誰も話題にしない原発労働者の問題

東電が収束に向けての工程表を出しましたが、これって「こうやりたい」という願望でしかないと思っています。

一番気になるのは誰がその作業をやるのか?ってこと。

今の時点でどれだけの人数の人たちが作業しているかわかりませんが、事故前でさえ作業者の確保は大変で、尼崎釜が崎や山谷で日雇い労務者を集めたり、それでも足りなくてホームレスを一本釣りしているなんて話が出てくるのに、今回の予定する作業をこなす労働者がいるのかどうか気になります。

週刊誌ネタになってしまいますが、3月の時点では日給20万と言われていたのが4月に入って30万を超えてきた、特に危険な場所では100万という話もあるという「噂」ですが、どちらにしても労働者の確保は簡単ではないことが想像できます。

ましてや単純作業ではない熟練工、あるいは専門家(東電の社員など)はすぐ規定値になってしまうような場所には行かせていないはずで、立ち入る事さえできないと言われている建屋での作業を誰がやるのか。

今までも緩んだボルトを締めるだけでも、その場所には5分ー10分しかいられないので30人が並んで一人ずつ順番にその作業をする世界だと聞いていますし、収束させるのにやるべき仕事は単にやりたい仕事で終わってしまうんじゃないかという危惧があります。

延べ人数という考え方がありますが、10分で規定値に達してしまえばその人はもう来年にならないと再度働く事はできないわけで、今回必要な人数はまさに延べ人数=必要な作業員数になってしまうはず。

かつては10分働くだけで高収入になるということで、自ら偽名を使って何日も働く人も多く、そういう人たちが癌に侵されて死んでいったなんてドキュメンタリー映画もありました。また、人が足りなければそういうことを組織的にやる可能性もあるし、問題はかなり深刻なのではないか、またそれが理由で収束への計画が頓挫するのではないかと心配です。

そんなことを考えながらネット上を見ていますと、まさにそれを指摘する学者がいました。在米の日系人。ミチオ・カク博士。チェルノブイリでは一機の原発の為に60万人の労働者が必要だったけれど、それ以上のことが日本で出来るのかどうか。チェルノブイリと同じように石棺で覆うしかないだろうと言ってます。今の状態は、崖に指だけをかけてぶら下がっている状態で、簡単には良い方向へはいかないだろうとの弁。

英語です。

我々がこれに関して何ができるわけでもありませんが、「安全」「収束に向かっている」と言う言葉をそのまま信じるわけにもいきませんし、今の状況でも全く問題がないと言われていた東京での放射線測定値が地表では2μSv/hを超えるところがあるそうで、このまま行けば食料飲料、呼吸による内部被曝を考え合わせると、簡単に法定の「放射線管理区域」レベルは東京でさえも超えてしまう。つまり、本来ならそういう区域には立ち入りの制限、被曝量、健康管理が法律で義務付けられ、当然、18歳未満の作業は禁止されている地域と同じレベルになってしまう。

将来のことを考えますとまさかと思っていた東京からの脱出も、満更バカげていることでは無いような気がしてきます。

最近、原発事故のニュースは減ってきていますし、喉元過ぎた感じがしないでもないのですが、実態はわからず。また気になるのは、政府が発表している事とは違うこと、つまり今ここに書いているようなことをネットから排除するために検閲を指示したと言う話をする通信社も出てきました。

大本営発表はいつまで続くのか。果たして福島はどうなるのか・・・

私は武田邦彦氏のいう事はまともだと思っていつも参考にしているのですが、彼はもう大丈夫だろうと言っています。でもその根拠は彼のHPを探してもわかりません。この辺をご存知の方は是非教えていただけませんでしょうか。

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