焼き肉って本当に美味しいと思うし、焼き肉のない人生なんて考えられない。(笑)
でもねぇ、マレーシアでは「このお店が最高~~~」というのは探せないでいます。
美味しいお店がないのじゃなくて「お店の方針」というか今時の焼き肉に私は疑問を感じているんですよ。
やっぱり私の原点には「昭和の焼き肉」があるのね。でもそれをどう説明してよいのか私にはわからない。ただ、「叙々苑」ってやっぱり凄くて日本の焼き肉業界に大きな影響があったと思う。で、そっちの方向で「焼き肉の進化が進んだ」ように思うんです。そして現代では第二の進化があったようで、そのお店は「よろにく」というお店。このお店が始めた食べ方が全国に凄いスピードで広がっているらしい。
これはこれで良いと思うのだけれど、私としては「昭和の焼き肉が消えた」ような気さえしているのね。
昭和の焼き肉は「つけダレに漬け込んだ肉を焼く」のが普通で、現代の良い店みたいに「一枚一枚綺麗に切ってあって、漬け込まれていない」ようなのは、私は「叙々苑の進化系」だと思うのね。で、つけダレに漬ける焼き肉って「韓国焼肉」がまさにそれで、やっぱり焼き肉は韓国から渡ってきたのは間違いがない。でも韓国焼肉の動画を見ると韓国でも大きな進化があるようで、私の好きな焼き肉は「過去の遺物」みたいな感じ。
で、上に紹介した「よろにく」の焼き肉は「既成概念を取っ払った焼き肉」で「新時代の焼き肉」だと思うし、一度は行ってみたいと思うものの、「普段食べる焼き肉としては私は昭和の焼き肉」、そしてそれが時代とともに変化したであろう「昭和の焼き肉の進化バージョン」に一番興味があるんですよ。
そんな事を考えながらユーチューブで見た「焼き肉屋」ですが、韓国焼肉と和式焼き肉のフュージョンみたいな焼き肉。
あああ、私が求めているのはこれだ~と思った。やっぱり私は「町焼き肉が好き」なのは間違いがない。
このお店。江東区・砂町銀座商店街「焼肉 スタミナ苑」。投稿者の設定でブログに動画を埋め込みできないのでここをクリック。
近々、焼き肉(多分デサスリの五郎)に行こうと話をしている我が家ですが、どういう焼き肉が好きだとかそういう話は一切しません。ただただ「今日、食べられる焼き肉に感謝して食べる」だけなのね。
それはそれでよいのだけれど、私はそういう焼き肉生活がそろそろ40年になるんですよ。1991年に日本を出てから、日本で焼き肉を食べた記憶がないのね。日本で食べるのは「和食、お寿司系」ばかりで、当然、「現代の日本の焼き肉」を知らないわけで、「昔の叙々苑」で止まったまま。
ただ毎日見る料理関係のユーチューブで「焼き肉関係」をいつも見ているものの、「実際に食べたことはない」わけです。
それが非常に残念だと思うのだけれど、いやいや、焼き肉に限らず「日本の進化を知らない」方が幸せかもしれないなんて思ったり。それは日本の洋食の世界も同じで、拘り様が昔とは大違い。
自分の家でローストビーフに拘ったり、卵かけご飯も大好きで、ヨメさんの(真剣に作った時の)おでんが美味しいと思っているのが幸せなんだろうと思ったり。
でも日本に一時帰国したら、絶対に焼き肉を食べに行こうと思う。(^_^)v
日本に行って食べたいのは「海鮮系」は別にして、昔あまりの美味しさに感動した懐かしい「ハンバーグ、メンチカツ、町中華」や「ドジョウの柳川、あんこう鍋、すっぽん鍋」とか食べたくて、現代の進化した料理にはほとんど興味がない。