ワンモントキアラにある「達磨食堂」が6月16日をもって閉店とのこと。
いつも達磨食堂、ご利用、ご愛顧いただき誠にありがとうございます。
このたび当店は、6月16日をもちまして閉店する事となりました。
これまでの皆様からのご支援、心より感謝申し上げます。
お店に足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました🙇♂️また今後のハチさんデリバリーについてですが、吾衛門(ごえもん)という店舗より商品等はほぼ変わらずに参加させて頂きます。
引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。【吾衛門Goemon】
Address:
Water Arena Cafe, Mont Kiara Palma Jalan Kiara Mont Kiara 50480 KL
モントキアラ
コンドミニアム パルマ敷地内にございます。
達磨食堂ってファンもいればアンチもいる店で、我が家は実店舗に行くと「いつもがっかりする店」だったんですよ。海鮮丼を食べた時の臭さ、不味さの驚きはかなり強烈に覚えています。そんなことが何度か続くと、「もう絶対に行かない」というアンチになってしまう。
でもどんな店舗でもそうですが、「全部駄目」ってことはなくて、だからこそ「達磨食堂ファン」も多くいるのだろうと思うし、我が家は「デリバリ」でお願いすることはあるのね。でもそれは「日本食材を手に入れる」ということであって、「料理ではない」のね。ベーカリーの「八」がデリバリサービスをしていますが、他店舗の料理や食材も一緒に届けてくれるサービスで、達磨食堂もそれに乗っていたということ。
そのデリバリに関しては、コンドミニアムパルマ内の【吾衛門Goemon】が引き継ぐようですが、まだ今の時点ではどんなメニュー、アイテムが有るのかはわからず。またパルマにある【吾衛門Goemon】も行ったことは無く、どういう店かもわからず。
先日、我が3人家族でワンモントキアラに行ってウロウロしていたのですが、ワンモントキアラも「客足が減っている」感じを受けました。どの店舗も暇そう。そして不思議だったのは、大きな売上を作るのが難しいような業種なのにかなり大きく広い店舗を構えている店がいくつかあったこと。これって「家賃を払うのも大変じゃないの?」なんて思うのですが、そんな店舗があるのね。
モール経営そのものも大変で「好条件」を出さないとテナントも入らないのかと思いました。
道の反対側に「163」が出来て、スーパーもあれば飲食店、一般の商店もごっそりあって、「モントキアラにそれだけの市場があるのか?」と思いますが、163に行ってみると、やっぱり「暇な店」は多くて、関係ないですが、「商売はどこも大変だなぁ」なんて思います。
実は2日前に、久しぶりに家族3人でそこそこ気に入っているプラザモントキアラにある寿司店の「鮨家」にランチを食べに行ったんですよ。会いたかったTさんはお休みでしたが、驚いたのが「超~ヒマ」で、ランチタイムなのに私達以外の客はカウンターにたった一人。
でも「そうかもしれないなぁ」と思ったのは、鮨家って高級店ではなくて、でも大衆店とも違っていて、「そこそこまともな寿司を出す、ちょっと高い寿司店」という我が家の位置づけだったのが、「結構、高くなった」と感じました。
そりゃ30リンギぐらいのランチセットもあるにしても、お寿司を食べようと思うと100リンギのランチセットでも物足りなくて、追加の握りを足せばそこそこの値段になるし、セット物も良さげなものは160リンギ程度。我が家はランチで普通に一人5000円以上を払える家庭ではないものの、久しぶりでしたからちょっと追加をしたら「3人で600リンギ弱(約2万円)」のランチとなりました。
もし今の日本だとこの程度の寿司が3300円(味噌汁、茶碗蒸し付き)だとどういう評価になるんだろうか。寿司そのものは「日本で言う標準レベル」だと私は思っていて、でも「マレーシアではかなり良い方」と言って良いはず。イクラはイマイチの「マスコ」ですが、全体としては「文句は全く無いレベル」だと思っています。でも当然、高級寿司店とは違う。
ただ量的に私には満足できるものではありませんから、これにカンパチ、イカ、エンガワの3種6貫を追加しましたが。当然、2000円以上のプラスとなる。それらもそこそこ美味しくて、マレーシアでは「私としてはかなり満足できるレベル」です。
世界はインフレでマレーシアも同じですが、そしてそれは仕方がないことだとは思うものの、私達のお財布の中身がそれに合わせて増えるわけでもなく、「今まで通えていた店も行けなくなる様な状態になっている」んじゃないかと。私達にとっての「鮨家」もそうで、気軽にお寿司を食べられる店ではもう無くなってしまいました。食べたいものも食べずに我慢しながら食べるくらいなら「行かないほうが良い」ですもんね。
そう思うのは我が家だけではないはずで、だから「ランチ時なのに客が一人だけ」なんてことも起きるのかもしれませんね。
マレーシアってどこにでもモールは出来るし、多くの飲食店を含む店もどんどん増えている。でも繁盛しているのは「激安シャブシャブ食べ放題のすき家」みたいな店ばかりで、「混む店と暇な店」の【格差が大きい】感じがしますし、全般的に「景気が悪い」ように私には見えます。そして新陳代謝も激しい。
客の立場としては「競争が激しい」方が嬉しいですが、その競争が良い意味での「安さ、質やサービスの向上」に向かっているかと言うとそうでもない。「インフレで困っている客」と「どうにも採算が合わない店舗」の【接点が無くなってきてしまっている】ような気がしています。
それでもまだマレーシアが良いのは、マレーシアという国そのものを考えてみると、私達日本人は「リッチな部類」に入っているわけで、生活コストを下げようとすればまだまだどうにでもなる国だということ。食料品も「ローカルのスーパー」に行き、「ローカルの人達と同じ食材を買い」、また外食も同じで、ローカルの多くの人たちと似たようなものを食べていれば「糖質と脂質が多すぎる」「糖尿病になりそう」なんて思うものの(笑)、大幅なコストダウンは可能だし、そういう生活をしても【社会に取り残された、自分は貧乏になったという感覚がない】のは素晴らしいことだと思っています。生活レベルを落としても、ニューヨークに住み、カップラーメンを食べて生き延びるような「敗北感がない」のは私は重要だと思っています。
でもま、時代の流れに乗って「もっと稼がないとならない」のと合わせて「生活コストカットをする」のは我が家も同じで、しかし「減ることのない欲望」を否定すること無く(笑)、「ま、こんなもんでしょ」という生活を維持したいな~~~。
それが出来るのもマレーシアに住んでいるからで、マレーシアに来てよかったと思うし、そういう環境を作り、私達に長期滞在ビザを与えてくれたマレーシアには本当に感謝しています。
最近、「海外に出ると良い収入を得られる」なんてことが言われてきた中、「そうは簡単にいかない」という【内情】も報道されたり、現地で生活している日本人の「生活リポート」をユーチューブで見ていると、「マレーシアに住んで本当に良かった」と思っています。
シドニー在住の次男坊家族ですが、そういう意味でも苦労している様子。二人目の子供がお腹の中にいますが、教育費だけでも「一人年間400万円は掛かるのが確実」だそうで、「新たな収入源を確保した」なんて言っていますが、何をしているのか詳しいことはわからず。
私と息子二人、男同士3人で進めて行く「ダボ家の家業」ですが、やっと同居している長男の仕事を辞める手続きも終わり、7月中旬には完全フリーになれるとのこと。
心身ともに弱くなるばかりのジジーですが、まだまだ頑張るつもり。