ドンキのお寿司を最後に食べたのは2024年の6月。デリバリです。
ドンキのお寿司って最初の頃はまぁまぁだったのがどんどん質が落ちてきて、その2024年6月に食べたお寿司がとうとう私の我慢の限度を突破。
その時のお寿司はこんな。デリバリですが、現物を見ていたら絶対に買わないレベル。この時以降、ドンキのお寿司は食べていません。
で、スシローがマレーシア1号店をオープンさせて、期待に胸を膨らませて開店数日後に行ってみたら、「嘘だろ?」と思うレベルでガッカリしたなんてもんじゃありませんでした。その時のブログはこれ(クリック)。
ただこの時も書きましたが、「マグロそのものはドンキのほうが良いかもしれない」ということ。
息子とも「いつかドンキのお寿司とスシローのお寿司を比べてみたいね」なんて話していたわけですが、今回、「ランチ、どうする?」と話になった時に「ドンキのお寿司をデリバリで食べてみよう」となりました。
8ヶ月ぶりのドンキのお寿司となりますが、あの頃よりもっとレベルが下がっている可能性もあるので、ほんのちょっとだけ取ってみることに。
マグロ中とろ8貫。RM39.90。(約1400円)
サーモンとエンガワ8貫セット。RM29.90。(約1000円)
それぞれ私と息子の分で2パックずつ頼んだのですが(ヨメさんは食べたくないと)、見た瞬間に思ったことは「小さっ」ということ。前から決して大きくはありませんでしたが、感覚としては「二回り小さくなった」感じで、この小ささって日本人的にはちょっと珍しいんじゃないかと思った。価格は前と殆ど変わらずだと思いますが、お寿司が小さくなったのは実質的な値上げと同じで、30~50%の値上げがあったのと同じだと思いました。
この握りの大きさなら、普通の成人男性だと20皿(40貫)はぺろりと食べられるんじゃないかなぁ。
食べた感想ですが、「問題なし」という感じでしょうか。美味しい~~~と感動することはないにしても、「これ、酷くない?」みたいなこともなし。「寿司欠乏症候群」を癒やすには十分だと思う。
スシローのお寿司を並べて食べ比べをしたわけじゃありませんが、「ドンキのお寿司のほうが小さい」程度で、スシローで感じた「ネタが小さい、薄い」という感じはなくて、バランスは取れていると思いました。
そして「中トロ」ですが、前にも書いたように、「マグロそのものはドンキの方が良い」と思いました。
ただスシローに関しては、あまりにも期待が大きすぎて、その「期待と現実」を比べれば落差が大きいから「こりゃ駄目だ」と感じやすく、逆にドンキは「かなり恐ろしいことになった」と思っていたので「期待はしていなかった」のね。だからドンキの現実と比べれば、「そんなに悪くない」と思いがちになってしまうのだろうとも思う。
そういう意味では、私は正確に食べ物を比べるのは得意ではなくて、そもそも「良し悪しはトータルで考える」クセが付いていますから、「寿司単体を比べたらどうか」という点での私の評価ってズレている可能性がある。でもそういう意味での「総合点」として私は【ドンキの方が良い】と思ったわけです。
私としては天下のスシローですから、ドンキの寿司は簡単に追い越すだろうと思っていましたが、決してそんなことはないどころか、スシローがドンキに負ける部分も多いと意外な結果となりました。
ただスシローのほうが「ネタの数は圧倒的に多い」ですし、でもレベルが低ければ意味がないものの、スペシャルのネタを常に用意しているようで、今は「カニフェスティバル」をやっているようで、興味はつきません。
スシローはスシローで納得できるレベルのネタが数種類あればそれだけで「行く理由になる」わけで、私も今となれば「穴子、赤貝、ハマチ、ウニ」は食べてみたいと思うし、それらと比べられるものはドンキにはないのね。でも大好きな「マグロ、アジ、生タコ、イカ」等が残念なレベルなので、是非、行こうとは思えないでいます。
スシローがデリバリに対応しているのかはわかりませんが、スシローとドンキの両方からデリバリを取って合わせるなんてのも面白いかもしれない。
スシローもドンキもやっぱり頑張ってほしいと思う。
私はお寿司自体はあちこちのスーパーに入っている「中島水産(中与志=なかよし)」の方が良いと思っていて(たとえばこんな感じ)、中島水産ももっとやる気を出してくれたら嬉しい。中島水産もワンモントキアラのビレッジグローサーに入っている店が私の知っている限り「一番、品揃えが良い」し、家族連れが多い土日(旦那も一緒だから高い寿司が売れる)、そして年末には「グレードが上がる」のね。でも普通のウィークデイは大したことがない。
つまり、やっぱりマレーシアの「寿司需要」はその程度だってことなのね。ましてや「ローカル相手」となれば変わったネタや良いネタが常時ある方がおかしい。ドンキの「鮮選寿司」が閉店したらしいけれど、そういうことなんでしょうね~。そして寿司に興味があるローカルは中途半端な回転寿司には行かないってことなんだろうと思う。
そういう回転寿司に行って、美味しいとか駄目だとかガタガタ言っている日本人の年寄りこそ、大きな勘違いをしているのは間違いがない。(笑)