いくつかご質問を頂いたのですが、それの返事は日記に書いたほうが良いと思うので(ネタが無いからだけどぉ)日記にします。
○ クイーンズランド大学に関して
留学生を商売上受け入れているだけの学校かというご心配があるようですが、クイーンズランド大学はオーストラリアの中ではGroup of Eight(グループエイト)と呼ばれる8つの上位校の一つで伝統ある良い大学だと思います。世界には大学世界ランキングなるものがいろいろありますが、それの真偽は別にしても東京6大学より常に上位にあるのが普通(東大は除く)。また現地の高校生から見ても簡単に入れる大学ではありません。またオーストラリアでは単位を持って学校間を移動する学生も多いのですが、このグループエイトの学校の場合、他校での成績と計算方法が違います。もちろん高く評価されます。これは大学院も同じ。
○ ブリスベンの水害
これって去年の水害の話ですよね?今年に入って水害の話は聞いたことがありません。去年の水害は確かに酷いものがありましたが、歴史的にもあんなのは過去に無かったようです。ただブリスベンに住む場合、あの水害がなかった地域を選ぶのは良いとは思います。
○ オーストラリア英語
オーストラリア英語って酷いよねぇ、なんて話を聞くことがありますが、この人って本当にオーストラリア英語を知っているのかな?って私は思います。多分、昔のクロコダイルダンディという映画を見たか、それとも田舎の年寄りの英語を聞いたのかもしれません。私はオーストラリアの標準語は非常に綺麗だと思っておりまして、アメリカ英語よりは品があって良いと思っています(アメリカ東部はOK)。かといってイギリス英語のように気取った感じもないし。ただ独特な発音があるのは確かでAはアイに近く、Iはオイに近い発音をする人(も)います。でもテレビでも普通のオージーと話をしていてそれを極端に感じることはまずありません。たまにいるって程度(田舎の人か年寄り)。 良く話しに出てくる I go to hospital today ですが、todayをトゥダイ(to die)と発音する人もいるので、病院に死にに行くという意味になります。オーストラリア英語というと良くこれが例に出てきますが、実際に聞き間違えるほど酷いケースって本当に稀だと思います。
でも方言が酷くて何を言っているのかわからない人も確かにいますが、それは日本と同じだろうと思います。少なくともブリスベンの大学で勉強していて、そんな強い方言を話すようにはならないのでご安心を。
発音ではなくて単語そのものが違うことで笑われたことがあります。タバコを消すという時に、オーストラリアでは消すをextinguishというケースがあります。これって我々日本人でもびっくりするはずで、消火?と思うんですね。まぁ、元はイギリス英語ですからアメリカとは単語が違うことはありますが、私としてはアメリカ英語の方がおかしいんじゃないの?って言うようにしています。彼らは自由に英語を変えましたから。^^
発音でも、例えば Water。アメリカ人はこれをワラーという人がいますよね。Laterはレイラー。これを若い人ならかっこいいとでも思うのかもしれませんが、私は汚い発音だと思います。オーストラリア英語ではウォーツァーって感じかなぁ。タじゃなくてちょっとツが絡む感じ。レイターもレイツァーみたいな感じでどちらもRの発音は無しです。これってイギリス英語もそうだと思うのですが、アメリカ的なへんな場所に曖昧母音を使ったり、そしてそれが強かったり、またRがしつこくて汚いアメリカ英語より私は好きです。
でも面白いのが、私の友人の娘でゴールドコーストで育ったのにアメリカ英語を話す子もいます。この辺は日本の方言と同じで自分で好きなように使い分けているんじゃないでしょうか。
どちらにしてもオーストラリア英語が酷いなんてのは何もわかってない人じゃないかと思いますよ。
以上です。