突然ヨメサンがどこか連れて行けと言い出した。
これって病気みたいなもので、なんら計画も無く、予兆も無く、突然この「どこか行きたい病」が出てきます。
どこに行きたいの?と聞くと「山」と答える。山ってどこかというと以前行ったスプリングブルックとのこと。
しかしですねぇ、今はまだ冬。春先と言うべきなのかもしれませんが、前回行ったのは10月で春から夏に入る頃。でも夜は寒くて一晩中暖炉に火を入れないと凍えるような場所。つまり今はもっと寒い。
寒いのはイヤだ。
どうせ寒いのなら雪があるとかそういう場所ならわかる。でもただ寒いだけの山に行ってどうすんだ?
ってな私の意見を言うと、じゃぁ、一人で行くと言い出す。
一人で行けるわけも無いのに・・・・・・
私としては代案を出さないとならないのだけれど、こんな中途半端な時期にどこへ行けば良いんだ?
ヨメサンはバヌアツでもいいわよ、なんて好き勝手なことを言うしぃ。
どこか近場でごまかしたい私。
ヌーサでも行くかな?
こんな時期にゴールドコースト在住の人たちって近場の旅行にはどこに行くんだろうか。
中途半端なところなら、じゃぁ飛行機に乗ってもう少し足を伸ばそうかと思うけれど、なんだか盛り上がらない。
そういえば、前回スプリングブルックに行ったとき、帰って来ましたとブログには書いたけれどリポートを書くのを忘れていました。
こんな場所。
森の中に建物があって、他の建物も見えず、本当に孤立というか遮断というか隔離というか、自然の中に放り込まれた感じで良いとは思うのだけれど、こういうのって愛し合う二人用なんですね。新婚さんが良く来る場所のようで、私たちが行ったときには若いいかにもナニの男性二人連れとか、ま、そういう人たちには最高の場所。
こんな感じで完全に隔離されている感じなのは珍しいと思った。完全に森の中。
ところが我々夫婦は、見つめ合えば噴出して大笑いになるか、余計な事を言って喧嘩になるか二つに一つしかないような夫婦で、今更愛を確かめるなんてことはあり得ず、ゆっくりじっくり話し合ったら、いつ別居しようかなんて話にもなりそう。(笑)
ヨメサンがどうしてここが気に入っているかと言うと、夜中に出てくる小動物たち。野生の七面鳥とかポッサムがベランダまで来て餌をねだるんですね。手の平から食べるほど慣れてはいないのだけれど、目の前で動物たちが餌を食べる姿が観察できる。
ヨメサンはこういう状態で何時間いても飽きない人。変わってるわ~。
だからなんなのさ、って動物に興味が無い私は思うわけで、またそんなのは一度経験すれば十分で、あの動物達に会いたいなんて気持ちは私には全く理解不能。
でもヨメサンは動物が大好きなんですわ。それは昔からなんですが、まさかこれほど好きなのかと思ったのは九州旅行で別府に行ったときのこと。去年だっけ?
その時にサファリパークに行ったんですよ。動物が放し飼いになっていて、人間は自分の車なり専用バスで見て走るあの手のところ。で、中には猫とか犬が集めてあるところがあって、そこで遊ぶヨメサンってまるで子供のようでしたっけ。やっぱり彼女の正体はターザンだと思いました。
ということは・・・・。ちょっくらネットで調べてみました。
オーストラリアにも動物園がある。でも行った事無し。どうせ・・って思いますもの。でもヨメサンは喜ぶかもしれない。どうも象とかサイ、ライオンやヒョウの様な猛獣の類に近寄ってナゼナゼできるオプションもあるようで、面白いかも。クロコダイルの餌付けとかショーもある。
サイとかコモドドラゴンとのツーショットを撮るなんて良い思い出になるかも。
あるいは、私も一度は経験してみたいと思っていた鯨を見に行くツアー。この鯨って目の前の海まで来て、多分我が家(借りているコンドの方)からでも望遠鏡で見ていれば見つかるかもしれないぐらい来るらしい。だからツアーもすぐ近くの波止場から出る船に乗るだけで、何時間も遠くへ行く必要なし。今は鯨の時期。
ハズレ(鯨が見れないこと)は無いっていうけれど本当ですかねぇ。結構酔うらしい。
あとは・・・・、何か動物がらみであるかなぁ。カランビンの野鳥は行ったし。
今、ヨメサンに上の写真を見せながら動物園はどうよ?と話したら、まぁ、盛り上がること盛り上がること。子供と一緒。(笑)
ここに決まりかな?