ハンガー

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ヨメさんから、急ぐからすぐにハンガーを買ってきてくれと頼まれた。それもプラスチック製の軽くて平ぺったくて薄い物をとのこと。ターゲットという店にあったとの話し。

で、わざわざターゲットに行きましたよ。ハンガーだけを買うために。

ハンガーはいろいろ売っているのだけれど薄ぺったいものは無い。でも私としてはこれが良いんじゃないかというプラスチック製のはあった。で、ヨメさんに電話。

「薄いのは無いね。」

「そんなはず無いんだけど。」

「いや、無い。」

「じゃぁ、買わなくてもいいわ。あたしも自分で見たいから。」

「薄くないけれど良さそうなのがあったから、それで良いだろうよ。」

「いいわよ、私が探すから。」

「お前、急ぐからって言わなかったか?」

「そうだけど、いいわよ、買わなくて」

「オイ、そういうことを言うなら最初から頼むな!」

「だってー、○Xあpjが9hじゃsd~~」

ハンガー一つに何を拘っているのかわからんけれど、まぁ、女性ってのはそんなものかもしれないと思いつつも、私も意地になって、自分ならこれが欲しいと思う物を買った。40本(笑)

新居にそれを届けて

「気に入らなければ捨てろ。」

と言って渡して帰ってきました。さぁ、どうなりますか。

それと買い物に行く前のことですが

「ハンガー買ってきて欲しいんだけど。」

「いいよ。何本?」

「たくさん。」

「たくさんって何本だよ。」

「たくさんって言ったらたくさんなのよ。本数なんかわからないわよ。」

「じゃぁ、俺はお店に行って、たくさん下さいって言えばいいのか?」

「そうじゃないけど~~。」

「ほーー、じゃ、100本か?200本か?」

「あんたバカじゃないの?」

「じゃ5本か?10本か?」

「それじゃ足りないでしょうよ。」

「じゃ30本、40本ってところか?」

「そうね。そんな感じ。」

「ばーーか、だからそれを先に言えっていうんだよ。」

「だってーー、pふぁ3403だ;~~~!」

我が家はいつもこんな調子。

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