殺せるものなら殺してみろ

我が家の子供は男子二人で、二人ともゴールドコーストの日本語補習校に12年間通っていました。週に一度、土曜日に数時間しかない補習校ですが、ちゃんと小学校、中学校の卒業証書がもらえるんですね。

で、先生方はすべて現地採用で、校長先生だけが日本から派遣されて来ていました。先生方は、私の知る限りはいい方ばかりで、週に一度の授業でたいしたお金ももらえないのに、教育に一生懸命でした。

子供達もいい子ばかりで、私が子供の頃を思い出してもまるで違う感じ。問題がある子の話しや噂、喧嘩やイジメの話しも子供達、父兄からも聞いたことがありません。教師と子供の関係も良好で、私から見ると仲が良すぎるんじゃないかと思えるくらいでしたが、節度はちゃんと守られていたと思っています。

ある時、私が補習校へ行ったときの話です。ちょうど授業が終わって、教室の外にみんながぞろぞろ出てきたところに私も立っていました。そしてある一番恐いと言われている先生、しかし人気も一番ある先生が

「お前ら、今度宿題してこなかったら殺すぞ」

と言ったんです。この殺すという言葉には一瞬ギクっとしましたが、きっとこれは今の若者達が平気で使う「殺す」という、本来の「殺す」とはちょっとニュアンスの違う言葉であろうとは思いました。それを言われた子供達はニヤニヤしながら「はーい」とか、「そら、逃げろ」とか言いながら散らばっていったんですが、一人の子供が言いました。

殺せるものなら殺してみろ

私はこの子のいい方の方にびっくりしてしまいました。冗談ではない、背筋がヒヤリとする言葉でした。まぁ、先生も先生なのかも知れませんが、普通の子供達の中ではそんなのジョークに決まってるじゃんということで何の問題もないのですが、その一人の子は真に受けてしまったのでしょうか。

後で息子に聞いてみると、ああ、あの子は日本から来た子だよ、という返事。そこで一般的に日本から来た子はどう違う?と聞いてみると

★ 反抗的
★ 言葉遣いが悪い
★ 礼儀を知らない
★ しかし勉強は出来る

こんなことを息子は言っておりました。

私から見た感じだと、日本から来たばかりの子は大人びている感じがします。こちら育ちの子は幼稚に見える。2歳ぐらいの違いがあるくらいに感じます。大人びていることが良いことなのかどうなのか、私にはよくわかりませんが、素直さというのが無くなってしまっているような気はしました。

ゴールドコーストは田舎なのかもしれませんねぇ。昔の田舎の子と都会の子の違いにも似たようなものがあったような気がします。

     
「にほんブログ村」のランキングに参加しております。是非、応援のクリックをお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ マレーシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 海外生活ブログ ゴールドコースト情報へ