1 一ヶ月以上まえに圧力鍋が壊れた。まだ買って1年以内。Tefal Acticooker 6L。
2 販売店に連絡をする。
3 近所の提携している修理専門の会社に連絡を取り、修理してもらえと。まだ保証は残っているのは確認。
4 近所の提携会社に壊れた圧力鍋を持ち込む。
5 部品はなく修理不能なので、販売店に連絡を取り「返金」してもらうようにとの連絡。
6 返金してもらえるように販売店に連絡。
7 販売店は「部品はある」と返事。
8 修理会社は「部品はない」と返事。
9 Tefalに直接電話をしたら「販売店を通せ」と。
10 販売店は修理会社に連絡をとれと。
どうすりゃいい?
日本だとこういうやりとりって販売店なり修理する会社が内部で処理しますよね?
彼らの内部の矛盾のしわ寄せが消費者に来るなんて考えられませんよねぇ。
でもこんな感じで呆然とすることは何度かありました。
今までで一番酷かったのは、家の電話回線がおかしくて電話会社に連絡をしてその会社の修理担当員が修理に来たのですが「私には直せない」と帰ったんですよ。
じゃぁ、どうすれば良い?と聞いたら「カスタマーサポートに電話をしろ」と。
でもねぇ、元々カスタマーサポートへ電話したからあんたが送られてきたんじゃないの?
こんなことを言っても駄目なんですよ。彼はカスタマーサポートでもないし、自分では直せないし、どうしようもないと言う。
バカヤロー-、会社に電話して、直せないんだけれどどうするべきか指示を仰げ~~~~。
でもね、こういうサービスマンって電話会社と提携している社外の契約技術者なんですよね。だから彼に直せないとなれば、彼はもうどうしようもないってのはわかるんだけれど、電話会社の技術部に連絡をとってどうにかするとか、そういう面倒なことはしないのね。
なぜ?
答えは簡単。自分には一銭の得もないから。そして自分に責任もないから簡単に逃げちゃう。
今回の圧力鍋も同じ理屈でしょ?
考えられる私がすべきことは、販売会社も修理会社もどうにもならないから助けてくれとTefalに直接連絡をして、部品を送ってもらうこと。
でもTefalは販売会社を通してくれという。そうじゃなければ保証は受けられないと。
面白い国だ・・・・・・・・。
だからこの国では高いものって怖くて買えないんですよ。安物を買って、壊れたら捨てるという習慣がいつのまにか付いちゃいました。
この圧力鍋も65%オフだかなんだか、かなり安く買えて代金は160ドルぐらいだったんです。
壊れた時点で「やっぱりね」と笑いながらゴミ箱に放り込んだ方がよっぽど精神衛生上良かったと反省しています。(笑)
でも修理会社の窓口(?)の女性に泣きついたんですよ。そうしたら彼女が「連絡をとって確認してあげるね」と優しい言葉。
でもこれも信用出来ないんですね。そういう風に「言うだけ」ってのも良くあるパターンで、あとで「どうにかしてくれるんじゃないのか!」なんていうとどうなると思います?
「It’s not my fault」
っていうのね。私のせいじゃないと。
この言葉、この国で何度聞かされたことか・・。「我が社」っていう発想がまるでないのね。できないものはしょうがないという理屈が通る国。
こんなことでオーストラリアはTPPに参加して大丈夫なの?日本の企業に全ての業種で負けちゃうよ? (笑)