【悪玉菌の餌】って何だ?それを知らずして、善玉菌を増やすことは出来ないんじゃない?

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ジジーになってどんどん頭も身体も劣化していきますので、無駄かもしれないかなぁとは思いつつ、健康に留意して生活習慣も変えないとならないと思うんです。

で、私の場合は「食」に関して異常なほどの執着があるとは、自分では思っていないのだけれど、食べることばかり考えているのは間違いがない。でも「食べたい」というより「食の世界は面白い」といった方が正解だと思う。

どちらにしても「健康的な食生活か?」と問われれば自信を持って【No!】って言えるわけで(笑)、そのへんも考え直さないと駄目だなぁと。

昔から私は「腸内フローラ」に非常に強い興味を持っていて、見えない世界だからこそきっちり管理しないとならないとは思うものの【ブラックボックス】と言っても間違いがないですよね。自分の体の中のことを自分は何も知らないって本当に面白いと思う。

私もキレイなお花畑を腸内に持てるものなら持ちたいし、それなりに結構勉強してきたし、乳酸菌だビフィズス菌だと始まって「ヤクルトの複製」をしてみたり、ゴールドコースト時代は「ヨーグルトの種菌の専門店」を見つけてそこからいろいろ手に入れて培養したり(この実験はかなり面白かった)、ケフィアが良いと聞けばケフィアグレインを手にいれたり、最近でもちょっとのどが渇いた時に「Kombucha」なるかつての「紅茶キノコ」の清涼飲料水を飲んだり。また「酪酸菌」も近年、注目されているので積極的に摂ったり。キムチを含めた「漬物」を多く食べたほうが良いと思うし。

でもねぇ、努力をしても「変化はわからない」のね。

だからいくら頑張ってもすぐにやる気が失せちゃうんですよ。な~んていうと「長期的に続けないと駄目なんだよ」という声が聞こえて来そうだけれど、じゃ、長期的にやってどんな変化があった?と思ってもそれに対する明確な答えって聞いたこともないのね。

結局、「自己満足の世界か?」なんて思いたくなるのだけれど、やっぱりちゃんとやればそれなりの効果は必ず出てくると信じたいし、諦めたくないんですよ。

で、最近、「面白い乳酸菌」を見つけまして、それは「ロイテリ菌の中の一つの株」なんですが、ロイテリ菌そのものは日本でも名前は知られているけれど、その一種である「ある株( L.reuteri ATCC PTA 6475)」のことは知られていない様子。欧米では【効き目がわかる】とかなり広まっていて、それをまた「培養」してみようかと思うようになりました。でもその種菌はアメリカから入手するしか無いし、かなり高いし、どうしようか迷っているところ。

それを培養するかどうかは別にして、とりあえず昔、結構入れ込んだ「培養」を始めることは始めようと計画を練っています。まずは「ラクチカゼイバチルス・カゼイ菌」ね。ラクトバチルス属の乳酸菌。

なんだそれ?と思うでしょうが、誰でも知っている乳酸菌。シロタ株といえばピンと来る人もいると思いますが、要は「ヤクルト」の乳酸菌。(笑)

ヤクルトって美味しいですよね~。で、それの培養と言うか複製、密造というか(笑)、それは「ヨーグルトの自作」を考える人のほとんどがやることなのね。実際に難しくないし。

でもヤクルトに似た味にするのは難しいと言うか問題があって、ヤクルトって「砂糖の量が半端じゃない」のね。フレーバーはリンゴ系+柑橘系のフレーバーで似せることは出来ても「あれほど甘くはできない」というかやりたくない。実験しつつ砂糖の量を増やしてヤクルトに近づけようとすると、誰しもが「こんなに砂糖を入れるのか?」と驚くはず。

でもま、「糖分」はエネルギーだし、乳酸菌の「餌」にもなるわけだから、ま、ヤクルトはヤクルトで良いんでしょう。

我が家族もみんなヤクルト好きで、でも近年は好んで飲むことはしない。それはあの糖分の多さを知ってしまったからというのもあるのだけれど、私がヤクルトを「元」にして培養して、とりあえず「糖分を減らしたヤクルトと同じ乳酸菌の飲み物」を作るとみんなは飲むので、やっぱりそこから始めようと思ったり。

そんな計画を立て始めたのですが、そもそもの「腸内フローラ」を考えた時に、どうしても納得できない、わからないことがあるんですよ。

善玉菌、悪玉菌、日和見菌ってのがいて、当然、善玉菌を増やしたいわけだけれど、それには「餌として、広い意味での食物繊維が必要」なのね。だから医師も専門家もインフルエンサーも皆、同じことを言う。「食物繊維を摂りましょう」って。

それって私も理屈的には大正解だと思っていて、乳酸菌やビフィズス菌を多く摂ること以上に、「餌が十分にあれば、彼らは勝手に増える」というのが事実のはず。実際に培養する時に、種菌が十分にあっても【餌がなければ増えない】のは間違いがないし。

だから乳酸菌などのサプリの内容物を見てみると、【必ず餌も含まれている】のね。デキストリンやイヌリン。私は、本当に大事なのは【餌】だと思っていて、それは自分でヨーグルトの培養をするとわかります。「種菌は少なくても十分な餌があれば大きく増える」のね。当然、時間はかかりますが。

だから注目すべきは「実は餌だ」ってことじゃないかと。

近年、それを「プレバイオティクスPreBiotics(プロバイオティクスProbioticsではない)」という。【餌も重要】だと。だからその辺に興味がある私と息子は「餌としては最適な」FOS(オリゴ糖)とかイヌリン、つまり小腸では消化・吸収されず大腸まで届いて【善玉菌の餌となる】ものを食事や飲み物に入れて摂っています。これらはヨーグルトを作ったり、培養時に、私は必ず入れるもの。ちなみにヨメさんはそういうのに興味がない。というか、ヨメさんは「女性週刊誌」に書いてあるようなところまでで、科学的なことを話しても通じない。ただ「食物繊維は重要」というところまではなんとなくわかっていて、では積極的にどうするべきかと話が細かくなってくると聞く耳を持たないのね。

でもおかしいと思いませんかね。この話って、大抵、ここで終わるのね。「食物繊維を積極的に摂る」とか「腸活」という言葉や概念は広まっているけれど、私はそこで話が終わったら「片手落ち」だと思うんですよ。

大問題だと思うのだけれど「悪玉菌は何を餌としているのか」という話がまるで聞こえてこない。誰しもが「善玉菌を増やそう」という話ばかりで、悪玉菌を減らそうという話はしない。

この悪玉菌を減らす努力をせずに、「善玉菌が増えれば悪玉菌は減ります」なんて、椅子取りゲームじゃあるまいし、そんな事が信じられるわけがない。いや、きっとそれは真実なんでしょう。でも「積極的に悪玉菌を減らす努力」をしなければ意味がないと思うのね。

そもそもヨーグルトじゃヤクルトじゃ、乳酸菌じゃビフィズス菌じゃ、と積極的に摂っても目に見える変化がないというのは【悪玉菌の勢力が強すぎる】【悪玉菌の餌が多すぎる】ってことかもしれないじゃないですか。でもそこのところの話は医師もしない。そのくせ、ヨーグルトを作る時には「雑菌を増やさないようにする」のは絶対のお約束で、使う機材は全て消毒をするし、乳酸菌を増やすのに牛乳を使うとすれば「生の牛乳は殺菌しないと駄目だ」という。

おかしいですよねぇ。お腹の中でも同じことが起きているはずじゃないですか。悪いものがあるのなら、まずそれを減らそうと考えるのが順序だと思うんですけどね。

もう一つ不思議なことがある。

食物繊維やある種の糖分が「善玉菌の餌となる」のはその通りで疑う余地はないと思いますが、「その餌を悪玉菌は食べない」のかどうか。私が思うに、「善と悪は人間の都合で決めたこと」でしかなくて、「悪玉菌だって同じ餌を食べるかもしれない」じゃないですか。

だとすると「食物繊維を多く摂りましょう」とか「デキストリンやイヌリンを摂りましょう」というのは【悪玉菌にも餌を与えていることになる】じゃないですか。でもその辺の記述も話も、私は聞いたことが全くありません。

でも自作ヨーグルトを作る時に、「雑菌が入らないように極力注意をする」のは常識で、それすなわち「雑菌も悪玉菌も同じ様に増えるから」じゃないんですかね。

ただ細かい話になりますが、雑菌も一緒に増える中で、乳酸菌が増えると「酸っぱくなる」のが普通で、この酸度が「雑菌を殺す」のは間違いがない様子。だから世界的に「衛生的ではなかった古代」でもヨーグルトが作られたのでしょう。逆を言えば、「酸っぱくないヨーグルトは危ない」とも言えるし、製造者は「酸度を調べて出来たかどうかの判断をする」のもなるほどと思ったり。

また「育つのは早いけれど、酸性には弱い乳酸菌もある」し、あえてそれを組み合わせて使い、Aが広がり、それが死滅したあとに「本命のBが育つ」のを利用することもあるのね。これは私も実験をしましたが、「乳酸菌の死骸も餌となる」からなのね。巷でもそれは言われますよね。胃で胃酸によって死滅しても死骸が腸に届けばそれで良いというのはそういうこと。

でもそれが「悪玉菌の餌にもなる」としたら?

この辺のことは私が調べても全くわかりませんでした。

サプリも良さそうなものが数多く市場にあるけれど、「口コミ」を見ても【効果があった】というのは無いに等しいのね。でも「高評価のものも多い」けれど、「飲みやすい」とかそういう内容ばかりで、これじゃ意味がないじゃないですか。

でもま、毎度のことで、おかしいと思う私がおかしいのかもしれない。(笑)

でも今回、悪玉菌って一体何を餌としているのか、それを調べてみたんですよ。

そうしたら、答えらしきものが見つかりました。

ただ、その餌ってのがまさに私達が大好きなものばかりで、そして食の世界もそれを生産して売って経済が回っているから、医者も「これは悪玉菌の餌になります」と言えないらしいのね。ましてやテレビでそんな事を言ったら、そもそもその番組のスポンサーがそういう悪玉菌の餌を大量に作って売っているかもしれないわけで、「悪玉菌の餌」に関してしゃべるのは【タブー】なんでしょう。だからそんな話はメディアでは出てこない。

NHKが絶対言わない事情。あしたが変わるトリセツショー腸内細菌 食物繊維は善玉菌のエサですが、悪玉菌のエサについては全く言及されていません。NHKだけでなくマスコミが言えない悪い食品について。

この動画で説明していることが事実だとしても困っちゃいますよね。

「それを食べなければ悪玉菌は増えない」としても、「よしっ。食べないっ!」なんて言えないものばかりで・・・。

でも「腸内フローラ」を良くするとか、健康、あるいは痩せている、太っているというのは「その辺に答えがある」のもなんとなく見えてくるのね。

そして最近、ただの栄養学じゃなくて「精密栄養学」というのが注目されだしたのは良いと思うんですよ。まだまだ私達の栄養に関する考え方って「栄養が十分になかった頃」を引きずっていて、飽食の時代になった今は、違う観点から栄養を考える必要があるはず。

ここが重要なんでしょうね。「必見!」

また「どんな腸内細菌を増やすべきか」を考えた時に、【それぞれが影響し合っている】ことは無視できなくて、次の動画の「納豆菌を摂るべき理由」を見て、「へ~~~、そういうことなのか」と驚きました。

これは「納豆菌は非常に強い」ことを意味していて、酵母を使う醤油、味噌、酒蔵では「納豆菌が混ざらないように細心の注意をしている」のを聞いたことがあります。2日以内に納豆を食べた見学者は立入禁止だとか。

この動画も必見。納豆菌は「乳酸菌を増やすヘルパー」であるというところ。納豆菌もあるのとないのとじゃ「大違い」なのかもしれない。是非、4:37からだけでも見てみてください。

【納豆】納豆菌の不思議な世界「なっとう いのちの力」 納豆菌と乳酸菌は助け合っていた!?

納豆の自作も過去に何度かやりましたが、また始めようかと思っています。「ナットウキナーゼ」をサプリで摂るのも良いですが、【納豆菌そのものが重要】だと思うようになりましたので、市販の納豆を「種菌として使う」のもありですが、ちゃんとした納豆菌を入手してそれで納豆を作ると「美味しさも違う」なんて嘘みたいな話もあって、再開しようかと。でもマレーシアでは「小粒の大豆」を売っていないのね。普通の大粒しか見つからないけれど、ま、それでよいかと。食べる時に刻めばオッケイ。ちなみに「ひきわり納豆」が好きなんですが、あれって「最初に大豆を浸水する前に割る」んだそうですね。それをやってみましたがうまく割れない。変にバラバラぐちゃぐちゃになるばかりでした。(笑)

そして、近年、真顔で「牛乳を飲むな」「小麦粉を食べるな」という医師もチラホラ出てきているけれど、それはそれで「まさかぁ」と思うけれど、調べてみるとそれも満更、嘘でもない様子。でもま、それに関しては、私としては「次の課題」ということで、今回は深堀りはしない。

完璧は求めず、とりあえず「一歩前進」ぐらいはしてみましょうかね。

もし「自作ヨーグルト」に興味のある方は、右側の「タグ」で「ヨーグルト」をクリックしてみてください。かなり突っ込んだ話を過去に書いています。

 

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