10年ぶりに以前通ったハイドロポニックス(養液栽培、水耕栽培)のショップへ行ってきました。なつかしい~。
カイワレやモヤシにしてもどうにか手抜きで放置して収穫まで行けるようなシステムを考えていたわけですが、それに必要な資材を買ってきました。なんてことはないトレイとバーミキュライト、そしてカイワレ用(発芽用)の栄養+ミネラル補給液、そして放置するということは水が悪くなる可能性があるので水質改善剤。
久しぶりなので、どうしてた?なんて話になったのですが、その中で気になっていたことを聞いてみました。再びハイドロポニックスを真剣にやるつもりはなくて、スプラウト(カイワレ)を中心にやろうと思っているんだけれど、発芽が揃わないとか、カビにやられる(蕎麦もやられて廃棄)とか話したところ、
「種はどこで買ってる?」と聞かれました。健康食品店だよ、と答えると笑っているんですよ。
なになに?と聞いてみると、スプラウトを馬鹿にしてはいけないとさ。(笑)
そもそも普通に育てる野菜や花の種は高いですよね。小袋にほんのちょっと入っているだけで何百円もする。こんな量でカイワレは作れませんから100mlとか500mlとか買うわけですが、それが栽培用ならすごい値段になるはず。でも健康食品店で数百円で手に入る。
まぁ、考えてみればおかしなもんで、数十粒で何百円もする種をその20倍以上の量を買って同じような値段なわけがない。
昔、片手間で作っていたカイワレ大根や芽ネギの種は、そういえば以前ブログで紹介したプロも使う種苗店からそれ専用のものを買っていたのを思い出しました。特にカイワレ大根は、普通は余った大根の種をカイワレ用として売るのだけれど、カイワレ大根用の品種もあると聞いて、それを指定して買っていました。
やっぱりそこに違いがあるのかな?
カイワレなんて発芽が1,2日ずれたら大きさが揃わないし、そんな種をプロが使ったら売り物になるのかどうか。もちろん育て方もプロは違うわけですが、種だってそこらにあるものを使うはずがない。
カイワレを作るのに温度管理じゃ水質管理じゃとやりたくないので、できるだけ簡単に手抜きで育てようと思っていますが、種だけはちゃんとしたものを手に入れたいと思いました。
で、聞いたところ、種苗の良いところがあると専門業者を紹介してくれました。
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ここの種子を試してみることにします。また日本からも取り寄せていますので、もしそれでも思ったように「手抜き」で育てられないようならきっぱり諦めることにします。いくつものカイワレの水換えを毎日2,3回やるなんて、私はそこまで凝り性じゃないですし。
どうにか、種を蒔いたら収穫まで放置、これを目指したいと思います。
ところで、グリーンマッペ(緑豆)のモヤシですが、全て収穫しました。
凄い量。(笑)
この育て方だとヒゲ根がペイパータオルに絡まるので、ハサミでジョキジョキ切って収穫すればヒゲ根を取る手間が省けますが、根っ子も思ったほど歯に絡みませんので、根付きでよいじゃないかという話になりました。そしてこの量。
見た目は悪いし太いモヤシじゃないですが(太くする為にプロはエチレンガスを使う)、もしかしたら市販物より美味しいかもしれません。モヤシのプロのサイトを見つけましたが、普通のモヤシはエチレンガスやその他いろいろ使うそうで、何も使わないモヤシはいまでは「幻のモヤシ」と呼ぶそうです。そういう業者はもう今はいないと。そしてそういうモヤシのほうが美味しいとのこと。
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さてさて、今日はモヤシの食べ放題。(笑)
赤ピーマンは焼いて皮を剥いて刻み、ネギは細切りにしてモヤシと混ぜ、冷蔵庫の中で余っていた適当なサラダドレッシングで和えたもの。まぁまぁ、美味しかったかな。ヒゲ根はまるで気にならず。
この量で一人前。
でもねぇ、育てる面倒臭さを考えると・・・・・・ですね。(笑)
とりあえずオーガニックでモヤシを作るのにエチレンガスもなんの添加物もないですから、安全なモヤシだとは思いますが、そもそも普通の市販のモヤシを危険だと考えていない私には過ぎた物でしかないかも。ただジュースにして飲むとなると大量に摂ることになりますから安全性はちょっと気になります。
青臭さも苦さもないし、水っぽさが無いし、市販のものより味が濃い気がするので(勘違いだろうけれど)、たま~~~~~~~になら作っても良いかも。
ま、何でもそうだけれど同じものばかりじゃ飽きるし、いろいろ作ってあれが美味しいの、これはマズイとか言いつつ楽しまないと長続きしませんね。