糖質をしっかり食べてみた

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極端な糖質制限を二ヶ月続けて、血糖値は常に低い状態を維持しています。食後でも120mg/dl程度。そしてダイエットとしても有効で、二ヶ月で13キロ痩せたのはいつも書いているとおり。

一段落しましたので、極端な糖質制限はお休みにして、少しずつ糖質を摂るようにしました。でも普通の食事に比べたらかなり少ないです。

本来、そんな食事でも血糖値は上がってしまうから糖尿予備軍と呼ばれるはずなんですが、思ったほど血糖値が上がらないんですよ。もしかしてもう予備軍でもなくなったのかな?なんて内心ニヤニヤしていたのですが、本日、もっと多めに糖質を摂ってみました。

糖質の量としては私の普通ではなくて(笑)、一般的な普通の量でしょう。細かく計算はしていませんが、60グラム以上は食べたはず。内容は緑豆春雨を一人前。韓国風海鮮野菜炒めなのですが、糖質が高いタマネギ、ニンジンをたっぷり入れました。そして辛いコチジャンですがこれにもかなりの砂糖が使われています。

楽しみにしていた1時間後の血糖値ですが、162mg/dlでした。

うーーむ、この数値をどう読むのか。私としてはもう少し低ければ\(^_^)/だったのですが、ちょっとがっかり。糖質を摂りすぎたわけでもなく、健康な人なら150以下のはず。

血糖値の上がり方の違いのわかりやすい図がありました。

s_after_meal_il003(出典:テルモ「健康康ガイドより)

がっかりしながら1時間半後に測りましたら140にまで下がり、二時間半後(二時間後は測るのを忘れた)にはなんと88まで下がっていました。この88という数字は未だかつて見たことの無い低さです。

つまり、食後の血糖値は若干高かったかもしれないけれど、その後の下がり方は健康な人と全く同じと言って良いはず。また今までの血糖値最低記録の88という数値を食後二時間半後に出したと言うことは、インスリンがしっかり働いたという証明だと思うのです。血糖値が上がったからインスリンが分泌され、それにしっかり身体が反応した。

もし1時間後の血糖値が150前後だとすれば\(^_^)/\(^_^)/\(^_^)/ですが、ま、162という数値は糖尿病の予備軍(境界型)どころかちょっと高めの普通の血糖値って感じかもしれません。もちろん数値的には「正常値」の範囲のはず。

多くを求めてはいけませんし、糖質制限だってやったのはたったの3ヶ月。かなり厳しい糖質制限をしたのは2ヶ月間だけですから、話が出来すぎかもしれませんね。

ただ血糖値を測るときに考えないとならないのは、「自分の中にどのくらい糖分が蓄えられているか」ということ。糖質を摂るとそれが消化され血中に入り体中で消費、取り込まれますよね。そして余った分の糖分(グルコース)は肝臓でグリコーゲンに変えられて蓄えられる。これが普通の身体で起きていることのはずですが、もしこのグリコーゲンの蓄えが無い状態で、糖質を多く摂っても血糖値が大きく上がったり、上がったまま下がらないようなことは起きないと想像します。どうなんでしょうか。

でももし肝臓のグリコーゲンがめいっぱいだとしたらどうなる?ま、通常は溢れた分が脂肪に変換されて溜まるわけですが、糖質は身体の中で行き場が無い状態になっていると考えて良いのでは無いでしょうか。だから脂肪に変換されるわけで、糖質が十分に無いのに脂肪に変換して貯蔵するとは考えられません。

ま、素人が何を想像しても意味はないのですが、私の場合は、今回のように血糖値が大きく上がらず、また下がるのも早かったのはそれだけ「体内の備蓄がなかったから」かもしれないと疑っています。

これは満更外れていないだろうと思っていまして、血液検査をするときには、必ず「前の晩は普通に炭水化物を食べてきてください」と言われるのも同じ理屈だと思うんですよ。身体の中の糖質が減っていれば、次の日の朝の「空腹時の血糖値」も低くて当たり前ですし、ブドウ糖負荷試験も同じでしょう。

さて、私の身体の中はどうなっているのかさっぱりわかりませんが、本当に血糖値は上がらなくなっているのか、すぐに下がるのかは「普通に炭水化物を摂る食生活」をして初めてわかることで、糖質が空っぽなのに久しぶりにちょっと多めの糖質を摂って、たいして上がらなかったなんて喜ぶのはアホですよね。

多分この生活を数日続けてグルコース、グリコーゲンも溜め込んで、そしてラーメンを食べてみればはっきりするかもですね。もちろんスープも全部飲み干す。(笑)

うっしっし、楽しみが出来た。

でもまさか、これで体重が数キロ簡単に戻っちゃったなんてことがないと良いなぁ。

でも何度か書いていますように、体内に糖質が十分にあると身体の水の保有率が高くなるようで、2,3キロの体重が増える可能性は大。

逆を言うと、低糖質ダイエットを始めるとすぐに2キロぐらい減るのは水分が減るからということ。

どうなりますか~~~。

でもま、見えてきたことは、人間は必要以上、蓄え以上の糖質を摂ったらデブになるということですね。これはカロリーがどうじゃとか、野菜なら大丈夫とかそういうことじゃ無くて、あくまで「炭水化物(糖質の意味)」をどのくらい摂ったかということだと思います。

だからご飯を半分にしたとか、玄米に変えたとか、そんな程度でも身体は大きく反応するんでしょう。

一般的にはすぐカロリーの話になりますが、「炭水化物」という伏兵がいたのがはっきり見えてきたような気がします。たいして食べないのに太る人っていますが、もしかしたら炭水化物の比率が高いのかもしれませんね。で、本人はそれに気がつかず、カロリーのことばかり気にしているとか。 (笑)

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