トランプが仕掛けた「関税戦争」に中国が乗ってきたわけですが、そもそもトランプは何を考えているのか。
それも歴史を知ると見えてくるものがあるし、その「背景」が重要ですよね。なんでそんなことをやるのか。
この辺のわかりやす動画がありましたので紹介します。またこの主は「チャート分析」が非常に上手い人で、チャート分析に興味のある方も必見です。
今日、どうしてこの動画、このYouTubeチャンネルのことをブログに書こうと思ったのかですが、実は「チャート分析に関して重要」だと思ったから。
私はいつも「流れに乗ることが重要」と書いています。「トレンドに乗るべし」と。
それは値動きの「方向と強さ」を見るわけですが、チャート分析としてはそれは「一部でしか無い」のね。でも私はこれが一番重要で、これを除いてしまったら全く意味がないと思うから、そのことばかり書いています。
最近、またチャート分析に興味がある方が増えてきましたので、この辺で書き足しておいた方が良いと思うようになりました。
チャート分析もいろいろで、私が重要だと思う順番にそれを書きます。
1 ダウ理論
2 グランビルの法則
3 いつも書いている「値動きの方向と強さを読み、トレンドを探す」こと
4 今現在、どういう位置にあるか知る
5 支持線、抵抗線、ボックス(レンジ)、パターン(三尊、ヘッドアンドショルダーなど)を見る
6 波動カウント(エリオット波動)
7 出来高のボリュームゾーン
8 フィボナッチ
9
こんな感じでどんどん出てくるわけですが、私が重視しているのは上に書いた順番です。
値動きの方向と強さを見ないとどこで出撃撤退するかわからないし、それを重視していますが、「その位置はどこにあるのか」も非常に重要で、高値圏か底値圏か、もみ合い中なのか、様々なラインに近いのか遠いのか、ラインで反発したのか通り抜けたのか(これらも位置を知るということでまとめて考えます)、それも「値動きに大きな影響がある」。
そして本当に値動きって不思議ですが、「支持線、抵抗線など」が間違いなく存在するのね。高値安値、ボリュームゾーンもそうですが、そこに値が達すると「動きが止まる」「反転する」なんてことが普通に起きる。またそのラインやゾーンを「通り抜ける」事が起きると、それは【新たなステージに入った】と読むし、そこからまたストーリーが始まるのね。
だから値動きの方向と強さを読むのが一番重要だと私は考えますが、それらの「ライン」や「位置」「ゾーン」は絶対に無視できないのね。
中にはそのラインと現在の位置を見るだけでトレードする人も多いくらい。
今回、紹介した「シマウマFX大学」さんはその辺の「達人」と言っても良く、私は近年、チャート分析に関する書籍も読みませんし、良い参考書があるのかどうかもわかりませんが、興味のある方はこの「シマウマFX大学」さんの「ラインの使い方、読み方」を参考にするのは良いと思うし、興味があれば深堀りして調べるのも良いと思います。
私はこれらの「ライン」のことを書くことはありませんし、チャートにも描画しません。
それは「それを見ない」ということではなくて、【常に頭の片隅に入れておくべき大切なもの】という認識で、これはチャートに描画しなくてもチャートを見たら脳内でそれを常に意識する事が重要。でもあえてチャート上にはそれを描画しないのは「描画するとそれを意識しすぎてデメリットも有る」と私は考えるからです。でも「かなり重要」なのは間違いがない。たとえば「トレンド」を見つけても、そのラインで止まる、反発する」ことも多く、また突き抜けるとすれば「イベントとして認識する必要がある」から。
またエリオット波動も不思議で、この波動カウントのように値が動くことは非常に多い。
これも馬鹿にできなくて、私のかつての相場仲間にエリオット波動の達人がいまして、彼は「高値はいくらまで行く」という「値」まで大きな誤差なく当てることもあったくらい。まさにマジシャンでした。でもこれも「こればかりにのめり込むとデメリットも有る」と考えています。
私はそこまで入れ込むことはありませんでしたが、良く「第三波は見逃さずに乗らなければならない」と書くのはエリオット波動でいう第三波のことで、やっぱり波動カウントは重要だと思います。
それらの基礎になるのがダウ理論、グランビルの法則で、まずこれは「基礎中の基礎」でそれを通り過ぎてしまったら「将来はない」ぐらいに考えて良いかもしれない。
ま、そんなこともありまして、「関税戦争を知る」のは今のトピックとして非常に重要ですが、「チャート分析をするならラインを読む」のは無視できませんので今回、書くことにしました。
初級をすでに過ぎた方々には常識ですが、初心者はまだまだ多く、どうするべきかもわから「思いつき」や「手探り」での売買が多いと感じますのでこれを書きました。
お役に立てば幸いです。 m(_ _)m
ああ、またいつも紹介する「Nobu塾のNobuさん」もこういう分析を元にしているわけです。でも「最も重要」だと紹介する「石原順氏」はこういう手法は取らない。
では「一体何が重要なのか」となりますが、それはスキャルか、デイトレか、またデイトレにもいろいろあるわけで、そして時間軸が長いスイングトレードをするトレーダーもいるし、どういう時間軸で、どういう動きの時に、どう利益を狙うのかの「考え方」「手法」によって重視するものが違うということなんですね。
それに性格や得手不得手も関係してきまし、さてさて、一体自分には何が合うのか。これを見つけるのが大変なのね。
とにかくいろいろ試してみて試行錯誤をするしか無いし、それはチャートに表示するインジケータも同じで、何百とあるインジケータの中で自分に合うものを自分で探すしか無い。でもそれもまた「自分の育ち方」で変わってきて、以前、使えないと思ったのが使えるようになったり、あるいはその逆だったり、とにかく「前に進む」しかないのね。
あとは神様にお任せで、運の良い人は「自分にビッタリ合う考え方、手法、チャート設定、インジケータ」にすぐに出会えるし、そうでない人は・・・。ま、これは考えずに前に進むしか無い。
と私は思う。