとドラムスティックが12個って、メリーランドが6本だから、三羽分かぁ。やっぱり異常だよねぇ。
あああああああああああああ、写真がない。(┰_┰)
最近ボケまくっていますが、そこそこ良さげなのが出来たんですよ。
ところが「塩っぱいなんてもんじゃない」のね。(┰_┰)
衣を引っ剥がして食べればどうにかなるみたいな・・・。
2個食べたらもうギブアップ。ヨメさんは「塩っぱくて食べられない」と1個だけ。息子は2個。トータルで12個あるのに食べたのは5個で、7個も余ってしまった。
いつも作る唐揚げでは多めに作っておいても、知らない内に「誰かが食べる」ような我が家なんだけれど、余った7個を誰も食べようともしない。
どうすんだよ~~~。捨てちゃうなんてことは絶対にしたくないし、バラバラにほぐしてスープに入れちゃうなんてことも考えたのだけれど、野菜スープを作るのも面倒だし・・。
結局、私が責任を取ることに。冷蔵庫に入れて置いても誰も食べないし、冷凍クリームコロッケを揚げる時にその余りのフライドチキンを揚げ直したりしたのだけれど、パサパサで固くてそして当然、塩っぱいままで益々食べられるような代物じゃないけれど、食べるしか無い。
唐揚げ系の余り物は「ノンフライヤーで温める」のがベストだと思った時にはもう食べ終わった後。
結局、三度に分けて食べきりました。あああ、酷かった~~~~。
鶏肉ってやっぱり好きだし、食べる機会が一番多いのだけれど、今は当分食べたくない感じ。パサパサで固くて塩っぱいフライドチキンを食べた後は一ヶ月ぐらいは鶏を食べたくないと思う。
な~んて言いつつ食べるのだろうとは思うのだけれど、いやいや、やっぱり当分、食べたくない。
じゃ、何にする?
「鶏肉以外で・・」なんて思うと、本当に自分が作れるレパートリーって少ないのがわかる。というか、材料は冷蔵庫冷凍庫にごっそりあるものの、なんだか「何を作るか」のイメージが沸かないのね。
鶏肉が~~~というより、料理そのものをやりたくない感じ。
ま、ヨメさんに任せておけば良いのだけれどさ~~~~。
デリバリにすっか。
中華が良いな~~。
最近、無性に「PARADISE DYNASTY 楽天皇朝」のチャーハンが食べたくなるんですよ。あの8色の小籠包には興味がないし、最近は小籠包そのものも食べなくなってきた。でもあのチャーハンは美味しくて、多めに注文して冷蔵庫の中にでも残りがあると「やった~~\(^o^)/」なんて思うくらい。
いくつか頼んで、冷凍をしておきたい。
チャーハンなんて自分で作れよと思うけれど、難しいんだよね~~。というか一度もチャーハンは作ったことがない。自分には絶対に無理だろうと思うし。ありゃりゃ、ヨメさんのチャーハンも結婚してこの40年近く、食べたことがないような気がする。
ヨメさんは家でチャウメン(中華風焼きそば)も作ったことがないような・・・。
近年、なぜかシンガポールヌードルが好きになった。それも「しっとり系」じゃなくて、口の中の水分を全部持って行かれるような「パサパサ」のが美味しいと思う。変だよね~~~~~。
また中華も作るようにしようかなぁ。
私は若い頃から「八宝菜系」が半端じゃなく好きなんですよ。「餡掛け」ね。あれって材料集めが面倒だけれど、作るのは意外に簡単で「オイスターソース味」で大体うまく行っちゃう。エビ、イカ、ホタテ、そしてなぜか絶対に欲しいのがキクラゲとタケノコだったりするのね。中華のハムとか、豚の内臓系もあったら良いと思う。普通のハムじゃイマイチだし、ベーコンなんて入れたら台無しになるし、突き詰めると家で作るには難しい料理なんだろうとは思う。
で、麺は何でも良くて「ツユ麺」でも良いし、焼きそば系なら、麺をきっちり焼いて香ばしいどころか「おこげが多い」ようなのが好み。でもお米じゃないほうが好き。
でもなぜか、日本では一般的な「八宝菜系」の中華ってマレーシアでは食べたことがない。似ていても「違うもの」なのね。なんでだろう。
う~~~む、やる気が出てきた。作ろうかぁ~~~~。
青豆蝦仁も良いなぁ。エビだけじゃなくてホタテ、イカも入れても良いと思うし。この場合、絶対に欲しいのが「フクロダケ、クワイ」だったりする。グリーンピースはいらないのだけれど、ヨメさんはグリーンピースが大好物。
おーーし、やる気が出てきた。
でも材料が全て現在あるわけじゃないから、エビもホタテもイカも買わないとならない。クワイとフクロダケの缶詰は我が家の常備品で在庫はあったはず。でも材料を買おうとするとヨメさんは「まず、あるものを全部使ってからにしてよ~~」と【絶対に言う】のね。
で、またやる気が無くなるのがいつものパターン。(笑)
餃子でも作りますかねぇ・・・・・。
料理がうまかったら人生楽しいですよね。でもやっぱり私が思うのは「センスが何よりも重要」で、私の場合はセンスが本当に無いのははっきり自覚していて、どれほど頑張っても無理なのが良く分かる。でもま、もう諦めていて、60点の料理ができれば上出来だと思っています。そもそも私は家族の中で一番「鼻とベロの性能が悪い」のね。同居している息子は私より敏感で、ヨメさんの血を引き継いでいるのだろうと思ったり。でも息子は優しくて、ヨメさんがしら~~っとして何も言わないような時でも「美味しいよ」と言ってくれるから助かる。(笑)
ヨメさんが絶賛してくれるのは「麻婆豆腐」ぐらいのもん。その他は・・・、無い。
そりゃ外食も良いけれど、家で作れるものは「我が家流の美味しい味」に出来るし、「いくらでも材料にお金を掛けられる」わけで、贅沢な・・・なんて思っても外食に比べたらまだまだ安いですもんね。
エビチリなんてそれの代表で、「良いエビ」を「好きなだけ」使っても家で作れば激安ですもんね。
「もうエビチリなんて見たくもない」と思うほど食べたい。(笑)
で、エビチリもマレーシアでは日本人の好みとはちょっと違っていて、正直なところ、「これは美味しい!」と思ったことがない。
でも「日本風中華の店」があって、日系企業の「第十九代目鈴木商店」ですが、KLCCで中華料理屋+焼肉屋をやっているのね。
そこからデリバリしてもらった「エビチリ」が日本のエビチリを思い出させてくれる美味しさで本当に嬉しかったのだけれど、二度目にデリバリしてみたら「使っているエビを変えた」ようで、ボソボソで全然美味しくないんでやんの。
こういう事が起きると、崖から突き落とされたような気分になって、もう二度と頼もうとは思わなくなる。だから今の「第十九代目鈴木商店」の中華がどうなっているのかはわからない。
昔は香港や台湾に行って、「やっぱり本物の中華は美味しい~~」なんて舞い上がっていたけれど、でも海外在住になって、そういうものばかりの世界にいるといつのころからか「日本の中華」が恋しくなるのね。
これはゴールドコースト時代も同じで、中国人はごっそりいるから中華料理店もかなり多いのね。そんな中でサーファーズパラダイスに「ハッピーハウス」という日本式中華料理店があった。そこが連日大繁盛で、日本人客が多かった。やっぱり皆さん、考えることは同じだなと思いましたっけ。
マレーシアにもし「餃子の王将」でも出来たら、「中華はここに決まり!」なんてなるかもしれない。もう本場の中華は飽きました。ただし、やっぱり「点心」は好きだから、点心のお店通いはなくならないと思う。
今、フト食べたいと思うのは、駅前中華の「モヤシそば」なんですよ。むかーし、高校時代に学校の帰りによく食べていた「上石神井駅」の駅前中華のモヤシそばが半端じゃなく美味しかったのね。中華麺の「かんすい」が効きすぎているみたいな、黄色で匂いも強い麺だったのだけれど、なんとも言えない美味しさだった。
そういう「XXXXのYYYYが美味しかった」のを歳を取れば取るほど思い出すわけで、それに比べるとマレーシアって何でもありそうで何もないみたいな感じがなくもない。
でも日本に帰ってそういう味を求めても「無い」のね。当時の店はどこも皆なくなっているし、どこかに私の大好きなものがあるにしても、それを探し出すのは不可能。
ところで最近、マレーシアの冷凍食品で気に入っている「ワンタン」があります。
本当に「チープな味」なんてもんじゃないのだけれど、なぜか我が家は皆、これが好き。「チン」して食べられる手軽さも最高。
飽食の時代と言われるようになって久しいけれど、自分が感動するほど美味しいものに出会うことは少なくなったような気がしています。高価な料理は美味しい、感動するってわけでもないし。
ああああ、感動しっぱなしのものを最近、見つけたんだっけ。
アマゾンから取り寄せた「濃縮アサリ汁」。
日本在住の方々にしてみれば、「なんで?」と思うような代物だろうけれど、我が家はこれがあるだけで「日々の食事の満足度」はかなり上がりました。マレーシアでは「良い素材を見つけるのが難しい」から、こういう調味料系で「ごまかす」と言ってはなんだけれど、「あったら嬉しいもの」って結構あるし、それらは日本から取り寄せるしか無い。
そういう意味で、我が家が海外に在住している限り、「旭ポンズ」「原了郭の黒七味」「ろく助の塩」「ナガイのもずくスープ」「茅乃舎だしパック」とかも縁が切れることは無いと思う。
こういう調味料系って本当に重要で、昆布や海苔も同じで、良いものがあるだけで「いつもの家庭の味」がガラッと変わるのね。そしてマレーシアに来てから覚えた「フランスの発酵バター」や「本物の美味しいエクストラバージンオイル」、「サラワク産の黒こしょう」もそれらがあるだけで、日常の料理が変わる。中華でいうと「花椒」「豆鼓」の我が家に合うものの入手が結構難しくて、いまでは「花椒オイル」「豆鼓醤」が主流。これもブランドによっていろいろだから本当に大変。それは定番の「甜麺醤」「豆板醤」も同じ。
「イマイチだ」と思っても捨てちゃうわけにはいかないから困るのね。私には「捨てる勇気」が無い。ご飯粒をひと粒でも残したらオヤジに怒鳴られて育った世代で、それはヨメさんも同じ。でも中にはどうしても食べたくない、使いたくないものもあるわけで、その時にはヨメさんと私で「捨てちゃう?」「好きにして」「お前が捨てろよ」「嫌よ」と擦り合うのが普通。そういう時には「息子に味見を頼む」のね。で、「美味しくないと思ったら捨てといてね」というと、「オッケイ~~」という返事が来る。(笑)
息子はやっぱり現代っ子で「賞味期限が切れるとすぐに捨てちゃう」し、面白いと思う。私とヨメさんは「グアム時代」にスーパーで売っている缶詰が膨れていたり、錆びているなんてのを経験しているし、どうにも捨てるのは苦手。スーパーで売っていた「冷凍牛肉(アメリカ本土から来ていた)」は茶色が普通だったっけ。でも鶏だけは朝締めで新鮮だった。自分の家で飼っている鶏だから。
そういえば豚は「飼っていた子豚が逃げて裏のジャングルで育って増えている」のね。それを狩りに行って(ライフル銃で撃つ)、100キロ以上もあるような豚をガレージに吊るして解体して食べたっけ。頭から尻尾まで、内臓も血も一切無駄にしないのね。そういえば、飼っている鶏も逃げて、ジャングルで育っているのね。で、ジャングルには野犬もいるから生存競争が厳しいのでしょう。だから「グアムの鶏は空も飛ぶ」し「木の上で生活している」のね。これって50年以上前の話ね。グアムに信号機が一台しかなかった時代。でもすでに日本人観光客はごっそりいて、タモン湾という観光地には日系ホテルがごっそり建っていた。懐かしい・・・。
我が家のそんなこんなの拘りが昔からあったかと言うとそういうことはなくて、日本に住んでいる時って意識をしなくても美味しいものがいくらでもあったと思うんですよ。でも海外に住んで「なにか違うんだよね~」と思いだすとそれが止まらなくなるし、探してみると「こんなのがあったんだ~~」と思うようになったってこと。
でも今後もそういうのを探し求めようという気持ちが強いわけでもなくて、これもまた「縁」でしかなくて、なにか面白い出会いがあれば良いなぁと思う程度。「日本の情報、評判」から買ってみようかと思うことが多いのだけれど、これもまた「好みが皆それぞれ違う」から難しいのね。
我が家の必需品も他の家庭では「なんでこれが?」と思うのだろうし。