私の実際食べている「糖質制限食」

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糖質制限のことや調理実験のことをかなり頻繁に書いていますが、では私自身、日頃どんな「糖質制限食」を食べているかははっきり書いたことはあまりありません。

調理実験はあくまで調理の実験であって、基本的には糖質制限を考えないで作っていますし。

日頃、「糖質制限」を考えて食べている食事はこの手のものです。

これを見て、「これで糖質制限になっているのか?」と思う方が多いんじゃないでしょうか。

その通りで、これは決して「厳しい糖質制限食」ではありません。でも(今の)私にとってはこれで「十分」な「糖質制限」になっています。

この料理では「厳しい糖質制限」ではご法度のものがかなり含まれています。

○ フライの衣(フライの具は鶏のささ身)
○ ケチャップ
○ スープの中の少量のジャガイモ、ニンジン
○ 小さなマフィン (笑)
○ クラッカー

これを食べたあと、1時間後の血糖値は125mg/dl程度です。これって健常者と全く変わらないレベルじゃないかと思っています。どうでしょうか。

以前ですとこの程度で血糖値は160mg/dlぐらいまでにはなりましたので、随分変われば変わったものです。

ただ、糖尿病の方ですと、これでも200近くには行くのかもしれませんね。糖質は30グラム程度はあるはずですから。

この程度の「糖質制限」なら私は全く問題がなくて、ご飯が欲しいとか甘いモノを食べたいとか一切思いません。

でもきっと「自分も糖質制限をしなければならない」と考えている人はこれを見て「これじゃ無理。我慢できない」って思うかもしれませんね。だからこそ「糖質制限が必要」であり「デブ」なのかもしれません。(笑)

まずはこの程度の糖質制限食にするというのも一つの手ですが、私としてはやっぱり「厳しい糖質制限」を経験するのが良いと思うんです。本来の「糖質制限」とはどんなものであるかを知るのは非常に良いと思いますし、また、それを3日(3日で十分)続ければ、嘘みたいに血糖値が下がるのを経験するはずなんですね。

私はその体験が大事だと思うんです。血糖値が高くて悩んでいる方々は多くいるはずですが、「血糖値を下げるだけ」なら簡単にできるという「事実」を知ることが大事だと思うからです。

もしそれを続けても糖尿病は治らないかもしれませんが、血糖値を低く抑える方法があるというのを体験することは非常に大事で、それが決して難しいことではないのがわかれば、常時低く抑えることによって「動脈硬化」や「合併症」から逃れることが出来るのかもしれませんから。

この辺りは医師でもない私にはまったくわかりませんし、糖質制限をすることのデメリットもあるはずで、誰にとっても良いとは思ってはいないものの。一度は経験してみるのも良いと思うのです。また糖尿病ではなくて、私みたいに長年「予備軍」だと脅かされ続けた人は少なく無いと思うのですが、これを機会に「予備軍とはおさらば」することもできると考えています。

私はおさらば出来たと思っています。

でも天丼の大盛りじゃラーメンご飯なんか食べようものなら恐ろしい血糖値にはきっとなるんでしょう。そしてそれがなかなか下がってこないというパターンが私のケースでした。でも今は「そういうバカ食いはしない」という習慣を持つことが出来ました。

それは「何を」「どの程度食べると」「どうなるのか」がわかったからなわけで、「気を使えば」血糖値を低く保てるという確信が出来たことと、もしもっと低く保つ必要があるのならどうすれば良いのかもわかるようになったから。

そして今、この程度の食事なら血糖値を全く気にしないで食べられるようになったから。

自分の血糖値を自分でコントロール出来るという自信が持てたということ。これが「予備軍」から開放される条件だと思うのです。

なぜそれが出来たのかは簡単で、血糖値を計る器械を買って、いろいろなケースでの変化を計ってみたから。ただそれだけなんですね。ややこしい理屈なんかどうでもよくて、計り続けていれば何をどう食べればどうなるのかなんてことは簡単にわかるようになるんですね。

でもこれも血糖値を計る器具がなかったら、いまだに「これを食べても大丈夫かなぁ・・」「食べないほうがよいんだよね」なんてやっていたろうと思うんです。

糖尿病って本当に怖いと思います。合併症も半端じゃない。

でも血糖値を計るという習慣を持っただけで、私はその恐怖から開放されました。ただし、血糖値を低く保っていても糖尿病になるとか、合併症が出るとなったらお手上げですが。(笑)

このブログの読者から、糖質制限を考えて食事を作っていたらご主人の血糖値がかなり改善されたというコメントを頂いたこともあります。

皆さんも一度真剣にやってみたら面白いと思います。いかがですか?

 

 

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