「良いエキストラバージンオイル」ってやっぱり重要だと思った その他、シャークートリー、フランスの発酵バター等

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オリーブオイルを買う時って困りますよね。私はどれを買ったら良いのかわからない。

だから「高すぎない、安すぎない」ものを買うのが我が家では普通でした。

ところが料理系のユーチューバーで「ファビオ」君というそこそこ有名で一目置かれているイタリア料理シェフの「エキストラバージンオイルの説明」を聞いて「なるほどぉ」と思ったし、彼のオススメのエキストラバージンオイルをマレーシアで探したら同じものがあったので、2,3年前からそれを我が家では使うようになりました。

ちょっと高いけれど、良いエキストラバージンオイルは「調味料」として使うようになって、「使うのは少量だから問題ない」と思うようになりました。でも「料理で大量に使うオリーブオイル」は5リッター入りの「安いピュアオリーブオイル」を使う。揚げ物用の油は「米油」ですが、ピュアオリーブオイルを使うこともある。

最近、家で使っている気に入っているエキストラバージンオイルがなくなって、とりあえず買おうと「普通のエキストラバージンオイル」を近所で買ってきたんですよ。それがですねぇ、前ならわからなかったけれど良いエクストラバージンオイルを使うようになって「ベロ」がそれに慣れていて、「普通のエキストラバージンオイル」ってやっぱりイマイチだと思いました。

でもオイル一本を使い切るのってそれなりに日数が掛かるから、気に入らないのを買っちゃうと困るんですよね。捨てるわけにもいかないし。(┰_┰)

そもそもエキストラバージオイルの世界ってメチャクチャで、ヨーロッパで定められている「エキストラバージオイルの厳格な基準」に合ったものは少なくて、世界のエキストラバージンオイルの80%以上は「ヨーロッパでは偽物の部類」という世界。日本もそうで、日本はその「厳しい基準」を批准しておらず独自の基準でやっているので「日本のエキストラバージンオイルのほとんどは偽物」と言われている。ヨーロッパでは低品質のピュアオイルでさえ「エキストラバージンオイル」として売られている。それはマレーシアも同じ。

でも厳格な基準っていろいろあって「そのシールが貼られているもの」なら大丈夫らしい。

ファビオ君の説明。これって料理好きの人には「常識」なんでしょうが、私が初めてこれを見たときには「ええ~。嘘~~」と思ったくらい驚きました。

ちなみに我が家が気に入っているエキストラバージオイルはこの動画の中でも紹介されている。「LORENZO #3」と「LORENZO #5」。イタリア料理で有名な「Bottega=ボッテガ」というレストラン+素材販売店から買っています。

Bottega Mediterranea

Italian Delishop in heart of Kuala Lumpur. What started as a…

このお店は気に入っていて、実店舗には行ったことがないのですが、「デリバリ」でよく注文します。

生ハム類を注文することが多いです。でも高価な「ハモンイベリコベジョータ」を買うことは(ケチな)我が家では少なくて、注文料が一番多いのは「グアンチャーレ」で、いわゆる「豚トロ」で作られた生ハム。スライスと塊と両方注文してスライスはいわゆる生ハムとして使うことが多く、塊は料理でパンチェッタ代わりに使うという感じ。それは本場イタリアでもそうらしくて、日本人も大好きな「カルボナーラ」ですが、イタリアではパンチェッタではなくてグアンチャーレを使うのが普通らしい。

脂身が多いですが、まさに「美味しさは脂身にある」と思う我が家にはぴったりで(だから豚トロも美味しい)、料理に使うとその美味しさが広がるわけで非常に良いと思っています。でも当然、バクバク食べると気持ち悪くなる。(笑)

これはラーメンのトッピングにも使えるし、バゲットに乗せてちょっと炙るとか、美味しい食べかたはいろいろある。でも決して高くはないから我が家には有り難い。ちなみに私は「普通のベーコン」が好きじゃないので(スモークしていないベーコンはオッケイ)、ほとんど使いません。というかヨメさんからリクエストがない限り買ってこない。

その他、シャクータリーの類はいろいろあって、我が家はこの店からしか買わないと言っても過言じゃない。でもハム類はスーパーでも買うことは多い。

しかしマレーシアに来てから知ったことって結構あって、この「エキストラバージンオイル」もそうだし、「グァンチャーレ」もそう。そして「フランスの発酵バター」もそう。特にフランスの発酵バターの美味しさにはびっくりで、どうして今までそれを知らなかった、使わなかったのかと悔しい思いをしました。

その存在を知ったのはマレーシア関連のブログでは有名な「みのぅ」さんのブログから。ご主人はフランス人で世界的に超有名なフランス料理学校の先生で、みのぅさんもフランスでその学校を卒業後はパティシエとしてフランスの有名ホテルで働いていた人。今はマレーシア政府認定の「気功師」として病院に勤務なさっていて、個人的にもお世話になっていますが、この御夫婦が「美味しい」という食材、お店はまず「間違いない」と思っています。

minouさんのブログです。最近の記事は「シンガポールだけじゃない、マレーシアでもBacha Coffee。(画像あり)…

トーストしたバゲットにこのバターを塗って、ちょっと美味しい紅茶があるだけで幸せになれる不思議なバター。それこそ「パスタにエキストラバージンオイルと塩とバターだけ」の【具なし】でも美味しく食べられる。

あ、そうそう、「粉チーズ」ですが、日本でもよく使うあの粉パルメザンチーズではなくて、「パルメジャーノレッジャーノ(必ず塊を買う)」を削って使うとまるで別世界なのね。やっぱりピザもそうですが、「アメリカ経由で日本に入ってきた料理」とヨーロッパのものって「まるで違う」と思う。

だからやっぱり「本場のものを使う」のって重要で、食べながら目を瞑ると「地中海の様子」が浮かんでくるからこれまた不思議。「食材費がかさむ」と考えがちだけれど、大量に使うわけでもないし、「ここぞ」という時にだけ使えばよいわけで、それで増える食材費なんて月に二人で1500円~2000円アップの世界だろうと思う。だから我が家では「普通の廉価版と良いもの」の二種類使い分ける。(笑)

マレーシアで売られている「フランスの発酵バター」は日本に比べるとかなり安いのだそうで、また何種類も売られていますが、私が気に入っているのは「Pamplie(パムプリー)」で、有塩と無塩(黒)と二種類使っています。微妙に内容が違うものが何種類か売られているので、内容チェックはMust。でも表示はフランス語なのに注意。ああ、お店の棚に並んでいる「価格と内容表示は英語」だから大体のことはわかる。

20代、30代でこれらのものを知っているか知らないでいるかで、随分、料理人生は変わると思う。

我が家の場合、これらを知るのは60歳を過ぎてからで遅かったけれど、それでも知れたことは本当に良かったと思う。

上に紹介したイタリア料理人のファビオ君のユーチューブ動画ですが、私にはまるで「別世界」の食レポもあって面白い。でも「料理レシピ」は誰にでも作れるようなものを彼は目指していて、私みたいなド素人でも真似ができるから良いと思う。

料理好きには「必見」かもしれない。やっぱり「クックパッド」とは天と地の差があると思う。動画レシピの良いところは、和食もそうだけれど料理中の動画から学ぶことが多いところだと思っていて、私は「文字と写真だけのレシピ」は一切見ません。大事なポイントが文字と写真からは全くわからないから。でも動画には「文字による説明」が概要欄に付いていたり、別にブログを持っていて、そこで細かく説明しているケースも多いのでやっぱり「ユーチューブ料理動画」って私には一番です。

YouTube

こんにちは、シェフのファビオです🇮🇹 「ファビオ飯」ではイタリア料理を中心に、パスタや肉料理など僕がファインダイニング…

  
 
 

 

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