マレーシアに子連れ教育移住 関連動画

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BSジャパンのアジアンタイムズという番組です。7月6日放送。

アジアン・タイムズ 「子育て世代がマレーシアに移住…のなぜ?」


20140706 by dabo_gc

このブログでは「安易に考えないほうが良いんじゃない?」という見方で私の意見を書き続けていますが、最近、私の考え方も変わってきました。

何があるかわからないけれど、やろうと思ったらやるべき、という考えです。

この番組の冒頭で、実際にマレーシアに渡ったお母さん方が「来てよかった」と全員手を挙げる場面がありますが、まぁ、渡って数年程度で「こりゃだめだ」と思う事のほうが珍しいはずで、最初は子供が馴染めるのだろうかなんて心配してもそんなのはいらん危惧でしかなく、うまく行っていると感じるのが普通だと思っています。また、そういう子供の年齢ってあるんですね。

勉強も難しくなく、遊びの延長みたいな年齢、つまり小学校低学年で問題が出るほうがおかしい。でも高学年、あるいは中学になる頃にはいろいろ将来の問題が見えてくるし、また現実としての問題に直面するはず。放っておいても高校大学の年齢に誰でもなるわけで、その頃にどうするかというのを中心に考えて、では今どうするかという風に考えないと、小さい内を基本に考えていると大きくなってからの問題に対処できないことだけは確か。

大西さんもブログに書いていたけれど、学校が国際バカロアのプログラムを持っているから、じゃぁなんなんだってことでしかないし、学校ってのはどこでもそうだけれど「実績」が大事ですから新設校の場合は気をつける必要があるのは世界中どこでも同じ。

そういう意味で、同じ年齢の子供を持っている家族と近くなり情報交換をする傾向があるのはわかるにしても、本当に大事なことは、その国で子供を育て上げた経験を持つ人からの情報だってこと。また、自分の子供がどうなるかは、その地で10年20年育った他人様の子供を見れば想像はつくわけで、そこから反省点やあるいは真似すべきことを学ぶ必要があるはず。

でもま、どういうことになろうとそれはそれで良い経験だし、普通の移住もそうだけれど、3年毎に計画を練りなおして臨機応変で動けば問題はないんでしょう。ただ、3年毎に自由に動ける状態を維持するのが実は難しいんですね。ま、この辺も経験するしか無いわけで、もし泣く泣く引き上げることになってもそれまでの間、良い経験が出来たと思えばそれで良いし、心配ばかりして何もしないよりは良いと思っています。

基本は「3年程度の短期留学」で、それを中心に考えて、それを延長するならするというのが一番だと私は考えていて、親が会社もやめて日本を完全引き上げて皆で渡ってくるのだけは慎重に考えるべきだと思っています。短期滞在と移住・永住とは問題がまるで違うってこと。すくなくともマレーシアで永住ビザを取るのはほぼ不可能だし、就業の自由も社会保障を受ける権利も一生持つことが出来なくて良いのか、その辺も真剣に考えるべきだと思っています。長く住めば住むほど子供は限りなく現地人になることだけは忘れるべきじゃないですね。子供が現地人として生きることを選択する可能性も常に考えて親は計画を練る必要もあるんでしょう。子供がもしそれを望んでも現地人と同じ権利は持てないんですから。

マレーシアに限らず海外生活って意外に落とし穴がたくさんあって、その地に長い人に聞いてみればすぐわかるけれど、あれだけ盛り上がっていたのにいつのまにか消えていなくなったなんて人の数は半端じゃ無いんですね。帰りたくなればいつでも帰れるロングステイや親方日の丸の駐在さんとはわけがちがう。でもなぜ帰らなければならなくなったのか、あるいはもっと生活の楽な国に流れなければならなかったのかは聞かないお約束。もちろんそれが活字になることもほとんどない。初志貫徹出来た人には共通点があるのだけれど、それを話しても誰も耳を傾けない。これが面白いと思いますわ。

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