久しぶりに黒豚を買ってきた

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オーストラリアでも黒豚を売っているのか?

答えはイエス。

黒豚の原産はイギリスのBerkshire。

Adelaide_champion_Berkshire_boar_2005出典:Wiki:Berkshire Pig

でも日本の黒豚は産地によって掛け合わせがあるのでいろいろ。でも基本はバークシャーで一緒。

でもオーストラリアではKurobutaとかBlack porkと呼ばれることもなく、またBerkshire種であるのを全面に出して売っているところもない。つまり、日本で言う「黒豚」人気はオーストラリには無い。

美味しくない?

さぁ、どうなんでしょうか。私の舌では大きな違いがわかりません。というか、種が問題ではなくて育て方が大事だと思っていますから、Berkshire種だったら美味しいなんてことは無いのでしょう。

また前に何度か書いていますが、普通の白い豚って紫外線に弱いから戸外、放し飼いは出来ないと肉屋に聞いたことがあります。ただ、これの真偽はわからず。

ですから、今流行りの「フリーレンジ」だのと自然の中で育てるには、おのずとバークシャー種を育てることになるんですね。で、そういう育て方をするのなら、ついでにオーガニックということになる。

つまり、「黒豚は美味しいですよ」というのはキャッチフレーズにはならなくて、「安全・安心な豚」としてでなくては売れない。つまり、黒豚とかBerkshireとか肉屋は言わなくても「フリーレンジ」「オーガニック」は黒豚だと思って間違いがないと思います。

でも日本でなぜ黒豚が流行かといえば「美味しい」からであって、それはそういう育て方をしているからでしょう。でもオーストラリアでは「安全安心」に注目しているわけですから、「黒豚=美味しい」は関係ないのかもしれませんね。

ま、それでも久ぶりにオーガニック専門店(ここをクリック)で買ってきました。

ショルダーが欲しいとはっきり言った所、大きな塊を持ってきまして、それには足もついていたのですが、ショルダーのトップの部分だけ切ってもらいました。その下の部分は肋骨がある部分ですから、そこだけ切り出せばショルダーではなくなりますが、普通、ショルダーブロックというとその肋の部分、つまりバラ肉もくっついてくる。

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この店に行ったのは何ヶ月ぶりですが、店員に「お前は前に背脂を欲しいと言っていた人だよね?」と聞かれ、「イエス」と答えた所、「お前のために背脂を取ってある」と冷凍庫の中から取り出してきました。そしてなんと、私の名前まで覚えていた。不思議~。

背脂。分厚くていい感じ~~。黒豚の背脂です。400グラムぐらいあったかなぁ。

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これで30ドルですから、そんなに高く無いじゃんと思ったのですが、肉をよくよく見ると骨が凄い。切り分けてみたところ。肉は1.2キロ程度でした。骨が600グラムぐらいで皮とか使いたくない脂肪が230グラム程度。

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ですから、肉だけ30ドルで買ったとなると、キロ25どるですから結構高いんですね。普通の豚の5割増しぐらいの感じ。

でもこれをミンチにしたんです。細かく切り分けて冷凍庫に入れて半冷凍にします。そすると簡単にフードプロセッサーで細かく出来ますから。半冷凍にしないとかなりの確率でブレードに絡みつきます。

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これはほとんど脂身がないですから、これと一緒に買った背脂の一分を足してミンチにしました。

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袋に小分けして冷凍しますが、ほぼ1.5キロでした。それを500グラムずつに小分け。

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価格ですが、1.5キロで30ドルと考えれば1キロ20ドル。これは前からやっていた(普通の豚の)ショルダーブロックでミンチを作るのと比べると2割ぐらいの価格差しかありません。

ですから、ま、こんなものかと。肉も背脂も黒豚ですから。そして背脂はまだ半分しか使っていませんし、写真にある皮はこれも冷凍し、小籠包でも作るときに煮込んでゼラチンの抽出(これは小籠包には絶対に必要)ができますから。そして骨は当然スープを取りますから、決してそんなに高いものじゃないかもしれませんね。

問題は味ですね。普通のミンチよりは間違いなく美味しいのはわかっていますが、普通の豚のショルダーと比べてどうなのか・・・・。それはまたそのうち。

 

 
    

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