トレードで「FX(為替)」を売買する必要性

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海外在住者はもちろんのことどこに住んでいようと「為替の変動は生活を直撃する」し、「資産防衛」の意味からも無視は出来ないと思います。

今回、日銀の「利上げ」で「円高に動いた」ことから、このブログの多くの読者に取っては「嬉しい動き」だと思いますが、「米ドルが生活の中心」のダボ家としては、円建てで計算した「収入」も「資産」も大きく減ったことを意味します。

「為替変動はしょうがない。どうしようもない」という考え方もありますが、そこで諦めてしまってよいのかどうか。

もちろん、今までがそうだったように「上下に常に動くのが為替」で、計算上の自分の収入や資産は常に変動していて、「良いこともある」のだからしょうがないと私も長い間、そう考えていました。

ただ、前にも書いたことがありますが、2008年のリーマンショック時に我が家は「豪ドル中心の生活」をしておりまして、たった3ヶ月の間に「円建てで考えた我が家の収入も資産も【半値まで落ちた】」のね。

収入も資産も「3ヶ月に半値になる」のは言葉では表せないほどのショックで、本来なら【生活が破綻】してもおかしくない。それを「為替変動なんだからしょうがない」で済ませるのかどうか。

だから「ヘッジが重要」となるわけですが、【ヘッジをするには資金が必要】で、そんな資金を常時、準備しておくなんてことも出来ないし、そもそも「ヘッジが成功するのかどうか」が大問題で、「ヘッジをすれば良い」なんてのは「机上の空論でしかない」と思う。では「ヘッジもせずに、為替の変動に身を任す」しか無いのか。

ここで言われるのが「分散投資」であって、資産を不動産や株、金、そしてキャッシュに分散するのと同じ様に、「通貨」も分散しろというのが【一般論】。

でも私は昔からこういう常識、一般論が嫌いだったんですよ。

理屈はわかるけれど、それは「変動から身を守る」のには良いにしても、「積極的に利益は狙わない」ことを意味するわけで、【悪いこともない代わりに、良いこともない】ので良いのかどうか。

私としてはそういう考えができるのは「余裕がある人」の話だとしか思っていなくて、どうにかこれから成り上がろうとする場合、そういう「安全重視」の考え方で良いわけがない。たとえば、通貨も「米ドルと円」に分散しておけば、円安も円高も全く関係ない。利益もなければ損もない。

でもこの考え方も「間抜け」と言って良くて、「円もドルも安くなる」事が起きたら大惨事となるのね。そしてまさに今、その危険性がある。これは「円とマレーシアリンギットしか持たない」のも同じで、今、円もリンギットも弱くなっている状態。

「分散すれば良い」という考え方はあまりにも「守りに徹した考え方」でしかないと思うし、でも「その考え方が全く無いのはもっと危険」だとしても、例えば「収入はサラリーマンとしての給与」「歳を取ってからは年金と蓄えを崩す考え方」で【生活設計をしている】人なら【分散投資重視】で問題はないのもかしれない。

そしてそういう人が多いのだろうと思う。

でもそれで良かったのは「それでどうにかなる時代だった」とも言えるわけで、もし自分が「将来も真っ暗な企業勤めの安月給」だったり、「食うのも厳しい自営業」の場合、やっぱり現状を打破して上を目指そうとする人も多いはずで、ましてや自分を取り巻く経済環境の見通しが暗い場合、「安全運転でそのまま老後も暮らそう」と考える人は「少数派になる時代」も来るはず。

世界的に見ると「それが普通」で、今までの日本はとんでもない経済発展をして「日本人なだけで金持ちになれる」時代だったと思うんですよ。だからどうしたって「安全重視の考え方が主流になる」のは当たり前だけれど、もし自分が他の国育ちだったり、貧乏な家庭に生まれ育ったり、教育も経験も十分なものがなかったらどうするのか。

私は若い頃からサラリーマンとして生きるのを拒否して生きてきましたから、「自分でどうにか稼ぐしか無い」のね。【普通に真面目に働いていれば、収入も上がり、資産も出来て、年老いたらそこそこの年金も受け取れる】というのは、私には関係がなかった。

でも実は「それが世界標準」で、「日本は半端じゃなく恵まれた国」だったとしか思えないのね。

そして今、「日本は普通の国になりつつある」と思うし、皆が真面目に生きてきたのに気がついたらOECD諸国の中でも「発展していない国の一つ」となってしまい、日本人はどんどん貧乏になっていった。そして「格差もどんどん広がった」わけで、これからどう生きるべきかの瀬戸際に来ているはず。

だからこそ「副業を持つべき」だとか「新NISAで頑張ろう」なんて話が広がるわけで・・・。

そんな時代に突入したのに、「為替変動には無防備」でよいのかどうか。

上にも書いたように、私は3ヶ月で「収入も資産も円建てで半値となった」経験があるので、どうしても「為替変動を見ているだけ」ということは出来ないのね。でもこれぞと言った「対処法」を見いだせないでいました。

でも最近、昔はほとんどやらなかった「為替のトレードを真剣にやる」ことで、かなり為替変動対策になるんじゃないかという「実感」があるのね。

これは「FXで利益を出す」のが最初の一歩だけれど、それを発展させて「常に為替売買を生活の一部とする」ことで「為替変動による収入や資産の目減り対策になる」と思うようになりました。「為替のトレードそのものがヘッジになる」という実感があるのね。

今回の「円高」で160円が150円になった。10円の違いですが、%で言えば6%程度の変化でしかありませんが、これを「金額で考える」とゾッとするわけです。普通、「収入や資産が6%減った」だけでも大騒ぎになるんじゃないかと思う。

でもそれは「他の通貨で考えた場合」でしかなくて、私の場合は「日本円」で考えるとそうなるという【計算上の損失】でしかなくて、実際の米ドル建ての収入も資産も変化はない。

ここが「ミソ」で、「計算上の損失でしか無い」と考えて、自分を納得させてしまうように人の心理は動く。

でも現実的には、「米ドルで稼いで日本に暮らす人達」も多いはずで、その人達はこの円高で「直撃」を食らう。また円安時にはそれの逆のことが起きて、「円で稼いで海外で暮らす」人は円安で直撃を食らう。マレーシア在住の多くの日本人は今までそれを経験してきたはず。

どちらにしても「為替の変動で右往左往する生活」は同じなわけで、やっぱり私はその状態から逃れたいと思う。

【悪いときもあれば、良いときもあるさ】と運に任せて良いのかどうか。

それはそれで「為替の変動には無力」だと考えれば、そうするしかないのもわかるんですよ。私もそうしてきましたから。

でもここに「罠」があるのね。本当に「良いときも悪いときもある」のなら良いんですよ。

私は円が360円の時代から80円というとんでもない「円高の時代」に青春を生きていましたし、リーマンショックで3ヶ月で収入も資産も「半分になる」という恐怖も味わいましたが、ではもし今も豪ドルを持っていたとしても「半分になったものが、ちょっと取り返した程度」でしかないのね。

例えば、給料を50万円もらっていたとして、それがある時、25万にまで下がったらどう思いますかね。

そのうちどうにかなるだろう、なんて思う人は少ないと思うのだけれど、我慢するしか無いこともあるわけで、「我慢をしていたら、今、35万円まで戻った」と喜べるのかどうか。かつての日本では、「給料を360万円もらってウハウハしていたら、80万円まで下がった」のと同じことも起きた。

これって資産も同じで、3600万円の価値がある持ち家が800万円まで下がって、3600万円だった持ち株が800万円に下がったのと同じ。

「これも人生、しょうがない」と諦めるしか無いのか。

そうなったのは「為替変動のせい」だとしたら、「為替変動に勝つしかない」のはわかりきったこと。

でも私がそうだったように「ヘッジ」なんて言うのは簡単。でも行うにはあまりにもハードルが多く、高すぎるのね。

ところが~~~~~~~

FXのトレードを日常的にやっていると、「これがヘッジに繋がる」のが体感的にわかるんですよ。

当然、「勝ち方もわからない」のじゃしょうがないのだけれど、毎日、値動きを見て、トレードをしていると「為替の変化が生活の一部」として感じることが出来るのね。要は「天気」みたいなもので、意識をしていなくても私達は「天気の変化」を感じながら生きているわけで、言葉で説明するのは難しいのだけれど、非常に重要だと思うようになりました。それだけで「不安は減少する」のね。

そして実際に、今の円高で、というか円高でも円安でも「実際に計算上の損失の【額】」を考えると目眩がするけれど、それを「時間をかければ取り戻せる」のも見えてくる。

「為替は常に動く」という素晴らしい特徴があるわけで、「今の損失を今、取り返す」ことを考える必要がないのね。つまり「時間を掛けて、あるいはずらしてヘッジをする」ことが可能なのがわかる。

ま、ヘッジというのも広く考えれば「Aの損失をBで稼ぐ」のは全てヘッジになるわけだけど、そうじゃなくて「Aの損失をAで取り戻す」ことが重要だと思うんですよ。

良く「株の損失は株で取り戻すしか無い」と言われる。「ギャンブルの損失はギャンブルで取り戻すしか無い」のと同じで、これは「悪い意味で使われる言い方」なのだけれど、あえてその考え方を受け入れるのが良いケースもあるってこと。

この考え方、またどうしてそう考えるに至ったかを私はうまく説明することが出来なくて、話が長くなるばかりで申し訳ないのだけれど、もしこれを読んでいる人達が1000人いたとして、その内の一人でも「なるほど」と思ってくれれば私としては嬉しいです。

要は「逆の発想」が重要で、「難しいことには理由をつけてやらない選択をする」のが私達の常ですが、あえて「真正面から問題を受け入れて、対策を考える」のが必要かと。

でも真正面から考えると、かつての私がそうだったように「ヘッジするにも大きな資金が必要だ」とか「それも一発勝負でうまくいくかどうかわからない」わけで、「諦めるほうが得策だ」なんて考えていたわけですが、ちょっと「視点を斜めにずらして見てみる」と、為替変動を怖がって距離をおいしてしまうのではなくて、あえてその「変動の中に身を置く」ことによって、「ヘッジの方法、考え方もいろいろある」のに気がつくし、【自分にも出来るなんらかの手がある】はずだってこと。

損失が出たら、「その損失を諦める」とか「他の手段で埋める」のではなくて、為替と真正面に向き合えば、「そこにまだまだ自分にできること」が見えてくるということ。

そして円安(あるいは円高)が自分にとっては不都合だとしても、そこで自分なりの対処法をするべきで、また「逆に動いた場合」は自分にとって好都合だとニヤニヤするだけではなくて、そこで「もっと利益を上乗せする手段」があるわけだから、【その行動を継続することによって、為替変動に対する不安が無くなる】ってこと。

前に書いたように、私はかつて「円が中心→豪ドルが中心→米ドルが中心」と大きな転換をしてきましたが、これはたまたまうまく行ったものの、「とんでもなく危険な決断だった」のは間違いがないのね。そしてそれは「若かったから出来たこと」かもしれない。ま、豪ドルから米ドルに乗り換えたのは2018年で、その時点ではすでにジジーでしたが、今の私は「もうそんな恐ろしいことは出来ない」と思うんですよ。

今、「米ドルの終焉」が言われる時代になりましたが、では「米ドルから何に乗り換えるべきか」も全くわからないし、それを実行する勇気もない。

でも「為替売買を生活の一部とする」ことによって、為替変動は身近なことに感じるし、いつどのように大きく動くかわからないのに「その時にはヘッジをしよう」なんて【出来もしないことを考える】のはやめて、「日頃から小さな利益でも積み上げることに集中する」ことで問題は解決する様に感じます。

「どうやって小さな利益を積み上げるのか?」と思う人は・・・・、どうしたら良いんですかね。このブログの「相場関連のエントリー」を読んでみるとか、また参考にすべき有用な情報をどこからとるかも書いていますから、そんなのを読みつつ、「一歩一歩前進するしか無い」と思います。

たとえば、日銀が利上げするという(とんでもない)リーク情報が出て、そして実際に利上げの発表があったこの2日間に5円も動きました。この変動って非常に大きくて、我が家の収入、資産の円建てで考えた時の「減少」を【額】で考えると眩暈がするし、どうにか取り戻したい、ヘッジもしたいと考えがちですが、そうではなくて「この動きの中で【今日、稼げるものは稼いで、それを(計算上の)損失に当てる】だけで十分だということなのね。そしてそれを「毎日続ける」ということ。

この2日間の動きによる「計算上の損失」をこの2日間のトレードで取り戻すのはまず不可能。【ヘッジは出来ない】けれど、でもその20分の1、40分の1でも「取り返すことが重要」で、それを【繰り返していれば良い】ってことなんだろうと。

USD/JPYのこの2日間の動き。5分足。

今日、書いたことは非常に重要だと私は思っているんですが、きっと最後まで読んだ読者もいない、なるほどと思った読者もいないだろうとは思っています。(笑)

でもこのことは、少なくともダボ家の中で話し合って共有すべきことでもあって、その必要を感じた時に、息子たちには「この日記をまず読んでみろ」と言うつもり。やるべきこととその理由も書きましたから。

長い人生の中で、「為替の大きな変動」に飲み込まれることは必ず起きると思うのね。私にとってはリーマンショックがそれでしたが、いつか私の息子たちにもそんな事が起きたとしても、「ヘッジじゃ」「取り戻すにはどうするか」と【下手に強気になって積極的な行動を起こすのは非常に危険】だと思うんですよ。

でも「為替のトレードを生活の一部として定着させる」ことによって、「日頃、どうにか稼いでいれば、それが十分なヘッジなる」ということを息子たちに伝えたい。

もしかしたら「他の投資」で利益が出て、それで穴埋めが出来ても駄目なのね。「為替には勝てない」という深層心理に埋め込まれた思いを払拭できない限り、そして収入も資産も増えれば増えるほど「為替変動に対する恐怖は必ず増大する」から。

私が知っている人達にも「為替なんか見ないことにしている」という人も多いのね。だって「毎日の値動き」で資産が毎日何百万も増えたり減ったりしているのを見ていたら「病気になる」のが普通で、今回の利上げ発表の2日間で、数千万、あるいは億単位の「計算上の損失」が出た人は「熱が出た」どころじゃ済まないはず。

実はこれって「株式の長期投資」も同じで、投資金額が大きくなると「毎日とんでもない額の増減が繰り返されて、それに耐えきれなくなることがある」のは誰にでもわかると思います。そんな時に「このまま、放置していてもよいのだ」と自分に言い聞かせるのは簡単じゃないのね。そしてその「恐怖心」に自分が支配されると、わけのわからない売買を繰り返すようになる。実は「株式投資の難しさ」ってここにあると言っても過言じゃない。

近年の株式投資の盛り上がりに釣られて株式投資を始めたけれど、最近の株式市場の下落で何百万何千万の損失(含み損)をだして、右往左往している人も多いと聞く。

私は株式の長期投資は一切しませんが、過去にはやっていて(資産の6割以上が株式だった)、詳しいことは書きませんが、ある時、「俺は気が狂っている」と思ったこともあったのね。当然、必要もない売買を繰り返したり、突然「1年近くも一切値動きも見ずに放置したり」なんてことがありました。そしてどうやっても「大きな不安から逃れられなかった」んですよ。これって「自分には株の長期投資は出来ない」ということだと悟って、一切、その後は株には手を出しません。だからこそ今は「長期投資は債券投資のみ」で、「(定期預金みたいに)償還まで持ち続ける」のね。これなら「毎日の価格変動」に惑わされることはありませんから。(笑)

911のNY同時多発テロの頃にはすでに株式の長期投資はしていませんでしたが、あの時点で大きな額を投資していた人は世界中にゴマンといるわけで、大暴落が起きてどれほど世界中が慌てたかは想像するのは難しくなく、しかし、私は「他人事」として相場の動きを見ていられたのは一切、株を持っていなかったからであり、昨今の株式市場の下落もなんとも思わないのはそれが理由。

311の東日本大震災のときにも、「破産」した投資家って結構いるのね。多くはオプショントレーダーだけれど、それの影響で彼らの負債額を取引所に支払わなければならない証券会社の中でも「倒産するだろう」と囁かれたところがあった。

だから私は時々、「何もしない。投資に手を出さないという選択も正しい」と書くのはそれが理由。「君子、危うきに近寄らず」という考え方は決して間違えていない。

だから私は「短期売買に集中する」わけです。自分にポジションがあるのは「その一瞬だけ」だから、世の中に何が起きても怖くないのね。夜中や土日の市場が閉まっている間に「何か起きるのではないか」という不安からも開放される。

株式投資も同じで、投資額が大きくなると「2,3日の家族旅行に出るのも怖くなる」のが普通なんですよ。だから「常にPCを持ち歩いて、市場の動向、価格チェックを怠らない」のね。WIFIが繋がらないところなんて絶対に行けなくなる。

でも短期売買なら、ポジションを持たずにいつでも好きなだけ休む、遊ぶことも可能だし、何ヶ月も気が乗らなければ何もしなければよいだけのこと。その間、大暴落が起きようと関係ありませんから。

このことは今までも子どもたちに言い続けて来ましたが、私には何も言わずにオーストラリアインデックスにそこそこ投資をしていた次男坊が、「これじゃ駄目だ」と気がついたようで、全て解約したとのこと。

それが良いこととは断定できませんが、「短期売買に目覚めた」のは良いと思っています。

でもこういうことって「少額で遊びみたいな投資をしている時にはわからない」のね。ところが投資額が増えると、不安は指数関数的に増大する

サラリーマンで「収入がある」ケースはまだ良いんですよ。でもFIREだなんて、自立した瞬間、今まで平気だったことに恐怖を感じるようになるのね。FIREとは「自由になること」なのは間違いがないけれど、現実は「全て自己責任で稼がなくてはならない、個人事業主となること」でしかない。そして失敗したら、もうその時には「帰る場所がない」のが普通

ちなみにシドニー在住の次男坊がこんなことを言っていました。「オーストラリアならいつでも何度でも出直せるけれど、日本は難しいんだろうね~」と。

投資でもトレードでも「常に問題になるのは【自分の心の動き】」だということ。これって「小さな額でチョロチョロやっている時」って全く気が付かないから困るのね。「投資額が大きくなると勝てなくなる」事が起きるのはこれが理由。

でもそれに気がつく人って少なくて、投資・トレードの理論や手法ばかり研究するのね。でもそればかり頑張っても勝てない理由は「自分の心の中にある」ってこと。特に「自分は頭が良い」と思っている自信家はここに全く気が付かないケースは多いように見えます。理論を語らせたら凄いけれど、まるで勝てない人って世の中にはごっそりいるのね。

成功と失敗を分けるのは決して知識や理屈じゃないってこと。

そう言えば昔の友人に非常に頭の良いのがいて、大学院はアメリカに留学して弁護士資格も取ったのがいるんですが、ある時、彼が「しっかり勉強すればお金儲けも上手くいくと思っていた」と語っていたのが忘れられません。

もちろん勉学を否定するわけじゃありませんが、投資やトレードは「自分は何もわからないどうしようもないバカだ」と思うくらいがちょうど良いのかもしれない。(笑)

どちらにしても「変動は気にしないことにする」のは【臭いものに蓋をしているだけ】だと私は思うし、私はやっぱり「諦めずに対処方法を考える」のが精神的に健康で生き続ける惟一の方法だと思っています。そうじゃないと、人ってある日ある時、「一発逆転だ!」とんでもないことをするのも普通で、「魔が差した」とそれを呼ぶことがあるけれど、それも言いわけでしか無くて、やっぱり「逃げない」「諦めない」「毎日の努力」が何よりも重要かと。

私にとって、この世で一番不可解なのは「自分自身」だし、何よりも難しいのは「自分に克つこと」なのね。自分のことは自分が一番良く知っているなんてのは「勘違い」だと思うし、「自分さえもコントール出来ない」のが普通だと思う。

何度もブログに書いていますが、私の父は株式投資で2度も大敗した相場師だった過去がある(でも倒産はしていない)のですが、父の口癖はこれでした。「相場は簡単。自分をコントロールできれば」でした。私もその言葉の意味がわかるようになったのは60歳を過ぎてから。(笑)

本当に自分って「弱い存在」で、それがいつも投資やトレードの邪魔をするのね。でもそんな自分を乗り越えるキッカケが私にもありました。細かいことは書きませんが、それは、苫米地英人氏(とまべち ひでと)日本の認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学。カーネギーメロン大学計算言語学博士)氏との出会いでした。

そんなことも子どもたちに伝えたい。

---(追記)---
 

今回の利上げに関する「高橋洋一教授」の解説が面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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