我が家では私もヨメさんも「蟹大好き人間」。長男はそうでもないようで、というか「食べるのが面倒だ」といつもいう。
ヨメさんの蟹好きは異常で、かなり細い足でもチマチマと肉を出して食べるし、あの小さな「上海蟹」も大好き。時期になると「一番小さいのでも良いから食べたい」という。
私も半端じゃなく好きで、「毛蟹はカニの王様」だと思っているけれど、やっぱり余りにも小さい蟹や細い足をチマチマ食べたくない派ですね。でも「お店で身を出し欲しい」とも思わなくて、「そこそこの大きさの蟹」なら問題解決って感じでしょうか。
ヨメさんは結構、頻繁に「蟹を食べたい」というし、特に「毛蟹」に関しては忘れた頃にまた言い出すみたいな感じでかなりしつこい。
でもねぇ、マレーシアで毛蟹を食べるのって難しいと思うんですよね~。日本でも良いのに当たるのは稀なのに、マレーシアで満足できるとは思えないし、そもそも値段が・・・(┰_┰)
でも今回、ヨメさんもかなりしつこく言うので、和食輸入卸から買うことに。当然、「冷凍もの」で「空輸される冷蔵もの」は価格が3倍近いので絶対に無理。ヨメさんも流石に「空輸の良い毛蟹を食べたい」とは言わないのが救い。(笑)
安い冷凍ものでも「一尾190リンギ(約7600円)」はするので、ガッカリですが、大きさも500グラムぐらいの小型(日本では中型クラスになるらしい)。(┰_┰)
北海道産ですがこれを2尾購入。長男はお隣「タイ」に友人の結婚式で行っているので、夫婦、二人だけの贅沢。
蟹を食べる時には「何も話さない」「自分のペースで好きなように食べる」のが我が家の決まりですので、決して「食事の中の一品」にはならないのね。それぞれが勝手に食べるから、盛り付けも一切、関係無いし、それぞれが好きなようにする。
やっぱり印象は「小さっ」って感じですね。でも近年は伊勢海老もそうだけれど「一人前の大きさ」が一番出るし、こんなもんなんでしょう。
身を分解しても「変な匂いは無い」けれど、「みずみずしさ」は皆無。「ミソは結構多くて、美味しくないけれど不味くもない」って感じですかね。印象としては「この蟹の水揚げ直後」だったらかなり良い部類なんじゃないかと。でもこれは「茹でて冷凍」したもので、どれだけの年月冷凍庫に入っていたのかはわからない。
身はやっぱり「パサパサ感」があってガッカリ。でも「甘さ」はあって、「身がスカスカということもない」のだけれど、満足感があるかというと「無い」としか言いようがなくて、でも「後悔しているか」というとそれもない。ヨメさんは「期待が大きすぎた」のでしょう。ブツブツ小言を言っていました。これから当分、「カニを食べたい」と言わないと思う。(笑)
まぁ、同じものを再び買うことは「絶対に無い」のは間違いなし。
和食材輸入商の担当と話をしてみると、やっぱり「全く売れない」様で、リストからも外されていて「在庫のみの販売」だった様子。過去のリストを見てみると、同じ物がRM250だったのが、今回RM190ということは「在庫処分価格」なんでしょうね。それでも高いと思うけど・・。
「冷蔵もので空輸される毛蟹」は「大きさもいろいろある」し、私が良いと思う大きな800グラムぐらいのもあるのだけれど、それは1尾30000円近くになるので我が家では手が出ない。これを和食店で食べると7~9万の価格がつくと思うと、「毛ガニの存在は忘れるのが良い」と思った。日本の価格を調べてみると「800グラム 茹でて瞬間冷凍」したもので14000円ぐらい。お店で食べればやっぱり3万以上ですかぁ。う~~~む。
近年、イクラもウニもとんでもなく高くなったし、まぁ、牛肉も同じで、「質が悪いものを買う」様になってしまったけれど、やっぱり「満足感を得る」のは難しい。
カニに関しては「我が家の好きなカニカマ」もあるし、それを使って「カニ料理」を考えるのが一番良いと思ったり。
Focalで売っている「紀文のカニ味」が一番美味しいと思っていて、500グラムで25リンギ(約1000円)。世界には「カニカマ」を本物の蟹身だと思ってる人がかなり多いそうなんだけれど、そう思えるならそれが一番幸せかもね~~。
このカニカマを「鍋」に入れる、しゃぶしゃぶで食べると美味しいなんてもんじゃなくて、「一番美味しいと言われるカネヨのカニカマ」も売っているけれど、私はこの「紀文のカニ味」の方が美味しいと思う。
これで「カニクリームコロッケ」でも作ろうかな。
ちなみに私の好きなカニの順位ですが、
1 毛蟹
2 ズワイガニ
3 アサヒガニ
4 ワタリガニ
5 上海蟹
6 タラバガニ
7 マッドクラブ
って感じですかね。
我が人生で一番食べたのはマッドクラブで、これはゴールドコーストでは家の前の運河で簡単にいくらでも穫れたのね。カニ籠を入れておくと1-2時間でまず必ず1~2キロぐらいの大型のマッドクラブが穫れたから。
マッドクラブってオーストラリアでも一般的なカニで、やっぱり中華料理屋では定番。
大きいマッドクラブって迫力があって、特に大きな爪はインパクトが大きいのだけれど、マッドクラブそのものって「泥臭い」と思うし、あんまり美味しいとは思わない。だからこそ「中華風に料理する」のが良いのね。日本風の鍋には合わないし、「綺麗に、かなり綺麗に洗ってから入れる」必要があって、それでも「泥臭さが残る」事が多い。一度、鍋にマッドクラブを入れて、「鍋の全てを廃棄した」こともあったくらい。
でも我が家では「塩ゆで」で食べるのが普通です。
3番の「アサヒガニ(Spanner Crab)」は一般的なカニと違って、胴体が大きなカニで、味は淡白で「日本料理にバッチリ合う」感じの美味しいカニ。これの「生きている状態」で売ってることも多かったし、安かったから結構食べたし、今でもチャンスがあったら是非、食べたいカニ。
カニって本当に難しいと思うのは、たとえば一日でマッドクラブを3尾捕まえたとするじゃないですか。でもその3尾って「身の詰まり方がみんな違う」のね。スカスカのもあったり、身がしっかり詰まっているのもあったり。これって「脱皮」の関係があると思うのだけれど、「当たりを引く」のって本当に難しい。
ちなみにゴールドコーストでは「雌ガニ」は禁漁で、サイズが小さいのも駄目。これって「努力目標」ではなくて、発覚するとかなり面倒なことになるほど規制は厳しかった。それは魚類も同じ。だから「子持ちの雌ガニ」ってゴールドコースト(クィーンズランド州)にはなくて、シドニー(NSW州)はオッケイ。「子持ちの雌ガニ(マッドクラブ)」を食べたのはマレーシアに来てからで、結構美味しい。でも「茹で方が難しい」し、茹ですぎると「内子が硬くなる」からその見極めって簡単じゃないのね。
ただし、マレーシアでカニを買うのは簡単じゃなくて、NSKとか常時大量に売っている店があるのだけれど、「当たりハズレ」が半端じゃなくて【臭い】物も多い。だから「活もの」を買うのがベストで、「死んでいる(生の)カニ」を私は買おうと思わないし、売り場を見ているとローカルの人達が「カニを手にとって匂いを嗅ぎながら選ぶ」ようなことをしているのね。それを見ただけで買う気が失せる。(笑)
やっぱりマレーシアで「カニを買う」のはギャンブルだと思いますわ。昔は安かったから「駄目なら捨てれば良い」と思えたけれど、最近は結構良い値段するから、益々、手が出なくなる。でもま、カニなら「有名な専門店がある」からそこで食べるのが正解なんでしょう。
かつて日本時代に「出張で札幌に行く」事が多かったのだけれど、必ず飛行場で「毛蟹」を買って帰るのだけれど、これまた「冷凍、冷蔵」「茹で無し、茹で済み」とかいろいろ試したけれど、「これがベスト」というのは無かった。「茹でガニの冷凍」でも美味しかったし。ただ「活け毛蟹」は食べたことはない。
これは「新潟出張」が多かったときも同じで、「ズワイガニ」を買って帰るのだけれど、「当たりかハズレるかは時の運」みたいな感じ。でも新潟の「寺泊」という港町から通販で買うズワイガニはハズレがなくて、身がきっちり詰まっていて、「身にもミソの風味がある」とんでもなく美味しいズワイガニにあたったのが忘れられない。あのカニは「我が人生ベストのカニ」だったと思う。
本当に「当たりハズレが多かった」けれど、それは「そういう時代」だったのかもね。なんせ40年前のことだし(笑)、今は全く違うのかもしれない。
これからは「紀文のカニ味」を中心に食べようと思う。 (^o^)v