オーストラリアの新しい永住権

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読者の方からオーストラリアで新しい永住権の発給が始まると教えていただきました。

5百万ドルを投資すれば、速、永住権が出ると言う話。今月、11月24日から。

これは資産が5百万ドルと言うことではなくて、指定された投資先にその額以上を投資すると言うこと。

私は最近の永住権に関して良くわからないのですが、こんな額じゃなくても75万ドル程度の額を投資すれば永住権がもらえると思っていました。ただ、誰でもってわけじゃなくて、年齢、英語力、バックグラウンドなどいくつかの項目のチェックポイントがありそれで総合判断されるということになっているはず。

それも通ればすぐもらえるわけじゃなくて、一定の期間おいてからもらえるという形みたいです。でも今回の永住権はすぐに出るということのようです。

いい加減な情報で申し訳ないのだけれど、検索してみるといろいろ出てきますから興味のある方は調べてみてください。

一般的にはこの永住権は関係ないと思いますが、私がちょっと心配なのは24日からですからこれがニュースになってこれから広がるはずですし、その時に、ああやっぱりオーストラリアは金がないと駄目なんだと思って欲しくないのです。

これは多様性の中の一つのビザととらえるべきで、この移民国家を支えている移民の多くは資産も収入もないような人たちだと私は考えています。

その時その時によって、国が必要とする人、スキルがあるわけですが、それによって移民局は永住者を選択しています。昔から比較的簡単に取れるといわれているのは職人系で、たとえば料理人、理容師、配管工とか。またハイレベルの技術者、あるいは公認会計士のような有資格者。そして結婚や親族による呼び寄せなど多岐に渡っています。寿司職人は簡単に永住権がとれるということで、シドニーにある寿司学校には永住権をとるためにそこで学んでいる人も多いと聞いたことがあります。(今現在どうなのかは知らない)

余談ですが、オーストラリアは結婚と同棲はほぼイコールで、同性愛者でも結婚による永住と同じようにみなされます。同性愛者の天国であると言われていたこともある。(笑)

まぁ、どちらにしても、オーストラリアに限らず、その国が求めている人にしか永住権(いかなる滞在許可(たとえ観光ビザでも)も同じ)を発行しないわけで、しかしそれのハードルが高くて取るのが難しいとなると移民はいなくなるわけで、興味のある人は噂に惑わされることなく、しっかり調べてみたら良いと思います。

私が永住権を取ったのは1991年でしたが、難しくなったといわれてはいたものの、今に比べればかなり簡単だったように思えます。また私達の直後はまたハードルが高くなって、なんだかうまいぐあいに滑り込みセーフだったような気がしないでもありません。

これもやっぱり運なのでしょう。

マレーシアのMM2Hも、昔は簡単だったのにねぇ、なんて話がでるようになるかもしれません。MM2Hに関する話題でいくつか日記を書いていますが、マレーシアに行く行かないは別にしても興味があるのならとりあえず取っちゃうなんてのも良いかもしれません。

ただ何度も繰り返しますが、MM2Hは永住権ではなくて、長期に滞在できる観光ビザだと捉えるべきだと思います。社会保障は一切受けられませんし、就労の自由も無いわけですから、MM2Hを永住権と同じように捉えるのは将来の危機管理に問題があるといわざるを得ないと思います(ジジババのロングステイは関係ないと思いますが)。

じゃぁ、永住権をどう取ればいいのだ?って話しになるわけですが、これを簡単にくれる国はフィリッピンぐらいしかないと思います。あとは選考対象にならないような国か。

ですからもし日本脱出したいと考えた場合、何も無いよりあったほうが絶対に良いわけですから、まずは取りやすいMM2Hを取得して、海外へ脱出する足がかりを作るという考え方は良いと思っています。

MM2Hは

○ 比較的簡単に取れる
○ 無条件で10年毎に更新できる(未確認)
○ マレーシアに住まなくてはいけないという規定がない。持っているだけでも失効しない。

おまけとして、マレーシアは

◎ 海外収入、金融収入に関しては無税。贈与相続税も無し。

こういうビザって世界的にもかなり珍しいはずで、なおかつタックスヘイブンと言っても良い税制で、マレーシア政府はMM2Hホルダーを一切保護してはくれませんがいつでも出入国は認めるという凄いビザ。持っていて損はないのではないでしょうか。

それと、MM2Hビザを取るのに業者を使わず自分で申請して取る方も多くいらっしゃいます。これはたとえ1円でも節約したいと言う考えがあるのだろうと思いますが、私としては「ビザに関しては『絶対に』ケチらない」という考えを持っています。

ビザとは命の次に大事なもので、これが無い限り世界中のどこにも住む場所がないわけです。ですから簡単なんだからとなめることなく、一発必勝で必ず取ると言う考え方は大事だと思っています。どの国のどんなビザでも、もし一度デクラインを食らうと再度申請してもややこしいことになるのが普通で一発必勝で狙うのが基本だと思います。

簡単だよ、私が個人申請を教えてあげるからという言葉には是非惑わされませんように。もし取れなかったら誰がどうしてくれるのか、どこかで引っかかって時間が掛かったらどうするのか、そこを考えるべきでしょう。また業者にもいろいろあるようですが、力のある業者は無理も利くのがこの業界。

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