豚の角煮は結構好きな料理で、今までも自分で作ることは少なくなかった。ただいつも圧力鍋を使うのだけれど、出来上がりに満足がいかないものばかり。これはきっと豚肉の違いがあるのかもしれないと思いつつ、やっぱり煮方に問題があるのだろうと思った。
そこで、今度は圧力鍋を使わずにやってみようと思い立ち、皮付きの豚の三枚肉を買ってきた。約700グラム。
これを一口大に切り、まずはフライパンで焼き目をつけた。
そしてたっぷりのお湯に、いらないネギの青い部分、そしてショウガのスライスを入れ、三枚肉をその中へ投入。
ここで悩んだのはどのくらい煮込んだらいいのかということ。40分で良いという人もいれば90分だと言う人もいるが、私が狙う柔らかさが出ればそれで良しということで、火は中火で、落としぶたをして放置。30分後にお湯を足して、放置。また30分後に様子を見たものの、もう少し煮ようと思い、また放置。
結局90分煮て、良い感じになった。
肉だけ取り出し、違う鍋に入れ、醤油、酒、水、そして砂糖は使えないので人工甘味料を少々入れ、そしてオイスターソースを入れようと思ったときに、もう瓶の中身がほとんどないのに気がついた。時すでに遅し。仕方がないので白ダシを入れて和風味にした。
約15分、落としぶたをして煮ながら放置。私はいつものように、ヤフーチャットで友達とおしゃべり。
その時、突然の女房の叫び声!!
台所に行ってみると、なんと角煮から煙が出ている。火も強すぎたのだろうが、汁は蒸発して、角煮は真っ黒。
当然、全て廃棄。
ったくも~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。
料理をするときには目を離しちゃ駄目だといつも言ってるでしょ。ましてや最後の仕上げの時に遊んでるのはバカだ、と女房から子供がしかられるように言われた。
美味しい角煮を食べたい・・・・・・・・・
8月のマレーシア旅行を思い出してみる。角煮を何カ所で食べたろうか。
覚えているのは客家レストラン。ここは角煮が有名だと聞いていたけれど、正直なところ私たちには合わなかった。また食べたいとは思わない。
一人で行ったミッドバレーのドラゴンアイで食べた角煮は結構美味しかったような気がする。
屋台でも美味しい店がきっとあるんでしょうねぇ。楽しみ~~~。