コーヒーを飲む人って多いですよね。我が家のヨメさんも息子もコーヒーがない毎日なんて考えられないと。
私はというと子供の頃からコーヒーは苦手だったんですよ。父がコーヒー大好きでとんでもなく濃いの(しかもブラック)を飲んでいたのですが、「子供が飲むものじゃない」と言われ続けたし、飲んでみても苦くてまずくて、こんなものは一生飲むまいと思ったくらい。
青年になり大人になっても「コーヒーはまずい」と思い続けていました。なんであんなものを好きな人が世界中にいるのか全く理解できず。それでもたまに飲んでみたのですが、やっぱり苦いし、口の中に何か残る感じが嫌いでした。紅茶は大好きなんですけどね~。
だからそもそも喫茶店には行かないタイプだったし、スタバなんて行ったこともない。
ところが~~
マレーシアに来てから、ヨメさんも息子も「サンフランシスココーヒーが美味しい」としょっちゅう飲むのを見て、私も飲んでみたんですよ。冷たいやつで中にツブツブが入っているタイプ。
美味しい・・・・と思いました。これって生まれて初めてかもしれない。
それでもコーヒーを家で飲むとか、毎日飲むなんてことはなくて、サンフランシスココーヒーをデリバリで頼む時には私の分も頼んでもらう程度。
ところが~~~~~~~~
ヨメさんが飲んでいるコーヒーをちょっと味見させてもらったら、これがまた美味しいのなんの。こんなのがあるんだ~~?みたいな。
そのコーヒーはこれ。スタバのインスタントコーヒー。
「俺にも作ってくれよ~」というと、「イヤよ。自分で作れば良いじゃない」と冷たい返事。
でもコーヒーなんて飲んだことがないくらいの私はどうやって作るのかも知らないのね。
とりあえず粉を適当に入れて、パルスイートやマレーシアで売っている甘味料を適当に入れて、少量のお湯でそれらを溶かし、あとはフレッシュの牛乳をたっぷりいれる。
これがですねぇ、加減がわからなくて恐ろしく濃かったり、甘すぎたり、薄すぎたりどうにもならないので、ヨメさんに「どうやって作るんだ?」と聞いたら、「あんた、バカじゃないの?自分で好きに作りなさいよ」ですもんね。(┰_┰)
70歳を過ぎたジジーが「どうやってコーヒーを入れるのか知らない」なんてのも確かにおかしなもんで、それから試行錯誤が始まりました。
そしてどうにか納得がいくものが作れるようになった。でもそのコーヒーが一般的に濃いのか薄いのか、美味しいのか不味いのかもわからない。でも私にはこれが合ってるというのをどうにか作れるように。
今もそれを飲みつつモニターに向かっているのですが・・。
幸せ・・・・・。
なんでこんなに美味しいものを今まで飲まなかったのかと悔しい思いも若干あったりして。
で、調べてみると、コーヒーって体に良いんですってね~。私はコーヒーは飲まないほうが良い「毒物」ぐらいに思っていたのに・・・。
でもコーヒーなら何でも美味しいと思うかと言うとそんなことはなくて、我が家はずーっとSUISSというブランドのコーヒーばかりだったのですが(私は飲まなくて買い物は私の仕事)、スタバのは高いし、やっぱりSUISSのコーヒーも常時家にあるのね。でもそれで同じ様に作って飲んでみても美味しいとは全く思わない。
缶コーヒーも美味しいと思ったことは一度もない。
でもこのスタバのインスタントコーヒーとサンフランシスココーヒーだけは美味しいと思う。
そんなもんなんですかね?
息子に「コーヒーって美味しいんだね~」と話したら、もっと美味しいのがあるよと。それはコーヒーマシンを買って、小さなパックを使って作るコーヒーらしい。
でもそれって一杯あたりの単価が高いらしくて、それにしようというのを息子は控えていた様子。
さてさて、それを我が家に導入するかどうかの鍵は私が持っているような状態。
どうする?
息子がどうする?と聞いてきたら、こう答えようと思う。
「贅沢を言う前にやるべきことがあるだろう」って。
\(^o^)/