先日、肉骨茶を作りましたが、その時に肉を付けるためのソースも作りました。そのレシピは台湾の番組から拾ったレシピです。
大本のレシピは日本の家庭にはまず無い調味料を使っていますので我が家風にアレンジしましたが、これが「かなり」美味しくて、また肉にも魚にもでも合うし、炒め物にも使えるのが確認できました。
ですので是非興味のある方には作っていただきたく、動画を作成しました。必要な食材、調味料を合わせるだけの簡単な物です。
台湾風五味ソースとは私が勝手に付けた名前です(笑)。動画の中でこれには五味があると言っていた(はずです)のでその名前にしました。餃子に付けても美味しいと思います。
一応、大本のレシピでは
○ 香菜
○ ネギ
○ ニンニク
○ ショウガ
○ 中国醤油(あのドロっとしたやつ)
○ 砂糖
○ お酢
○ 辣椒醤(ラージャンジャン)
○ 甜辣醤(テンラージャン)
○ 花椒(ホァジャォ)
を使っていますが、我が家には
○ 辣椒醤(ラージャンジャン)
○ 甜辣醤(テンラージャン)
がありませんので赤唐辛子、豆板醤(トウバンジャン)、オイスターソースをいれました。また花椒(ホァジャォ)はかなり刺激が強いのでパス。砂糖もパス。オイスターソースが結構甘いのでそれで良いと思いましたし、旨味が加わる。それと米酒も入れました。
レシピ通りに作る必要も無く、自分に合った物を入れれば良いわけですが、これ、かなり使えると思います。もし香菜(コリアンダー)が嫌いな方はそれを入れなければ良いし、ネギを多めに入れると日本人に合いそうな感じ。
一昨日作った物を常温で放置しておりましたが、香りが飛ぶこともなく、また悪くなることもなく、多めに作って瓶に入れて冷蔵庫に保管すればかなり持ちそうです。
これ、良いと思うなぁ。お勧めです。
ちなみに、最近ユーチューブで海外のレシピを見るのが楽しみなのですが、中華も山ほどあります。見たことも聞いたこともない料理も多く、また日本でもお馴染みの物がありますが、日本とはちょっと違っていて「へーー、本場ではこう作るのか」なんて感心したり。ただ、私は中国語がわからないので正確に内容を知ることが出来ません。
ですので、番組中に必ず文字でレシピを書いている物。あるいはユーチューブの動画の下に出てくるDescriptionに中国語、英語で説明書きがしてあるものを見るようにしています。最初は何がなんだかわかりませんでしたが、塩だ砂糖だ、あるいはケチャップを彼らはなんと呼ぶのかは見ている内に覚えちゃいます。最初はその語句をGoogleで検索していましたが、写真を見るだけで、なんだぁ、これだったのかとわかることがほとんどです。で、そのうち、聞いているとわかるようにもなってきますから面白いです。ただ中国語もいろいろでちんぷんかんぷんのもあったりします。
また中華に限らず、世界中の料理の本格的な物から、家庭で簡単にできる3分クッキングみたいなものまでいろいろで、ユーチューブは料理好きにはアイデアの宝庫だと思います。そういうのを見てからフト日本のレシピや番組を見ると、ああ、日本って世界の中の小さな国でしかないんだなと思ったり。皆さんいろいろ作っていますが、結局似たり寄ったりなんですね。そういう意味で、料理の壁にぶつかっている料理好きの方は海外物は面白いんじゃないでしょうか。
プロのはもちろん面白いですが、素人のも国ごとに特色があってその国の食文化も垣間見れて楽しいです。見ていて「あじゃー」と思うことが多いのはやっぱりアメリカとかオーストラリア。面倒なことはしないで適当にぐちゃぐちゃと作る素人が多い。イギリスはイギリスで、結構真剣に作っているのがわかるけれど美味しそうには見えないし、盛りつけなんかどうでも良いと思っているのが伝わってきたり。でもさすがフランス人、イタリア人は違う世界だと感じます。家庭でもここまでやるか?というようなものも多いですし、手が早いのね。
プロのレシピでも、かつてフランスのミッテラン大統領専属のシェフだったなんて人の番組もあって、朝食で(高価な)赤ワインでポーチドエッグを作り、これがミッテラン大統領の好物でした、なんて紹介していたり。しかし本格的なフランス料理は別世界に感じます。こだわりが異常なほど(タコを一匹茹でるのに高価なワインを一本使ったり)ですし、芸術といって間違いがないものを感じますし、そういうものもユーチューブに紹介されているので興味が尽きません。
私はそのうち、行ったことも無い国の、食べたことも無い、ちょっと恐ろしげな料理も作ってみようかと思ったり(笑)。エジプトの家庭料理とかアフリカはどこぞの国の定番とか、そういうのもあって面白いです。
食とは文化そのもので、台所事情からその国を見てみるというのも楽しいです。