手術をするために日本に行きますが、今はオセアニアは冬。つまり観光客が一番少ない時期なので飛行機もガラガラだろうとタカをくくっていました。
ところがどっこい。結構いっぱいなんですよ。
行きたい日の席はもういっぱいでどうにもならず。空き待ちのリクエストも入れておいたのですが、もうそろそろ決めないと日本のホテルや病院の都合もあるので、どうにか取れる日程で決めてしまいました。
それがちょっと強行軍。
5日は夕方シドニーに入って次男坊と会う約束。シドニーエアポートに近いホテルで一泊し、6日の朝、JALで日本へ。夜に着いたら日暮里へ移動しそこのホテルで一泊。翌朝、入院です。
帰りは14日。その日の朝に退院して夜の飛行機。
ちょっと心配は心配なんですが、医者の言うことには早ければ11日には退院できるし、14日までとなれば余裕があるから大丈夫でしょうということでした。
手術は前立腺です。二度目。前立腺肥大ね。
最初の手術は4年前でしたでしょうか。ブリスベンで手術をしたのですが、一般的なTURPという前立腺の内部を一部だけほじくりだすような手術。
でもこれは再発することもあると聞いていたのですが、再発した人の話を聞いたことがないので安心していました。ところがねぇ、宝くじは当たらなくてもこういうのは良く当たる。また調子が悪くなってきました。
で、再手術ですが、また同じ医者っていうのもけったくそ悪いし、この数年広まってきた新しい手術方法でやることにしました。ところが日本でも広まってきているのにどういうわけかオーストラリアではこの方法を取る医者が見つかりません。
HoLepというレーザー手術で、前立腺がミカンだとすればその皮だけ残して内部の身を全部取ってしまおうという手術。
これならもう再発はないだろうし、またこの手術法の方が出血も少なく、痛みもないと聞いています。