(注)このエントリーは8月30日に書いたもので、内容にこの数日間、変化があったことに注意。
暗号通貨の世界に足を突っ込んだ私ですが、あの世界には独特のものがあるのがわかってきました。
私が始めたのは「ビットコインの先物のデイトレ」であって、多くの人が考える「暗号通貨への投資」とは全く違うと思います。長期投資はしないし、「ガチホ(しっかり抱きかかえて売らないこと)もしない。
ま、先物やFXと同じ様に「眼の前の動きを取るデイトレ」でしかありませんが、先物やFXにはない「独特のシステム」があるのがわかってきた。そしてそれに足を踏み入れると「のめり込みたくなる」ように出来ている。
まず「アフェリエイトシステム」が面白いと思いました。
私はMEXCという取引所を使っていますが、ここは「売買手数料が非常に安い」ことで有名。それは「売買代金の0.01%」で、他の取引所は0.02とか0.03のところもある様子。(その手数料が掛かるのは先物を【成り行き】で売買する場合のみ。それをテイカーと呼ぶ)
(注)このエントリーは8月30日に書いたものですが、その後「手数料が2倍に変更」となりました。
(注)これが新しい手数料。
これはどういうことかというと、例えばビットコインが今、60000ドルだとすれば、それを買っても売っても「片道」0.01%、つまり6ドルの手数料ということ。往復で12ドル。これは「普通に売買する」のであれば、問題になるほどの手数料ではないですよね。
ところが「小さな値動きを取るデイトレ」だとこれは微妙な高さで、例えば「100ドルの動きを取る」場合、手数料が往復12ドルだと率としては大きくて、勝ったり負けたり、勝っても小さな値幅しか取れない場合、下手をすれば「トータルでは手数料の支払いの方が多くなる」なんてことも起きる。(私が昔やっていた日経225先物のデイトレがそうでした)
だからもしも手数料が他の取引所のように0.02とか0.03だった場合、それぞれ24ドル、36ドルの手数料となり、「100ドルの利益狙いはほぼ不可能」となるわけで、だからMEXCの先物には人気がある。
ま、それはそれで良いとして、でもトレーダーとしては「もっと安くならないか」を考えるわけですが、その方法はあって、MEXCが持つ独自の暗号通貨であるMXを持ち、それで手数料を支払うと10%引きになる。
10%でも積もれば大きいので、早速私もMXなる暗号通貨を手に入れて、それを「手数料の支払いのためだけに使う」ようにしました。それで結果的に手数料は売買代金の0.009%となった。
でもトレーダーとしては「それ以上、手数料を安くすることは不可能」なのね。(要確認)
ところがですね、そもそもMEXCの口座を開設する時に「紹介で開設する」ケースがあります。そして【紹介者には様々なメリットが有る】のね。
シドニーの次男坊が始めた時は、右も左もわかりませんからユーチューブでいろいろ学んだ様子。そしてそこそこ有名なそのユーチューバーが、「私の紹介で口座開設をすれば100ドル進呈します」ということだったらしい。
そりゃ口座開設だけで100ドルもらえるなら、その紹介者を通すことに何の問題もないし、ラッキーだと思いますよね。そんな次男坊みたいに思う人はきっと100人、1000人単位でいるのかもしれない。
そして次男坊がトレードをしていく内に、自分も紹介者になるとメリットが有ることに気がついたのね。それはレベルがいろいろあって、レベルによってベネフィットは違うのだけれど、な、な、なんと紹介された人が支払う手数料の50%がキックバックされるとのこと。( ̄口 ̄∥)
次男坊がそれを知った時点では、彼は毎日100ドル以上の手数料を支払っていた(取引額は小さくても売買回数が多いから)わけですが、その50%、50ドルがその紹介者となったユーチューバーに毎日支払われている。多い時には手数料が数百ドルになることもあって、その50%がどこに住む誰だかわからないユーチューバーにMEXCは支払い続けているということ。
そんなトレーダーが100人いたらそれこそ毎日5000ドル、70万円近くがその有名ユーチューバーにキックバックされる。毎日ですよ。
これに気がついた次男坊は、自分も紹介者になるべきだと思い、その権利を取得した。それにはいくつかの条件があって、それをクリアしないとならないし、またレベルがあって、より多い%を貰うためにはより難しい条件をクリアしないとならない。
そして次男坊は、とりあえず「紹介した人の手数料の50%はキックバックしてもらう権利」を手に入れた。
私も長男も次男坊が紹介者となっていますから、私と長男が支払う手数料の50%は次男坊の口座にキックバックされることになりました。
ですから、これから始める人はまず奥さんなり近親者の名前で口座を作り、「紹介される形」で自分の口座を作るのが良いんじゃないですかね。でも当然、奥さん名義の口座でそれなりの実績を作って「50%(最大70%らしい)のキックバックを貰える権利」を得ないとならない。
一度、口座を作ると、後に変更とか、口座を作り直すことは出来ない様子。だから次男坊は未来永劫、見ず知らずの紹介者に50%(あるいはそれ以上)のキックバックがあることを受け入れないとならないわけで(ヨメさんは同じ紹介者で口座をすでに作ってしまっている)、彼は近い将来的には他の諸々も考慮して「小さな法人を立ち上げる」予定でいます。で、自分がその法人を紹介する形にすれば、その法人が支払う売買手数料の50%(最大70%らしい)を受け取ることも可能になる。今の状態では取引額が大きなわけでもないのに、年間200万円ペースのキックバックが漏れていくのと同じで、その額は取引額が大きくなってくると無視できない大きな額になる。
つまりダボ家としては、本来は0.01%の10%引きより安くは出来ないけれど、私と長男の分は計算上は0.009%の半分、0.0045%の手数料でトレードできるのと同じことになった。でも次男坊の分は紹介してくれたユーチューバーに今後も支払われる。
0.0045%の手数料は、つまり往復で0.009%ですから、ビットコインが60000ドルだとすれば5ドル40セントの手数料となる。これなら「100ドル抜きの手法」でもそこそこオッケイとなるのね。
この15秒足のチャートに時間軸を表示させるのを忘れて申し訳ないのですが、全体で「約3時間」の動きです。15秒足は忙しそうに思うかもしれませんが、目が回ることは一切なく、「良いテンポ」でトレードできます。
デイトレとは何かを知っている人が、上のチャートを見ると驚くはず。15秒足というとんでもなく短い足で、どんどんチャートは更新されていきますが、そのスピードの中で「100ドル抜き」がどの程度の難易度なのかは簡単に想像できるはず。
またチャートに「ATR」(インジケータ)を追加し、5分足、1分足で、「相場が動き出したらアラートが鳴る」ようにして、5分足のアラートは結構うるさくて、「寝ていても気がつく大きさ」で、1分足の方は「ユーチューブの動画やブログを見ている時」にも気がつくようにしました。SMSやメールでアラートを送るのも可能なはず。
100ドル抜きというのは「1ビットコインを売買したケース」であって、実際には0.01ビットコインでも売買できる。だからお金のない学生でも参戦できるし、レバレッジは200倍まで掛けられる。ま、200倍と言うのは異常で、200倍だと300ドル幅動いただけで元金はすっとびますし、その前に「マージンコールが来る」というか、ある時点で「強制売買」されてしまいます。
細かい話になりますが、この強制売買も変な決まりがあって、計算上は元金がゼロではないもっと手前で強制売買が入り、そして「元金全てが取られる」というおかしな決まりがある。え?と思うでしょ。私も最初はよく理解できませんでしたが、レバレッジや元金、その他の数字で計算された「ある値」に届くと、本来はまだ余裕があるのにその値で強制売買され【全額取られる】というシステム。
酷いシステムだと思いましたが、その代わり、「資金を補充する必要はない」のね。つまり、「元金以上のマイナスは起きない」システムになっている。
これってFXの「バイナリーオプション」と比較したらこちらのほうが良いんじゃないですかね。
だからそれこそギャンブルをするつもりで、例えば100ドルでレバレッジ200倍、2万ドル分のビットコインを買うなり売るなりして「放置」が可能となる。私にはどんなトレーダーが参加しているかわかりませんが、そういう「カジノに行くつもり」で一発勝負する人達も多いのかもしれない。
細かい話になりますが、自分の持つウォレットも全体の中に「先物ごとの小さなウォレット」を持つことが出来て、【強制売買】も「全体で計算するのか」「個別のウォレットだけで計算するのか」が選べる。つまり、全体で1万ドル持っていたとしても、ビットコイン先物のウォレットには100ドルだけ移して、その100ドルだけで2万ドル相当の「一か八かの賭けも可能」となる。1万ドルあれば100回の賭けができるということ。その100ドルで勝てば10倍以上になる可能性があるし、負けても100ドルの損失で済む。ただし、強制売買はこの場合、数十ドルの含み損で発動されるのに注意が必要。
100ドルで200倍の総資金の内、50%を使って売買すればおのずと「強制売買ポイントは広がる」けれど、強制売買が発動すればその専用ウォレットの中の100ドルは全額持っていかれる。わかりますよね?
ま、そんな事もできるということで、その辺は私達には関係ありませんが、ビットコインを1枚売買して100ドル抜きをするなら、3000ドルの元金で20倍のレバレッジでトレード可能ということ。単純計算では「3000ドルマイナスにならなければ大丈夫」なわけで、実際には上に書いたように2300ドルぐらい(条件によって変わる)の含み損が出た時点で「強制売買」となり(その値は注文時に表示される)、ウォレットの3000ドル全て取られてしまうことになりますが、元金の額、レバレッジの倍率、売買額はそれぞれ【リスク】を計算して決めれば良いだけのこと。
ここに「正解はない」し、それぞれの手法、考え方でまるで違うようになるんじゃないですかね。でも〇〇王子みたいに基本的な売買手法もない、損切りも出来ない、下降トレンドでショート(空売り)もしない、放置するのみのようなトレーダーだったら、良いときもあるとは思いますが、「レバレッジを掛ければいつか必ずやられる」のは間違いがない。そういうタイプの人は「現物」を買って、「上がってくれ~」と祈るしかないでしょう。後は「運任せ」。
また「どの程度の大きさまで張れるか」ですが、10ビットコイン程度までは成り行きでも飛ばない出来高の大きさがある。でも30ビットコインを超えるとスリッページ(成行注文だと値が飛ぶ)は大きな問題となるはず。30ビットコインというと額で言えば180万ドルですが、これって大きいと言えば大きいですが、先物やFXの世界ではかなり小さい額なのね。だからどんなに頑張っても「青天井」ではないということ。でもま、それはそれでやり方はあるにしろ、先物やFXほどの大きな市場ではない。
ただし、私達はビットコインの長期投資は全く考えていませんが、巷にある「ビットコインはとんでもなく大きく値上がりする」という【信仰】にも思える読みを完全無視する必要もなく、とりあえずMEXCに口座を持ち、ビットコインの先物をデイトレをする中で大きく動けば当然それは利益に結びつくし、日足でも大きな上昇トレンドが見えれば、そして余剰資金があれば「現物を中長期で持つ」のも良いし、「先物で中長期保持する」のも全く問題がない。暗号通貨の先物は、本来あるはずの【限月】の考え方がなく、「永久先物」だから長期での保持が可能。
この場合、下手にレバレッジを掛けると【非常に危険】なのは当然で、上昇トレンドだとしてもその中のちょっと大きめの下落波動でも「全てを失うことになる」のは今回の日経平均の暴落と同じ。だからやっぱり「目先のトレンド」に乗る手法は大事で、下落の兆候が見えたら「逃げる」、再度上がりだしたら「乗る」ことを繰り返すのがベストだと思う。「大きな上昇の中の押し目」だと思ったらそのまま下がって行くなんてことも大いにあるわけで、ビットコインの過去の高値からの【下げ】も巷では「まだまだ上がる、買え~~~」という大合唱が起きていたのを忘れてはならないですね。彼らは「下げたら知らん顔して黙るだけ」でしょ。
ビットコインに関しては「買って持ち続ければ良い」という【熱烈な信者】が多いから、そしてそういう情報が非常に多いから注意が必要だと思う。そもそも相場の世界は「買え~~」という人ほど、「高値では黙って売り抜けるような人」が多いから面白い。上がると思うなら黙って自分で買えばよいだけのことで、「なぜ他人に、上がるぞー、買え~~という」のか。その心理を考えないとですね。承認欲求が強いのか、自分の中に上がって欲しいという欲望と、上げないかもしれないという不安があるからでしかない。
【未来が分かる人はこの世に存在しない、それは神の領域】
「勝敗を運に任せるべきじゃない」というのが私の提案。ギャンブルじゃないんですから。
ビットコインの2020年9月からの動き。日足。
とにかくトレーダーとしては手数料は非常に重要で、0.01%の10%引きにするしか出来ませんが、アフェリエイトをうまく使えば0・0045%まで落とすことは計算上、可能だということ。
そしてそれは「紹介者」となれば50%もの手数料のキックバックがあるということ(最大70%らしい)。それってこの世界でちょっと有名なインフルエンサーなら、頑張って多くの人を紹介すれば年収1億円は狙えてしまうシステム。凄いですね~~。
そしてまだ面白い事があるんですよ。
MEXCの独自暗号通貨である「MX」を持ち、それで自分の毎回の手数料を支払うようにすると10%引きとなると上に書きましたが、MXを持つことで「他のベネフィット」もあるのね。
この世界って信じられませんが、「ほぼ毎日新しい暗号通貨が生まれている」のだそう。
そしてMXを持つ額によって、それを無料で受け取れるシステムになっている(エアードロップと言う)。またその他、イベントがあって「条件をクリアすれば受け取れるベネフィット」と「抽選で当たるベネフィット」もあって、それらを「金額として計算する」と、なんと「年率40%以上のベネフィット」となる。(要確認)
この辺のシステムを次男坊が熱く語ってくれたのですが、いろいろ有りすぎてジジーの私の頭はパンクしましたが、それはMEXCのホームページに入ればわかるようになっているはず。ここでも注意が必要で、ホームページの中を見るには「口座開設」が必要になっている様子(要確認)。だからもし実際にトレードを始めたら、その売買手数料のキックバックは得ることが不可能となる。とりあえず口座を作るなら、奥さんの名前で作ってみるのも良いと思う。それは上に書いた通り。
で、次男坊も年率46%ぐらいだったかな。そんな率でMXが増えているそうで、毎日チェックしては「現金化(MX化)」しているとのこと。(MXを本物のキャッシュにするには、MXを売ってUSDTを手に入れ、そしてそれをまた売って本物のキャッシュにする)
これを考えるとバカバカしくて「インデックス投資はやってられない」と思うのも当然で、彼がやっていた「オーストラリアのインデックスファンド」をやめて、その分でMEXCのMXを購入したとのこと。実際にはキャッシュでUSDTを購入し、それでMXを買う。
彼が買ったMXは150万円分ぐらいですが、パフォーマンスとしては1千万円分の債券を超えるとニヤニヤしてる。
そんなことを聞けば「私も~~」と思うわけですが、もっとまとめて入れても同じパフォーマンスがあるのかどうかがわからない。ここはしっかり調べてみましょうかね。危ない高利回りの債券を買うよりよっぽど面白そうだし。
ただし、この世界はハッキングや詐欺が横行していて「盗まれた」なんてことが未だにあちこちで起きている(マレーシアでも起きた)。これの対策を考えるのはMustだと思うし、「トレードに必要以上な大きな額を入れたまま」にしておくのは問題があるかもしれない。だから「必要がない額」は【自分のコールドウォレットに移す】か、(本物の)キャッシュに戻するのも重要かもしれない。でもそういう「トランザクション自体がリスクを孕んでいる」のも忘れてはならない。これは暗号通貨の値上がり益を(現物で)中長期で狙う場合でも同じで、その場合、当然、上に書いた「運用益」は入らない。だから「利益を溜め込む」のならまだしも、新たに大きな額のキャッシュを注ぎ込んでまでやるべきことじゃないかも。
MEXC独自の暗号通貨MXそのものの値動きはかなりおとなしい感じ。直近に高騰しているのは「MEXCが手数料を値上げして、MXを持ってる人には値引きをした」かららしい。だから大勢がMXの買いに走った。でも手数料の値上げでMEXCのユーザーが減って、手数料は元に戻したという経緯があるそう。
私の印象としては「MEXCというコミュニティー」が存在して、その中ではありとあらゆる暗号通貨の売買が可能で先物売買も可能。そして様々なイベントを通して資産を増やしたり、アフェリエイトで仲間を増やし、自分も大きなキックバックを受ける。
なんだか「一つの経済圏が独立して存在している」ような感じがしています。
私にはわかりませんが、ビットコインやその他のキーとなる暗号通貨もそれを中心とした「経済圏」が存在しているんでしょうね。
単に暗号通貨の値上がりで利益を出すという以上の様々な稼ぐ方法、イベントがあり、その中に入ると「そこから出たくなくなる環境づくり」がなされているのだろうと想像するし、そういう「インフラ」の存在が暗号通貨ファンを下支えしているのかもしれませんね。
ま、私達親子3人が狙うのはそこではないし、毎日discordで繋いで同じチャートを見ながらああでもないこうでもないとやっていますが、やっぱり彼らの「今、儲けたい」という気持ちをいかに抑えて、「ありとあらゆる相場の場面で勝つために必要な【汎用的な売買手法、考え方】の習得、構築を目標としています。
でも若い息子たちはどうしても「今、とにかく、早く儲けたい」という気持ちが先走りするのね。特にその思いは次男坊に強く、どうしても「ビットコインじゃなくてSolanaをトレードする」と意地を張っています。彼はSolanaの独特な値動きに気がついてそれを利用して利益を出しているから、それを手放せないのね。でもその手法は「汎用性がないから駄目だ」と言っても言うことを聞かない。Solanaの市場規模は小さいから、利益が出てもそれを大きくすることは不可能なのに。そして彼の手法は、投資額が大きくなると通用しないニッチの中のニッチな手法でしかない。しかも本当に小さな値幅を狙い、何度も出撃するスキャル。つまり、「将来性がない手法」なのだけれど、「今、利益が出ているのは確か」なので手放せない。
ま、それは私もそうだったし良く理解できるのですが、そういう「目先の話」になった時、【俺は明日死んでもおかしくないんだぞ。だから今、どうしてもお前たちに伝えたいことを優先しなくてはならない】【それを理解して実践できるようになってから、好きなことにチャレンジしろ】と毎日必ず言わなければならない場面に遭遇します。(笑)
でもま、資産らしい資産も持っておらず、将来に不安を感じる若者にそれを言っても無理なのもよくわかるので、80日チャレンジを始めました。これは「決まったチャートを使い、トレンドフォロー以外は禁止で、1日とにかく100ピップス抜きをノルマとするチャレンジ」です。でも毎回、どのくらいのロットで売買するかの選択肢は無く、それはシステムが決める。だから極論をいうと「自分が参戦しても、いくらのポジションがあるのかわからない」ようなシステムです。つまり利益も損失も「金額はわからない」ようになっています(チェックは可能)。とにかく「毎日100ピップスをどうにか抜く」ことだけに集中します。
(注)申し訳ない。上に書いた「100ドル抜き」は1ビットコインに対してであり、出撃ロットの大きさに関わらず【100ピップス抜き】と言ったほうがわかりやすいですね。
手法そのものはダボ流で結構単純な手法で、やる気がなくても心身ともに劣化したジジーでもどうにか出来るものを考案しました(笑)。そして「欲望と恐怖を排除したシステム」で、それが心の奥底から湧いてきても「やるべきことは目先の動きで100ピップス抜くだけ」となります。ここが重要な点で、上のチャートを見てもわかるはずですが、どうしても「100ピップス以上抜きたい」という衝動にかられるのね。
でも「100ピップス抜けば十分」というチャレンジ内容にしました。そうしないと3人で話をしても、段々と「もっと儲けるためにはどうする?」という方向に話が向くのね。無理に出撃するべきではないところでも「どうやったら勝てるか悩み始める」のね。でも慌てること無く、安全に取れると確信がある場所だけ出撃して100ピップス抜ければOKという内容。これで非常に大事な「焦らないこと」「待つこと」を覚えて欲しい。(私はチャンスを待つことの重要性を理解するのに10年以上かかった 笑)
80日チャレンジで毎日100ピップス抜けば最終的にどうなるかの数字も子どもたちに提示しました。「これで十分なのだ」というのをわからせるためです。
上のチャートを見れば、1日に100ピップス?楽勝じゃないかと思うはずで、もちろんそれ以上を狙っても良いのですが、「100ピップス抜けば十分」というシステムで、それだけに拘っていれば、80日後にはトレーダーの基本中の基本を理解し実践し、FXだろうが商品先物だろうが、インデックスだろうが金(ゴールド)だろうがWTI石油だろうが、そしてどんな時間軸でも同じ様にトレードする技術が身につくはず。と同時に「焦らないこと」「待つこと」、つまり「欲望と恐怖」を抑える事ができるようになるはず。
もしかしたら「1日に(純利で)(休んだり負けたりした過去の累計を加味した上で)100ピップス以上取ってはならない」、あるいは「毎日のトータルの100ピップス平均を超えたら、平均値が100ピップスになるまでトレードしてはならない」という禁止事項をルールにするのも良いと思っています。それを破ったら「そこでチャレンジは終了」と厳しくすれば、「もっと儲けたい」というどうにも抑えるのが難しい強い欲望にブレーキを掛けられると思う。もし数日、旅行に行くならその分は事前に稼いでおく、あるいは後に稼ぐのはOK。とにかく「毎日のノルマはきっちりクリアする」のは大事な約束事。
デイトレにイマイチ乗り気になれない長男も「これならできそうだ」と言っていますし、やる気満々の次男坊もワクワクしているのが伝わってきます。でも「欲張りすぎないように手綱を締める」のが私の役目で、何のためのチャレンジなのかを常に同じ様に説明する毎日です。
彼らは「もうわかってるってば~。耳にタコができたよ」と言いますが、私としては「じゃ、どうして話しが基本から逸脱するんだよ。タコがあるならそのタコを見せてみろ」ぐらいのつもりで行くべき道から逸れないようにやっています。(笑)
ちなみに今集中しているビットコインの先物ですが、やっぱり「ニッチな世界」なのは間違いがなくて、そこそこ利益を出せるようになってもいつか必ず「頭打ちになる」のね。決して大きな出来高がある市場じゃありませんから。
でも80日間チャレンジをするには十分な大きさで、それが無事終わり、皆がどうにか成功したら次のステージはどうするか。それもビットコインの先物でやっていけるとは思いますが、またその次も考えていて、そのときはもっと大きな舞台であるFXのUSD/JPYで新たなチャレンジをし、そしていつか「ダボ家の決戦の場」としてドイツBundの先物市場に乗り込むというそこそこ長い計画を持っています。でもこれから3年、5年掛けるという余裕はありません。
そこに辿り着く前に私の命が尽きるか、彼らも挫折するか、どうなりますかね。
どうにかそれも達成できて、そして初めて私達の「人として生まれきてやるべきこと」にゴーサインが出せるようになる。
目標地点は遠く、遥か彼方ですが、チャレンジを続けていく内に、いつか息子たちも私が一体将来の何を見ているのかを理解する時が来るだろうと楽しみにしています。そうなれば私も途中下車しても大丈夫でしょうが、今はまだまだオムツを履いているのと同じような息子たちをもうちょっとしっかり育てないとなりません。
いつか「その日」が来ることを信じて・・・。
この日記を書いたのは8月30日でしたが、MEXCでは手数料が値上げされました。
2倍の0.02%となった。(┰_┰)
値引きはありますが、それでも2倍になったのは間違いなし。その代わり、手数料が50%引きになる方法が示された。
きっと「少額での小幅抜き」のスキャルパー、デイトレーダーが増えて、その対策かもしれない。あるいはMEXC独自の暗号通貨であるMXを1000、15日間持っていれば50%引きとなることから、MXを買わせる方針か。
次男坊はそこそこMXを持っているから50%引きになっているけれど、私と長男は買うしかないか・・・。値上がった手数料で売買を続ければ、そのぐらいの額はいつか超えてしまうし、1000MX分、つまり今のMXの価格で言えば4000ドル程度。それは「初期投資として必要な額」と考えるしかないですね。ま、トータルで一人1万ドルあれば十分過ぎるわけで、先物やFXの世界と比べれば大したことはない額なのは間違いがない。
こうやって、どんどん「引きずり込まれてしまう」世界。
とりあえず、私と長男の口座でMXを1000単位づつ買いましたので、15日後には手数料が50%引きになります。それまでは先物口座に入れたMXから手数料が引かれ、20%引き。15日を過ぎるとその20%引きはなくなってトータルで50%引き。ですので、その時点で先物口座のMXを現物口座に戻します。
要は「正規の手数料」を50%引きになるようにして、なおかつ「キックバック」の50%は身内に入るようすれば、【正規の手数料の4分の1となる】わけで、そういうふうにしないと「小幅抜きのデイトレ」は難しいということ。
ややこしいですが、この辺を理解しないと「得られるものが得られない」のね。毎日、必ず「押すべきボタン」が2つあって、それを忘れるとうまくないとか。
多くの人にオススメしようとは思いませんが、FXなりCFD、先物でデイトレを含む短期売買の経験があって、「レバレッジとの付き合い方」を理解しているなら「ビットコインの先物」にトライするのは面白いと思います。
でもレバレッジを掛けたことがないとか、トレード手法が確立していない、損切りが苦手なような方は、【触らぬ神に祟りなし】なのは間違いがないと【断言】させてください。