いやーー、今日は嬉しいことがありました。
次男坊からの電話で、ある会社から就職のオファーが来たとのこと。ロンドンに本社がある会計関係の会社で世界4大会計会社(ビッグフォー)の一つ。
次男坊は高校を卒業する頃からどうもうまく行かないことが多く、クイーンズランド州での成績としてはどの大学のどの学部にも入れる成績なのに希望の大学には入れず、絶対に入れると思っていたこともあって準備がなく、結果的に全く進学を考えていなかった大学に進みました。そして選んだ学部も全く考えていなかったファイナンス(金融)。私としてはそちら方面に進んで欲しかったので嬉しかったのですが、将来が危ぶまれた一瞬でもありました。
でも彼は頑張った。で、大学でもかなり良い成績を取ったので就職も楽しみにしていたのですが、就職活動はことごとく失敗。全くオファーが得られない。成績は良いのに駄目ってことは性格に何か問題があるのか、もしかしたら日本人であるということに何か問題があるのか勘ぐることもありました。でも就職できないものはしょうがない。
仕方が無いのでシドニーの大学院に進学。学部はアクチュアリーという統計の専門分野。何から何まで数学の世界で、落ちこぼれも非常に多い学部なのですが、負けず嫌いの彼はそこでも頑張った。
その甲斐があってこの夏は有名どころのコンサルタント会社のインターンを経験することができたのですが、インターンは所詮インターン、就職が本決まりになるかどうかはわからず。そうこうしている時に駄目もとで申請を出したのが今回の会社。彼自身は金融の学士ではあるけれど公認会計士の勉強はしておらず、彼自身会計には興味が無かったものの、アクチュアリ(日本では保険数理士というらしい)としての募集があったらしい。
何度かの試験や面接を乗り越えて、最後に残ったのが2人。彼ともう一人。今日はその最終面接だったとのこと。採用は一人。
2週間のうちには結果がわかるはずだと次男坊から報告がありましたが、そのすぐ1時間後、その会社から電話があって君に決めた、是非来てくれと言われたとのこと。
次男坊の声が上ずっていましたが、彼の喜びは手に取るようにわかります。今までいい線行っているのに最後の最後でうまくいかず苦渋を飲まされていましたが、今回は是非来て欲しいとその会社としても異例のスピード決断だったようです。
私も嬉しい・・・・・。これでやっと肩の荷が少し減ったような感じ。
さて、問題は長男。次男坊は大学院なのに長男はまだメルボルンの大学でモタモタしています。で、成績も普通。
どうなりますか。