金(ゴールド)のヘッジ

前の日記に金(ゴールド)のヘッジに関して(愚痴(笑))を書きましたが、早速ポーのスクーターさん(オプションの専門家)からコメントを頂きました。

内容はこれ。

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 原資産を持っているなら、総合的にベストのヘッジ方法はコールの売り(カバードコール)だと思います。「総合的」というのは、たんに利益の多寡でなく、求めらる時間や労力、あるいは精神的負担といったすべての要素を総合的に考えたうえで、という意味です。
 カバードコールはかならずしも利益が最大ではないですが、時間や労力がほとんどかからず、その原資産をベースにしたオプションを売るなら証拠金がかからず、原資産と同枚数売るかぎりはリスクもゼロなので、安心して放置できます。

 夢のような話ですが、注意点を2つ。
 原資産が大きく上げ、売っていたコールがインしてしまった場合は、コールの権利行使価格とSQ値との差額分を払うことになります。原資産がいくら上げても利益は限定ということですね。
 また、カバコによって得られるプレミアムは1回1回はそれほどの額ではないため、原資産が大きく下落した場合はそちらの損失をカバーしきれません。長期で継続し、利益を積み上げていく方法なのです(たとえば5年で+50%とか)。
 暴落を短期的にヘッジしたいなら、原資産自体を売るか、先物を使うか、プットを買っておくしかないですね。

 ひとつ問題なのは、ダボさんが持っているのが金のファンドという点です。ファンドを原資産としたオプションは存在しないので、もし金のオプションを売るなら証拠金がかかることになります。
 個人的には、自由に売買しにくいうえに高い手数料を取られるファンドなぞ買わず、ETFか先物(これはロールしていかなくてはなりませんが)にすればいいように思います。
 金のETFではGLD(SPDR Gold Trust)がメジャーでオプションも非常に流動性があるため、このETFを買ってコールを売りつづけれるのが一般的でしょうか。

 同様に、通貨オプションでカバコをやれば、豪ドル資産を安全にヘッジすることも可能です。
 使うのは、Globexの先物オプション(先物を原資産としたオプション)。流動性のある通貨オプションは私の知るかぎりこれしかなく、すべて対ドルなので、豪ドル・円でやりたければ、豪ドル・米ドルのコールを売り、円・米ドルのプットを売ることになります(豪ドルの原資産を持っている場合)。

 すべての内容を書くことはできないので(青天井の守秘義務もありますし)、もし詳細をお知りになりたければ、青天井の海外トレード研究会に出席なさるか(笑)、個人的にスカイプで声をかけてください。

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カバードコールって手があったんですね。これは全く考えていませんでした。

まずオプション売買を出来る状況にないということ(Interactive Brokersの口座は閉鎖したまま)。そして持っているのがファンドなのでそれが頭の中心にあったこと。そして自分はオプションの研究には手を染めたことがあるけれど、ろくな経験もなく全く何もわかっていないのと同じであること。

でもこれを切っ掛けにやってみようと思います。ただ諸般の事情ですぐにはできないので、マレーシアに渡ってからファンドを解約し、ETFに乗り換えようと思います。その時に使う業者は多分Interactive Brokers。これは今では日本支社もあるようで、日本人も使いややすくなっているはずですので、個別株からFX、デリバティブ全般(取り扱い種類も多い)の取引が出来るし、皆さんも持っていても良い口座かもしれませんね。

さて、どんな風にカバードコールをやるのか。

この辺はポーのスクーターさんにお知恵を拝借することになると思いますが、基本はポーのスクーターさんが書かれていたように「求めらる時間や労力、あるいは精神的負担」を極力減らした方法をとりたいと思います。そうじゃなくて毎日チャートを見ながら売りだの買いだのやっていたら意味がありませんから。

もし、毎月決まった日にち(SQでもいいし)に決まった距離の行使価格のコールを売り続けるなんてことで良ければ最高なのですが、そう簡単にはいかないでしょうね。でもそれを基本としてメリハリをつければ良いかな。

チャート分析ですが、将来のことはわからないにしろ過去と現在の動き、方向性、強さはわかるわけですし、私は私流の大きなトレンドの見方がありますので、上昇トレンドの時には何もしない、あるいはファーOTMを売るとか?下降トレンドの時にはオシレータの山でATM、場合によってはITMを売るか。

ただこれは簡素化しないと意味がなくて、上だの下だの、これからどう動くかあーでもないこーでもないと考えるとカバードオプションの意味がなくなると思います。分析で方向性がわかるという前提ならそもそも現物保持+カバードオプションなんてやらずに先物なりCFDのレバレッジ50倍ででも勝負すればいいのですから。

私の場合はそういう考え方はデイトレが良いと思っていまして、長期投資では大きな流れを見つつ、でも基本的には方向性に神経質にならないみたいな感じでやってみようと思います。

そういうやり方って今までやったことがないわけですが、これはジジーになり頭もとろけて来る自分の将来を考えると非常に大事なアプローチのしかただと思っていますし、為替でも何でもそういうやり方で安定した利益が出れば万々歳です。そんなうまく行くとは思えないにしろチャートと毎日にらめっこして上だの下だの考え続けるやり方は歳を考えたら続くわけがないですもんね。

今現在の金(ゴールド)のCFD。日足です。

金(ゴールド)に限らず、大きな方向性とは別に必ず小さな波を伴って動くの普通で、これで利益を出すことを積極的に考えないにしても、為替交換などではオシレータの山で売る。買う必要があれば谷で買うだけでも効果があると思っています。ですので、オプションの売りもこのオシレータを見ながら、月に一度決めた日にち前後で売るとかで良いかもしれない。

ちなみに、金(ゴールド)のヘッジ玉(CFD)は外しました。

ただ案の定、上昇とは言えない力の無さで下降途中の調整場面に見えます。これからどう動くかはわかりませんが、上がるようなら見ているだけで放置。もし再び下降派が出てくるようならばまたCFDで売り建てようと思います。

って、そもそもこういうやり方がもう面倒だってことなんですよね。これって頭の使い方がデイトレのそれとほとんど同じで、それならあえて他の商品に投資する必要なんかないはずでデイトレに集中していれば良い。面倒なことが増えるだけですもの。それどころかデイトレなら気分が乗らなければ何もしなくていいですが、長期投資なのに同じような見方をしていたら休める日がなくなってしまう。わざわざ疲れることをしているのと同じ。

最後に、ポーのスクーターさんが主催している研究会のご紹介です。

オプション&トレード研究会 青天井   ← クリック

前にも紹介していますが、初心者が勉強するための研究会ではなくて、それぞれが課題を持ち研究結果を発表し、ギブアンドテイク、切磋琢磨の場です。それでもどうにかしてオプションの勉強をしたいと希望する方は直接連絡を取ってみてください。

     
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