何を基準に考えるか

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本当にこのブログって変なブログで、マレーシアやオーストラリア、あるいはロングステイの情報、話題があるのかと思ったらお金の話ばかり。あるいはカメラとか。(笑)

でも私が思うに、マレーシアだろうがオーストラリア、あるいはタイでもフィリピンでも、それこそハワイにしてもそういうところでロングステイをする、あるいは移住するにしても、大事なのはお金の管理だと思うのです。それと健康。これなくしてどんな話も前に進みません。逆にお金と健康があればそれこそ自由に何でもできるわけで、ロングステイではお金と健康をどう管理するのかが一番の問題かもしれません。

ただ健康は皆さんそれぞれ気を使っていらっしゃるでしょうが、ことお金のことになると突然消極的になって「自分の枠」に囚われていてそこから出ようとしない人が大多数であることに気が付きました。そして自分の環境としてのお金の状況を変えられるわけがないと「信じている」。

これは多くの方が「給与をもらって生活をする」という生活が長かったのが原因だと思います。

それが当たり前だろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう安定とは全く関係のない世界で生きてきた人も多くいるはずで、私はそちら側の世界で生きてきました。で、私の世界の常識ではお金という環境は「安定している方が不思議」で、「常に変化するのが当たり前」のものでしかないんです。この感じ方の差って想像する以上に大きいというのが私も今になってやっと気が付いたわけで、このブログをやっていく上で、一体どこに基準を置いて、何に照準を定めればいいのかがわからなくなってきました。

全ての人に共通するような話って、要はどうでもいいことばかりで結局は誰にも当てはまらない話なんだろうと思います。俗に本屋に並んでいるような本、あるいはメディアに流れるような情報ってそういうレベルだと思っています。我々はそれぞれ長年生きてきた中でそれぞれの分野のエキスパートであるはずで、その目で世の中で語られている話の内容を見ると「おこちゃまレベル」だと感じることが多いのではないでしょうか。それどころかエキスパートとして重要だと思う部分は、意外に世間では話題にも上がってこない。

これは趣味の世界でも同じで、私のカメラにしてもそう。作曲にしてもそう。この数年面白いと思っている科学の実験をやってるような料理もそうです。本当にその世界で生きている人から見たら、私なんか「おこちゃまレベル」以外の何ものでも無いし、プロが一体毎日何を悩んで何を目標としているかなんて話はどこを探しても出てこないし、もしそれを教えてもらっても私にはチンプンカンプンだろうと思うのです。

で、それと同じことが全ての分野において起こっている。そして頂点を極めた人なんかどこにも存在せず、それぞれがそれぞれの居場所であがいている。上を見ればキリがない、下を見てもキリがない。その中で、順風満帆で先に進む人、上に行こうともがく人、あるいは自分の立ち位置で満足している人もいれば、崖っぷちでもがく人、もう後ろがなくて落ちそうなのに何もしない人とか、本当にいろいろな人がいるんですね。ごった煮のスープみたいなもので、私もその中でウロウロしている一人でしか無いし、こういうブログを読みに来る人も同じでしょう。

ま、楽しければ、面白ければ、あるいはちょっと刺激でもあれば良いんじゃない?と思う人もいれば、絶対に何か掴んでそれを実りあるものにしようと思っている人もいる。

さぁて、私としてはどうすればいいのでしょう。

私としては自分は常に実践者でありたいという願望が昔から強く、理論理屈をこねくり回して結局は何もしないような人間にはなりたくないと思って来ました。現場主義者であると言っても良いかもしれません。私は理屈っぽいように思われている人もいるでしょうが、実は理論理屈をバカにしている部分がかなりありまして、大事なのは結果であって理屈はどうでも良いとさえ思うことがあります。でも結果を追い続ける中で、どうしても知るべきこと、探求しなくてはならないことが出てきますので、多少は理屈も学ぶ、考えるって程度でしかありません。

ですからこのブログも理論理屈が好きな人には全く役に立たないし、それどころか巷の理屈とは正反対のことを言う場面も多いはずなんですね。でもそれを実戦に応用すれば利用価値があると私は思うわけでそれを書き続けています。でもそれを単なる話として読んでる人には全く意味が無いし、時間の浪費であると思います。またそういう方々の為に、あえて何かを調べる、考える、書くということも私はしたくないんです。興味本位のことに私も時間を費やしたくありません。やる気がないのに付き合うほど私には十分な時間が残されているとも思えないのです。

でも、ある日ある時、私のブログを読んでいてやる気が沸いてきたなんて嬉しいことを言ってくれる人もポツリポツリ出てくるわけで、最初からやる気のある人だけを対象に絞って突っ込んだ話ばかりするわけにもいかないんですね。でも、手を広げると今度は中身が薄くなって焦点がぼやける。

この辺の調節をどうしたら良いのかが最近わからなくなりました。

その切っ掛けはHSBCプレミアの日本撤退です。プレミアは海外送金手数料が無料ですが、このことを気に掛ける人がかなりの数いらっしゃるんですね。前の日記にも書いていますが、これは私にしてみると本当にびっくりする皆さんの反応でした。私はそもそも送金手数料があるのは当たり前だと思っていまして、もちろん無い方が嬉しいですが、そういう経費を削減するために努力をするという考え方が理解できません。ましてやそれの為に銀行を選ぶなんて冗談でしょ?としか思えないのです。

世の中の経費削減の動きって時代時代でいろいろありますが、新聞の折り込みチラシを取って置いてメモに使うとか、家の中の電気製品の待機電力を消して回るとか、買い物はバーゲンか時間セールばかり狙うとか私はそういうのが苦手です。地球を救うエコロジーとしての考え方は理解できますが、出費削減としてのそれらの行動は私には奇異にさえ思えるのです。

誰もやりたくてやってるんじゃない?

その通りでしょう。

だったら、やりたくない、出来ないと思ってる他の事もやってみたら?というのが私からの提案なんです。

でも閉じた貝のように頑なに自分の古くからの考えに固執している人はそもそもこのブログを読みには来ないとは思っています。きっと読んでもイライラするだけでしょうから。

ということで一つ決め事をしたいと思います。

細かい経費削減のアイデアは私からは一切発信しません。そういうものに私自身興味がありませんし、その方法を調べたり実行する労力を考えるとあまりにもコストパフォーマンスが低すぎます。

では私が狙うものは何なのか。それに関してはこういう状態をイメージしてください。自分の家には水道の蛇口がいくつかある。そこから水がポタポタ垂れていればすぐに気が付くし、すぐ修理する。ではもし地下の水道管に問題があってジャージャー流れていたらどうでしょう。メーターを見ればわかりますが、メーターがなかったら?自分が払っている毎月の水道料金はそれが妥当だと信じていて不思議に思わなかったら?

私は、私達はそういう状況にあると思うんです。そしてこれをどうにかしたいのが私の原点です。また、私には仮想敵が存在します。それはその水漏れをわざと作っている社会システムであり、それをコントロールする支配層。そして、その水漏れに気が付いて自分だけ直して、それを誰にも教えずほくそえんでいる連中。

我々庶民には知らせたくない情報って世の中にはいろいろありますよね。何度か書いている日本の銀行のとんでもない利回りの債券の存在もそのうちの一つだと思います。原発の世界もそうでしょう。こういうことが世の中にはたくさんあって、我々末端層はいつも蚊帳の外。でも末端の消費者、あるいは資金の提供者、労働力の提供者として世界というピラミッドの底、地盤を支えているのも我々なんですね。我々こそが本来は主役であってしかるべき。でも現実は違う。これってどうしても世の中のシステムにうまくはめこまれて、利用されているような気がしてしょうがないんです。飼われている羊、カモと同じ。で、私はそれに反抗したい。

「平民の逆襲」

これが私の生きる原動力かもしれません。

まぁ、私はそうやってずーっと生きてきたわけですが、どうして一人で勝手にやらないの?って話にもなるわけですが、その答えは簡単です。情報の集積がキーポイントであるからして協力しあったほうが良いし、祝い酒はみんなで飲んだ方が美味いってこと。それだけです。

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