日本にいるヨメさんからLineで「離婚話」を聞きました。
え?聞いた?って思うでしょ?
そう、聞いたんです。
つまり【我が家の話ではない】ということ。期待していた読者の方々には残念でしたというしかありません。どうもすいません。
その離婚話って「友人夫婦」の話なんですが、ヨメさんも私もそれを聞いて半端じゃなく驚きました。
その夫婦は我が家の「一番の親友」と言って良いほど我が家と仲が良くて、もう40年近くの付き合いのある夫婦で、そして「夫婦仲も非常に良くて、羨ましい」と思う夫婦なんですよ。子どもたちが手を離れてからは二人であちこちに長期旅行に行って、仲が良いその写真を見るたびに「羨ましいね。いい夫婦だね」とヨメさんと話すような人たち。
当然、良いことばかりじゃないのは当たり前で、過去には奥さんが一人で我が家に来て「家を出てきた。もう別れる!」なんて事件もあったり。でもその時は大事に至らず、また「仲の良い夫婦に戻った」と私達は思っていたわけです。
本当に「ああいう夫婦、老後を過ごしたいね」ときっと誰しもが思うような夫婦。
年齢は私達とほぼ一緒で「70歳を過ぎている」んですよ。私にしてみると、「諦めることも覚えた年齢」だと思うし、【今更?】という気がするのだけれど、ヨメさんに言わせると「歳は関係ない」のだそう。ま、その辺は「諦めることを覚えた♂」と「まだまだ気持ちを優先する♀」との違いかななんて思ったのだけれど、たしかに「お互いの我慢」で続いてきた夫婦だとしたら、ある日ある時「堪忍袋の緒が切れる」なんてこともあるのかもしれない。
ご主人が非常に珍しいくらい優しい人で、私とは正反対なのね。いつでもニコニコしていて「強いものの言い方はしない」し、「自分の考えを押し付けるタイプ」でもない。だからいくら奥さんがキレたとしてもそれを包みこんでしまうタイプの旦那さん。
それなのに離婚だなんて、本当に信じられないです。
あの夫婦が離婚するなら、我が家なんて20回ぐらい離婚してもおかしくないような違いがあるわけで、私としては、余計なお世話だけれど「あんな幸せな夫婦関係は世界では珍しい」と思っているから絶対に離婚しないで欲しいと思っています。
ま、他人のことだから、私達に何がわかる、何が言えるなんてことはないのだけれど、一つだけ伝えたいと思いました。私が直接話を聞いたわけでもないから、私からは何も言えないけれど、「あなた達ほど素晴らしい夫婦を私は他に知らないし、私もあなた達みたいな夫婦になるのが理想だ」と。
うまく危機を乗り超えてほしいなぁ・・・・・・。
ラインでヨメさんに書いたんですよ。上のことね。もし連絡があったら、私が「あなた達ほど素晴らしい夫婦を私は他に知らないし、私もあなた達みたいな夫婦になるのが理想だ」と言っていたと伝えて欲しいと。
そうしたら、ヨメさんの返事はこれ。
「バーーカ。じゃ、私達も離婚ね」
ですとさ。(笑)
もう本当に離婚するという方向で話は決まったのかなぁ。そうだとしたら本当に本当に残念だと思う。